柴犬多頭飼い コクマチャどん

コロクロ日記で07年に開設したブログ。15年から『コクマチャ日記』、さらに24年から『コクマチャどん』になりました。

多頭飼いしてみて その2 (2頭飼いを始めた 寄り添うふたり)

2015-07-12 08:30:08 | 多頭飼い

多頭飼いの楽しさと難しさをいろいろ経験して、それをまとめようと思ったけれど、いざ書こうとすると何から書いたらいいのか迷う。 多頭飼いして良かったこと、大変だったことからにしようかとも考えたが、2頭・3頭…と増えていった順にいろいろ思い出しつつ書いていこう。

前回の紹介にも書いたように、コロは外に出ることをすごく怖がる犬だった。かわいそうなくらいの怖がりようだったので、獣医さんと相談してお散歩はやめることにしたのだが、お外は怖いだけじゃなく楽しいこともあると経験させてあげたいという思いがどんどん強くなった。パパは犬を飼うのは初めてだったが、犬を飼うなら柴犬で名前はコロと小学時代から決めていて、その子といつか一緒にお散歩することが夢だったのに、現実にはお散歩できないという残念な状況になっていた。そういうこともあって、もう1頭いればコロもお散歩できるようになるかもしれないと思い2頭目を迎えることにした。 (お散歩に行き始めた頃のコロ。外に出しただけでシッポがダラダラで不安そうな顔

そして、2頭飼いを始めたのはコロが1歳9ヶ月、クロはまだ2ヶ月になっていないときだった。初めて会ったコロに臆することなく向かっていたクロは、なかなか気の強そうな子かも…と当時は思っていたが、今考えると、ただのパピーらしい元気ッコというだけだったんだと思う。

一緒にさせようとするとすぐ下の写真のようになり、怪我をしたらどうしようと心配になって、フリーの状態で5分以上は見ていられなかった。 それが1ヶ月くらい続き、多頭飼いは無理だったのかと悩んで、電話帳でみつけたしつけ教室に電話してみた。 すると2頭の様子を見に来てくださり、「コロちゃんは上手に下の子の相手をしているだけで怒っているわけじゃないし、クロちゃんもまだ赤ちゃんでいろんなことがわかってないだけだから大丈夫。一時間くらい手を出さずに見守ってください」と言われた。ガウガウしているように見えるふたりを離したくてハラハラしていたが、すぐにふたりが落ち着き始めた。今までは、私が落ち着く前に2頭を離してしまって、落ち着ける時間をつくるチャンスをなくしていたのだ。(本当に危ないかもと思える状態は、3頭飼いになったときに体験することとなる

今回、この記事を書くにあたって昔の写真をいろいろ見ているうちに、↓のような写真を何枚もみつけた。 この姿は、パピーのチャロを迎えたときに、毎日のようにマロが下になって遊んであげていた姿と同じだ。 コロたちのときには気がつかなかったが、あの当時もコロが下になってパピーのクロを遊んであげていたんだなと今になって思う。

マロとチャロも仲が良く、ドタバタ転げ回って遊ぶことが多いが、ふたりで寄り添って寝たりくつろいだりすることはない。しかしコロクロは、小さい頃からくっついていることが多かった。ベッドが2つあっても、1つの中に一緒に入ったり…

並んで外を眺めていたり…

隣同士でベーグルになったり…

好き好き~ってしながら寝ていたり…

ここまでのくっついている写真はコロが2歳になる前のものなので、ちょうど今のマロと同じくらいの歳。 しかし、あらためて写真で振り返ると、この頃からコロは落ち着いていて、お母さんのようにクロに接していたんだなぁと思う。 赤ちゃんだったクロも、コロのことを本当のお母さんのように思って安心してくっついていたんだろう。お互いが信頼しあっていて、そばにいることが一番の幸せだったんじゃないかと思う。

そんなふうに過ごしてきたふたりは、大人になっても寄り添って寝ていることが多い。 そんな姿を見ていて、多頭飼いってなんて素敵なんだろうと、いつもそう思っていた。 

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