にゃんこのヨガ的生き方

毎日をゆったり、元気に機嫌よく暮らす

にゃーのこと。ちゃびへの手紙

2022-03-16 14:17:07 | ねこ
ちゃびしゃん。君は3/14 に旅立った。

硬直して冷たくなっていたけど、見た目はまるで寝ているかのように穏やかで可愛くて、君の亡骸がこの家にある間は、悲しいけれど寂しくはなかった。何度も何度も抱っこして頬ずりしたよ。
でも君が小さな壺に入って帰ってきてから、君の姿がどこにもない。夜、お布団にも入ってこない。君がいないということが、とても堪える。心にぽっかり穴があいているみたい。君は確かにこの家にいたのに、君の痕跡がなくなってしまった。君のいた証がほしかった。夕日がさす廊下の綿ぼこりの中に君の毛を見つけた時は嬉しかった。ブラシや膝掛けに君の毛がついているのを見つけて集めたよ。

君がこの家に来て11年半。まだ赤ちゃんだった君を抱っこすると、ちょうど電灯の紐が目の前にきて、君は必ずそれを前脚でちょいちょい、ってしてた。そのことを思うと、ずいぶん長いこと一緒にいたんだなあとも思う。Aさんが拾ってきたのに、君は私に懐いてくれた。私も君が大好きになった。毎晩腕枕で寝てくれたね。

私は君に会えて本当に幸せだった。君は私にとってこの世で最も大切な存在のひとつだった。君は神様からの贈り物、私の宝物だったんだ。君は何をしても可愛かった。死んで冷たくなっても、骨になっても。毛まで可愛い。

この家に来てくれて本当にありがとう。この家にずっといてくれてありがとう。私の傍にいて、私のことを好きでいてくれてありがとう。
君がくれたものは、私が思っていた以上に大きかった。君がいなくなった今になってそれに気づいたよ。そのうちこの喪失感は和らぐのかな。
君はどうだろうか。この家にいて、私といて幸せだったろうか。そうだったらいいな。

ちゃびしゃん、ありがとう。いつかまたこのおうちにおいで。きっとまた会おう。だいじな、だいすきな、ちゃびしゃん。


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