ひきつづきシニフィエさんと創価学会の現役活動家・鯛焼きさんとの対話をシリーズで掲載します。
後の検証のため、通し番号をつけました。
【30】鯛焼き(2018年7月26日 09:14)
管理者様、おはようございます。昨日9993アクセスですか?スゴイですね!今日は1万超えましょう(笑)
さて、相変わらず質問の前提にこちらの考えとは違うところが多々あるので、すぐに回答しにくいのですが、時間の関係もありますので、いちいち反論しないことにします。反論しないからといって管理者様の質問前提をすべて認めたわけではありませんのでご承知おき願います。
>そこで鯛焼きさんに質問です。正直なところ、鯛焼きさんから見て、今の創価学会に世界公布新時代が来たと思いますか?
>これから創価学会が世界中に広まると思えますでしょうか?また原田会長は会員に対して本気で世界公布新時代が来たと言っていると思いますか?
>創価の建前ではなく、鯛焼きさん自身が率直に感じるところをお話しいただけるとありがたいです。
確かに、いまの日本の状況(我が支部の状況)だけを見ますと、日本の人口推移と連動して年々減っているのは事実です。今のままでは会員数が減るいっぽう、という危機感は持ってます。同時に「量より質の時代なのかな」という思いもあります。いまの青年部みてても、活動家の数は減ってますが、昔の青年部以上に「スゲーなコイツ」って思う文武両道的な若者が我が支部にも数名おります。サッカーの本田流に言えば、確実に「個」が高まっているってイメージですね。
一方で、時代状況に応じて、今後も様々な形での会員数の増加を模索しているのも確かでしょうね。これまでにも「会友制度」とかありますが、さらに、私見ですが「ネット会員」とか「お試し会員」 amazonかよ!って突っ込みが来ると思いますが(笑) ●●支部インターネット地区なんて出来るかも知れませんね(笑)
余談ですが、学会はネットやITの効果的な活用が遅れている! もちろん執行部に疑問はないですが、不満や要望はあります(笑)
LineやFacebookの効果的な活用をもっと研究してもらいたいですね。
話を戻しますが、要は、昔と同じような感覚で創価学会を見ている限りは「減る」と思います。また管理者様のようにアンチの立場から見ても「減る」と思うでしょう。ですが視点を変え、パラダイム変革を起こせば十分に「増える」チャンスがある。このようにとらえてます。
そして、世界広布新時代に関してですが、たまに我が地域にも海外メンバーを招聘してますが、日本の活動家よりもスゴイです(笑)
「え、こんな国にも学会員がいるんだ?」って感動すら覚えます。
20年も離れてしまうと現場感覚がないのでお分かりいただけないでしょうが、着実にではありますが世界的な広がりは進んでる、と思ってます。
これからの世界広布のカギは中国だと思ってます。北朝鮮とかイスラム圏でも将来的には布教可能になって増えるとは思いますが、まずは13億を有する中国でしょうね。中国で布教可能になれば一気に世界広布は進みます。こんなところでしょうか。
こちらから質問よいですか?
管理者様は、何を信じてるのですか? もしくは何も信じてない? 信じられるのはご自身の考えのみ?
その辺、端的にお伺いしたいです。よろしくお願いします。
【31】signifie(2018年7月26日 13:47)
鯛焼きさん、お返事ありがとうございます。
>いまの日本の状況(我が支部の状況)だけを見ますと、日本の人口推移と連動して年々減っているのは事実です。今のままでは会員数が減るいっぽう、という危機感は持ってます。
そうですか、やはり鯛焼きさんの現場でも減ってるんですね。
総務省の統計を見てもらえばわかりますが、日本の人口が減少し始めたのは2010年頃からです。それまではずっと増える一方でした。日本の人口が減少したのは太平洋戦争をのぞいて初めてのことのようです。今現在の日本の人口は2000年頃とほぼ同じです。この5年間の人口減少率は0.8%ですから、この5年で約1億2800万人から100万人減って2000年頃の人口に戻ったということです。もちろん少子化はその前から今も進んでいますから、若者の割合が減っているのは間違いないです。鯛焼きさんの地区のように日本の人口が3割(約3800万人)も減ったらすでに社会が成り立ちません(笑)。
