だんだんと暖かくなってきた。
僕らは、原っぱの真ん中でビールを飲んでいる。
「ねえ。
嫌な気持ちになったらどうするの?」
少女が空き缶をへこませながら聞いた。
きみはどうするの?
陽射しが眩しくて彼女の顔が光で滲んだ。
わからないけれど
よい大人は神様にお祈りしたり、懺悔したりみんなに優しくしてあげるんでしょう?
クーラーボックスの中の、いちばん冷えたビールの缶を探しながら僕は答えた。
ぐっすり眠る。
それだけ?
少女が不審そうに僕を覗き込んだ。
僕はよい大人じゃないし、眠って夢をみたほうがましなんだ。
嫌なことも忘れるくらい呆れた夢を見るんだ。
少女が呆れた顔で
ふーん。あなたに訊いたの間違いなのか正しいのかわかんないわよ。
と呟いた。
正しいことも間違っていることもどうでもいいんだ。
ぐっすり眠るのね?
そう。
陽射しが暖かい。
やがて
暑くなる。
僕らは、原っぱの真ん中でビールを飲んでいる。
「ねえ。
嫌な気持ちになったらどうするの?」
少女が空き缶をへこませながら聞いた。
きみはどうするの?
陽射しが眩しくて彼女の顔が光で滲んだ。
わからないけれど
よい大人は神様にお祈りしたり、懺悔したりみんなに優しくしてあげるんでしょう?
クーラーボックスの中の、いちばん冷えたビールの缶を探しながら僕は答えた。
ぐっすり眠る。
それだけ?
少女が不審そうに僕を覗き込んだ。
僕はよい大人じゃないし、眠って夢をみたほうがましなんだ。
嫌なことも忘れるくらい呆れた夢を見るんだ。
少女が呆れた顔で
ふーん。あなたに訊いたの間違いなのか正しいのかわかんないわよ。
と呟いた。
正しいことも間違っていることもどうでもいいんだ。
ぐっすり眠るのね?
そう。
陽射しが暖かい。
やがて
暑くなる。