柴犬多頭飼い コクマチャどん

コロクロ日記で07年に開設したブログ。15年から『コクマチャ日記』、さらに24年から『コクマチャどん』になりました。

多頭飼いしてみて その6 (真ん中と下の子の関係が少しずつ改善される)

2015-07-31 06:51:24 | 多頭飼い

マロは、うちの子になってしばらくは下の和室にいたが、先住犬たちと慣れさせたくて2階で生活させた。が、ケージから出たくてギャンギャン鳴いてばかりだったし、クロもイライラするし、6月くらいからはコロがその前を通るだけで怒ったように吠えまくるので、結局1階のリビングにケージを置き、マロは1階でコロは今まで通り2階で生活するようにした。(写真はリビングに引っ越したマロ)

赤ちゃんの時、自分のことを守ろうとしてくれていたコロに対して、どんどん強気になっていったマロ。室内で同じ空間にいるのは難しかったので、いっそマロの遊び相手にもう1頭迎えて、シニアとチビとの生活を完全に分けようかと考え始めていた。マロは年の近い子とはよく遊べていたということもあったので。(↓の写真は月齢が近いお友達、ゆずちゃん。パワー溢れるふたりは仲が良く、疲れ知らずで遊び続ける)  4頭目についてなんとなく考え始めていた8月頃、マロと年の近い柴ちゃんの里親さんを探しているとの話が舞い込んできた。(そのときの記事は→【こちら】) 結局、相手のワンちゃんがうちの子たちを完全拒否だったので流れてしまったが。

 

マロが幼稚園に通ったのは7月の初め~3ヶ月間。 マロは幼稚園が大好きだったし、正直なところ私ももっと通ってほしかったけど、その3ヶ月間だけでも大変な出費だったので卒業。それはマロがもうすぐ1歳という頃だった。幼稚園を卒業するとき、「マロちゃんのようにエネルギッシュな子は、長距離散歩をしたり、疲れるくらい十分遊ばせてあげることで、体と心を満足させてあげることが大事。 興奮すること自体が悪いわけではないが、興奮したときにいかに早く落ち着かせるかが大切。そのため、オスワリ、フセ、マテを徹底させること」という助言をいただく。また、上の子たちとの関係では、「本当にうまくいかない場合は一緒にお散歩すらできないから、外でなら遊べるという状態なのであれば、マロちゃんが大きくなって落ち着けばきっと大丈夫」と励ましていただく。

卒業時が10月ということで真夏も終わり、お散歩するのにいい季節となってきたので、どんどん3ワンを連れて出かけることにした。 外では問題もなく一緒に歩いたりできるのに、室内では相変わらずなかなかうまくいかない。特に、マロが2階に来て傍若無人に走り回ると、クロもすごく腹が立つらしい。コロクロは小さい頃からずっと2階で過ごしていたから、2階は自分たちのテリトリーという意識もあるんだと思う。

3ワンの散歩に出かけるだけでなく、有り余るほどのパワーを持っているマロを、せっせと会員制ランに連れて行き走らせていた。 ここのいいところは、2頭以上いるときはトラブルを避けるためボールなどのオモチャが禁止だったこと。 マロはオモチャへの執着心が強いので、ここでは安心できた。

3ワンの関係がなかなか落ち着かないまま、10月には1歳の誕生日を迎えたマロ。 コロクロに対しては、誕生日や家族記念日が来るたびに「うちの子でいてくれてありがとう」という感謝の気持ちでいっぱいになるのに、マロの1歳の時の記事(→【こちら】を読み返してみると、「可愛かったパピーの頃の写真を見ながら、デビルにもこんな可愛い天使の時期があったのねと懐かしみたいと思います」とか「まだまだ困ったちゃんではあるけれど、元気いっぱいに育ってくれてありがとう」と書いてあり、健康で過ごしてくれたことには嬉しく思っていたけれど、家族になった事への感謝の気持ちは書かれていない。マロには申し訳ないけれど、当時の私の素直な感情だったんだろう。

私は1階にいることが多いためクロも下にいる時間が長く、冬になると自然にクロマロの距離が縮まっていった。クロが『無になること(?)』を覚えたため、マロが暴れても怒らなくなっていったこともある。しつこいマロを鬱陶しがっていた秋頃は、しばらく我慢していてもそのうちイライラして怒り出していたが(そのときの動画→【こちら】)、 12月頃には、どんなに近くでマロが暴れてクロにぶつかったりしても、完全無視を決めていた。なので、マロも暴れたいだけ暴れるとそのうち静かになっていった。

 

この頃マロは、クロに数回『喝 !』されているので、クロの方が自分より上ということを完全に認識していた。 なので、これ以上やると怒られるというライン引きがちゃんとできるようになっていて、クロの前では落ち着いていることも多くなった。 そして、クロからマロのそばにいくことは全くないが、マロはよくクロのそばに行くようになっていった。

12月に参加した柴友会で4ヶ月のパピーちゃんと上手に遊んであげていたマロ。この姿を見たとき、再びマロの遊び相手に年の近い子かパピーちゃんを迎えたいという気がわき上がっていた。 相変わらずコロに対してはとても強気で、コロはマロを怖がるようになっていたので。 しかし実際には、1頭増えればそれだけお金もかかるし、4ワンいることでますますぐちゃぐちゃな関係になったり、クロがまた新たなストレスで体調を崩したりするかもしれないから無理だよなとも思っていた。 (写真は4ヶ月のパピーちゃんと遊ぶマロ。オモチャへの執着心は強いのに、パピーちゃんには譲ったりしていた)

悩んだり凹んだり泣きたくなったりすることの多かった1年が過ぎ、新しい年を迎え、いろんなところに初詣に行ったが「3ワンがうまくいきますように」ということばかり願いつつ手を合わせていた。

いつもコメントくださっている皆様、もうしばらく読み逃げが続きます。すみません

最近の4ワンの様子は【花まる日記】にて更新中。

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