ちなみに座談会参加者の3割減の原因が日本の人口の自然減だとするならば、今の日本の人口が終戦直後と同じになっていなければ辻褄が合わなくなります。
学会員の数が減っているのは日本全体の人口減少が原因ではないと私は思います。
また、世界の人口は急激に増加しているのは鯛焼きさんもご存知ですよね。特にイスラム圏の人口は今後も増え続けると予想されていて、いずれキリスト教徒の数を追い越して、イスラム教が世界最大の宗教になると言われています。ちなみにイスラム圏と言っても中東よりもアジアのイスラム教徒の人口が多いです。
参考までに世界の宗教人口の割合を紹介します。
1位.キリスト教(世界人口の約32%)
2位.イスラム教(世界人口の約23%)
3位.ヒンドゥー教(世界人口の約15%)
4位.仏教(世界人口の約7%)
創価学会の実質的な活動家の数を多めに予想して300万人としても、創価学会は世界人口の0.04%です。しかもさらに減り続けているというのが今の創価学会の現実です。
もちろん創価学会は上の仏教の数字には入っていません。社会的には創価学会は会員数も明かさないような怪しい新興宗教でしかありません。さて、このように日本の人口減少率とは比べ物にならない減り方をしている創価学会ですが、これから先に、鯛焼きさんがおっしゃる中国でどれだけ創価学会員が増えると考えられるでしょうね。日本の活動家が300万人と仮定して、仮に中国で100万人が創価学会員になったとしましょう。すると学会員の4人に1人が中国人の時代が来るんでしょうか?(笑)それに100万人の中国人が入会するのに何年かかるでしょう?20年ですか?いやいや、その間、日本の学会員は減り続けますから100万人ぐらいになるでしょう。すると創価学会員は中国人のほうが多い新興宗教団体になるかもですね(笑)
何が言いたいかと言いますと、現実を見れば創価学会に未来はないことがはっきりわかるということです。ましてや原田会長が会員にやたらと言っている「世界広布新時代」なんて完全にウソッパチだということです。思考停止して洗脳されている学会員だけが騙されているインチキでしかありません。創価の最高幹部にしてみれば会員を騙してお金を出させれば周りからなんと思われようがかまわないのです。だから原田会長みずからどんなに見え透いたウソでも平気でつきます。「先生はお元気です」も同じです。一昨日も詳しく書きましたが、財務と聖教新聞の収入だけでも年間数千億円の会員のお金が入っています。しかも非課税。収支は非公開。新聞配達、集金、会館警備、清掃、会合運営はほぼ会員のタダ働き。いったい創価が会員から集めたお金はどこに行っているでしょう。そう言えばパナマ文書にたくさんのSOKAの文字がありましたね。
肝心なことは何もかもが秘密の創価学会を信じてきた自分が悔やまれます。
そこであらためて鯛焼きさんに質問です。
鯛焼きさんの地区の学会員さんが3割も減っているのは、日本の人口自体が減っているから仕方がないみたいな言い方をされていますが、日本全体の人口減少が原因だと本当に心から思って言っているのでしょうか?
そして鯛焼きさんは本当に心の底から世界広布新時代が来たと思っていますか?
1日10,000アクセスの向こうで読者のみなさんが鯛焼きさんのお返事を楽しみに待っておられます。よろしくお願いします。
鯛焼きさんからの質問
>管理者様は、何を信じてるのですか? もしくは何も信じてない? 信じられるのはご自身の考えのみ?
端的にとのことですのでそのように(笑)
宗教を教祖や経典や組織活動の実体のあるものと定義するのであれば、私はそのどれも信じていません。仮に私が創価の家庭に生まれていなかったとしてもそうした特定の宗教を信じることはなかったと思います。
また、私はいわゆる無神論者でもないし。無宗教とも違います。原始仏教は人類最高の哲学と思いますし、ニーチェ以降の認識論哲学にとても興味があります。哲学の内容を信じることを宗教と言えるかどいかはわかりませんが、何を信じているのか?という質問には「哲学としての原始仏教とニーチェ以降の近現代哲学」と答えます。
【32】鯛焼き(2018年7月26日 15:05)
>鯛焼きさんの地区の学会員さんが3割も減っているのは、日本の人口自体が減っているから仕方がないみたいな言い方をされていますが、日本全体の人口減少が原因だと本当に心から思って言っているのでしょうか?
