にゃんこのヨガ的生き方

毎日をゆったり、元気に機嫌よく暮らす

NHKスペシャル『人体』

2018-01-21 19:43:49 | 日記
昨年からNHKスペシャル『人体』が放送されています。私は『プロローグ』のあと『第3集 “骨”が出す! 最高の若返り物質』を見たのみで、第1集も第2集も見逃がしたのですが、プロローグからぶっ飛びました。胃、腎臓、骨、腸、あらゆる臓器が脳を介さず、直接お互いに会話しているというのです。

骨には骨を作る細胞と骨を壊す細胞があって、これらの細胞の働きにより骨は3~4年で再生を繰り返しているそうです。なんですとー! 骨が定期的に生まれかわるなんて! そりゃ確かに子どもから大人になるまでに骨の太さも長さも変わるでしょうが、基本伸び縮みするだけだと思っていました...年を取ると骨を作る細胞よりも骨を壊す細胞の方が多くなり、これが骨粗鬆症といわれる現象につながっていく。骨を作る細胞は「免疫力」「記憶力」「筋力」「精力」を上げなさいというメッセージを発する役割を担っており、骨を作る細胞を活性化する(=若さを保つ)には、骨に衝撃を与える(=運動)が必要だとか。

なぜ適度な運動が体にいいと言われるのか。なぜ体を動かさないと体が衰えるのか。まさに目から鱗が落ちる思いでした。

なんと複雑で精巧な機能。いったい何がこのようなしくみを作り上げたでしょうか。種として優秀な個体を残すためとはいえ、自分の身体の中で日々絶え間なく起こっている人智を超えた働きを思うと、日々の生活に対する愚痴や不満などかすんでしまうほどの高揚感を覚えます。
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