あいも変わらず、私を無視しながら、シニフィエさんはコメント欄を閉じた記事を載せます。
●「宗教とは何か」(2021年2月21日)
>約138億年前この宇宙が誕生し、約46億年前に地球が誕生し、約41億年前に地球で初めての原始生命体が生まれたことが科学の発達によって明らかになりました。
と壮大な話から始め、宗教とは非科学的な迷信にすぎないことを述べています。
●「思考停止という病」(2021年3月22日)
これは、苫米地英人氏の『思考停止という病』からの引用です。
要するに、創価学会員は現実を見ずに、思考停止している、と批判しているようです。
●「創価学会の現実」(2021年3月30日)
●「創価は宗教ではありません。」(2021年3月30日)
これまで対話ブログで話していた主張を繰り返しています。
●「ゾロアスター教ってすごい」(2021年3月30日)
いきなり「ゾロアスター教の内容は、意外と興味深いものなんです」とゾロアスター教を褒めたたえます。
どうしちゃたんだろうシニフィエさん。
●「宗教とは人間が作ったもの」(2021年3月31日)
そりゃそうだ。
●「バラモン教について」(2021年4月2日)
次に仏教に多大な影響を与えたバラモン教の一般的な話が続きます。
>学会員さんが毎日拝んでいる創価の御本尊に書かれている漢字のほとんどは、このバラモン教に出てくる神様の名前なんですから。
そんなこと、知っています。
●「バラモン教の神様はじつは」(2021年4月3日)
>日蓮が末法万年に渡って一切衆生を救済する力のある曼荼羅にバラモン教由来の神様の名前を書いたということは、知らなかったとはいえちょい恥ずかしくないですか?
余計なお世話です。
そういう信仰なんです。
●「仏教ってじつは」(2021年4月4日)
●「ちなみに日蓮正宗って(2021年4月4日)
●「紀元前500年代の世界同時に爆発した知性」(2021年4月5日)
シニフィエさんは誰もが知っているような蘊蓄を語ります。
要するにこれまでの、宇宙創成から始まる壮大な話の帰結は、日蓮と日蓮正宗を侮辱するための話の運びだったのですね。
【解説】
これについて、私は「ウォーリーを探すのよりも難しい!」(2021-04-08)という記事で、反論しています。
最近、シニフィエさんは、対話ブログの新しいスレッドを立て続けに更新していますが、内容は、ゾロアスター教やバラモン教のような過去の歴史から、仏教などに続く、壮大な話になっています。
でも、何を言いたいのかというと、日蓮の書いた曼荼羅にはバラモン教の神様が何人も書かれていて恥ずかしくないですか、というように、日蓮をディスるのが目的だったんですね。
でも、それってズルくないですか。
文献学が発達した現代からみて、法華経が仏説でなく、天台の五時八教も誤りだというのは確かですが、それを信じた日蓮を現代人が上から目線でバカにするのはおかしいと思うのです。
日蓮は、鎌倉時代の許す限りの文献を読み、最高学府の延暦寺で学び、法華経が唯一最高の釈迦の教えだという結論にたどり着いたのです。
日蓮にとっての正義を、社会的な民衆救済の実現に向けて、広げていったわけで、そのことを現代人が、現代の常識をもって批判するのはおかしな話です。
それに、梵天、帝釈天がバラモン教の神様だったなんて、創価学会で教学をかじった人ならみんな知っていることです。それらの神々が法華経を守る神々になっていて、曼荼羅本尊は、日蓮が考えた法華経の世界観なのです。
曼荼羅本尊に向かい題目を唱えることで、法華経の虚空会の儀式に参加できる。
そういう信仰なんです。
文句あるかっ、てなもんです。
つづく。