まずお詫び申し上げます。私、数字の感覚にも疎いみたいで「3割減」なんて適当に申しましたが、実際に過去の世帯データを調べてみました。先輩から引き継いだデータで最古がH20年(2008年)でした。以降のデータは手元にあるのですが、正確な世帯数を書くとどこの組織だかバレる可能性がありますので差し控えます。
H20年を100としますと、五年後H25年(2013年)は93、さらに五年後の今年H30(2018年)は89という数字でした。つまり11%減ということでした。それでも日本の人口減の割合からすれば乖離がありますが、さすがに30%減ではなかったです。大変申し訳ございません。
そのうえで、世帯数が減っているのは、すべてがすべて人口減の影響だとは思ってませんし、言ってもおりません。ご高齢の方々がお亡くなりになられますし、その割に赤ちゃんの入会が少ないのも一因でしょうし、転居される方も多いです。それに非活の方も多くおります。活動が多岐にわたるので嫌気をさしてしまった方もおります。公明党は応援しないと公言している方もおります。反面、意気揚々と入会され頑張っている若者や未来部もおります。
諸々の要素がありますので一概に「これが原因で減った」とは言い切れませんが「ただただ人口減だけが悪い!」なんて創価脳ではございませんので(笑)
>そして鯛焼きさんは本当に心の底から世界公布新時代が来たと思っていますか?
色んなスレを読ませていただくと管理者様は「量的な、数的優位な」それだけで宗教の勢力を判断されてるきらいがありますが、ここ十数年で世界の多くの国にいわゆるSGIメンバーが誕生しているのは事実です。ただし信者数を合計して「キリスト教の信徒数を抜く!」とか「イスラムを超える!」なんて発想は持ち合わせておりません。ここが認識の違いでしょう。
先程、中国の例をあげましたが、現在信教の自由が実質禁じられてる中国で、もしSGIがメンバーが誕生する状況になれば、それこそ奇跡なんです。執行部も将来的展望として「中国で一番の信者数を!」なんて目指してないと思いますが、布石は着実に打っている印象を持ってます。もしそんな人口1位13億、GDP2位の中国でSGIが誕生したら、まさに世界広布の象徴になると思います。
まとめますと「あくまでも質とか個のレベルで、世界広布は着実に広がっている、時代が来ている」と本気で思っています。存在感が増しつつある、とでも言い換えましょうか。
つまり「世界広布新時代が来た」の意味するところが、お互い認識が違うのではないでしょうか?
>「哲学としての原始仏教とニーチェ以降の近現代哲学」
これを信じる。なるほど素晴らしいですね!
では、管理者様の友人や知人が何か困っている。例えば病気を治したい、借金問題を解決したい、なんて相談があった場合は、管理者様はどうされるのでしょう?
「哲学としての原始仏教とニーチェ以降の近現代哲学」を信じなさい、と言われるのでしょうか? それとも「自分のことは自分で」みたいな? 素朴な疑問です。
(つづく)
【解説】
創価学会執行部が「世界公布新時代が来た」などと欺瞞的なことを言っていると、シニフィエさんは鯛焼きさんに問いかけました。
それに対して鯛焼きさんは、現場感覚としては会員減少を認めるものの、こう言っています。
着実にではありますが世界的な広がりは進んでる、と思ってます。
これからの世界広布のカギは中国だと思ってます。北朝鮮とかイスラム圏でも将来的には布教可能になって増えるとは思いますが、まずは13億を有する中国でしょうね。中国で布教可能になれば一気に世界広布は進みます。こんなところでしょうか。
評論家の佐藤優氏などの応援もあって、創価学会は「世界宗教」として発展することに一縷の希望を持っているようですが、現時点では、シニフィエさんのいうように「世界公布新時代が来た」などといえるような状況ではないと思います。
鯛焼きさんも創価学会執行部も中国での布教に期待しているようですが、将来的に中国共産党が中国国内での宗教を認めるような事態になるとしても、彼らが望むのは、「体制に逆らわない宗教」であり「民衆の体制批判をそらせるための宗教」でしょう。
かりにそんな、体制を補完する宗教として中国共産党に許可を与えられたとして、それはそんなに喜ばしいことでしょうか。
中国共産党のご機嫌を取るために、創価学会・公明党が中国共産党の人権侵害や他国への軍事的圧迫を批判できないとしたら、民衆の幸せを願う宗教・政党としては、大きな矛盾です。
鯛焼きさんの「何を信じてるのですか?」という質問に対して、シニフィエさんは、
「哲学としての原始仏教とニーチェ以降の近現代哲学」と答えています。
これに対して、鯛焼きさんは、次の質問をします。
では、管理者様の友人や知人が何か困っている。例えば病気を治したい、借金問題を解決したい、なんて相談があった場合は、管理者様はどうされるのでしょう?
この質問に、シニフィエさんはどう答えるのでしょうか。
この部分の「対話」が、後に、意外と重要な意味を持ってきます。
獅子風蓮