柴犬多頭飼い コクマチャどん

コロクロ日記で07年に開設したブログ。15年から『コクマチャ日記』、さらに24年から『コクマチャどん』になりました。

多頭飼いをしてみて  その1 (4ワンの紹介)

2015-07-09 09:06:04 | 多頭飼い

長女のコロを迎えたとき、10年後に4頭飼いになっているなんて全く想像しもしていなかった。 そんな我が家が、血縁関係の全くない4頭飼いをすることになった理由、多頭飼いの楽しさや難しさなどを、自分の記録として、また多頭飼いに興味のある方へのひとつの参考例として、少し書いてみたい。 (飼い主やそれぞれの犬の性格、相性、生活環境などによって、多頭飼いしている方の数と同じだけの、いろんなパターンがあると思います)

たまたまこのブログに来てくださった方へ、わが子たちのご紹介。

長女 コロ (05年3/14生まれ) はじめてのお散歩の時に暴走族と出会い、お外恐怖症になる。リードを見るとトイレシートに走り、オシッコもウン○もすませ、お仕事はすませたから外には行きませんアピールをし、そのあとは逃げ回る。 それでもなんとか外に連れ出してはいたが、大きい音の車が横を通ると気絶してしまうようになった。獣医さんに相談すると、そんなに怖がっているのなら外に出さない方がいいということで、ほぼ室内で生活する犬になった。 そのせいか、外に対する適応能力に欠け、車だけでなく人やいろんな音にもすごく敏感である。次女のクロを迎えたあと、何年かかかったがお散歩のできる犬になった。 ただ、今でもお散歩中は緊張していて、苦手な音が聞こえたりするとパニックを起こすことがある。海・川・プールなど水遊びは大好き。 ビビリなところ以外では、穏やかな性格で下の子たちを優しく見守るお母さんのような存在。 2階で完全フリー生活。 下の部屋ではチビたちが暴れている事が多く、ゆっくり寝られないため、下にいてもすぐに2階に戻る。

次女 クロ (06年11/8生まれ) お外に行けないコロに仲間がいたら、一緒にお散歩ができるようになるかもしれないと思い迎えた子。元気いっぱいで明るい性格。 甘噛みも全くなく手のかからない子だった。オモチャの破壊はすごかったが、特に困るようなイタズラをすることもなかったので、生後4ヶ月くらいからコロと一緒に、ケージなしのフリーの生活をしている。コロとは親子のようで姉妹のようで…という感じで、とにかくとても仲がいい。 のんびりしていてお気楽な性格のようだが、とても繊細。甘えん坊でヤキモチ焼きでもあったため、マロが来て数ヶ月はストレスによる血便や嘔吐があった。 チャロが来てからは、マロが絡んでこなくなったのでホッとしている。下の子たちが調子に乗るとマジ怒りをするが、元気のない子がいるとそばに寄り添って寝てくれたりする怖くて優しい親分的な存在。 1階だったり2階だったり、飼い主のあとをついて移動。 家の中のどこででも自由に過ごしている。 

三女 マロ (13年10/18生まれ) 一生犬がいる生活がしたいと思っていたが、人の平均寿命は延びても健康寿命の平均は70過ぎくらいと聞く。同居していた義父母はもう亡くなったが、現在一人暮らしをしている父は、体のあちこちに故障が出てきていろいろな病院通い。母は60過ぎた頃にアルツハイマーになり、父がずっと介護していたが70くらいから施設での生活をしている。一生犬のいる生活をしたくても、まだまだ長生きしてほしいコロたちを見送ったあとに次の子を迎えていては、その子を見送るまでに自分が元気でいられるかわからない。 いろいろ逆算して考えると、自分にとっての最後の子を迎えるなら今かもしれないと思って我が家に来ることになったのがマロ。 が、気性が激しく興奮しやすい性格だったため、静かに生活してきていたシニアたちの生活が一変。先住犬2頭だったときには全く感じなかった、多頭飼いの難しさを痛感することになる。とにかく暴れん坊で、思い通りにならないと噛んできたマロ。子どもの頃から犬のいる生活をしてきた私だが、はじめて犬を怖いと思ったほどだった。パピー教室、パピーケア、幼稚園、いろいろ通ってみたもののしつけがうまくいかず問題が多く悩みの種だったマロだが、人が大好きで愛想がいいため、近所の方からは4頭の中で一番可愛がられている。 ほぼ下の部屋で生活。 寝るときと、長時間の留守番の時、興奮したときはケージにイン。

四女 チャロ (14年11/14生まれ) 1年たってもなかなかシニアたちとうまくいかないマロだが、ドッグランでは他の子たちとよく遊べる子だった。(現在は、ランにボールなどのオモチャがあったりすると興奮して放さなくなるので、オモチャがあるときにはランに入れないようにしている) マロが1歳になった時、柴友会に参加した。そのとき、パピーちゃんと上手に遊んであげていたのを見て、年の近い遊び相手がいれば、シニアたちにも静かな生活が戻り、マロも有り余るほどのエネルギーを発散できるんじゃないかと思い、4頭目を迎えることにした。それが末っ子チャロ。 マロと遊ぶときは激しいけれど、そのとき以外は穏やかな性格。 クロが小さかったときと同様、甘噛みもイタズラも拾い食いもオシッコの失敗もなく、手のかからないおとなしい子。 人(特に男性)のことはなぜか怖いらしくちょっと苦手だが、ワンコにはフレンドリー。 天真爛漫で、かなり個性的な姉たちともそれぞれうまくつきあっていけるチャロは、上の子たちから可愛がられている。 マロが来てから悩んでばかりの日々だったが、みんなをまとめてくれた天使。 寝るときと飼い主が留守の時は2階のチャロ・スペースで、飼い主が家にいるときは、下でマロとドタバタ過ごしている。

こんな4柴娘たちの、2頭だったとき、3頭になったとき、そして現在に至るまでを少しずつ綴っていこうと思います。  

コメント (20)