「県政オンブズマン静岡(静岡県庁の光と闇)~よりよき未来のために~」管理人のブログ

注)teacupブログから移転の2022年5月以前の投稿には、文字コードの違いから多くの文字化けがあります。

ローカルSBSは静岡おでんを特集、キー局TBSでは北朝鮮の現実を特集

2009-04-22 21:30:00 | 日記
今日の19時55分から20時54分までのTBS系列の放送。
静岡ローカルのSBSでは
静岡おでんの大特集が放映され平和そのもの。
一方、関東からの電波のTBSでは「モトをたどれば」という番組で
「北朝鮮6つのナゾ」(▽マスゲーム教師告白“私はロボット”▽算数も思想教育?▽核のワナと後継者・・)
と、北朝鮮の体質を特集している。
これこそ、一昨日ここで指摘した地デジ功罪の典型例だ。
ネットで情報収集しないような県民の中には平和ボケの番組と県の空港コマーシャルの刷り込みで冷静な判断ができなくなってしまうのではないかと危惧する。
独裁による南との格差拡大。変革のチャンスを逃し独裁と独裁の世襲で追い込まれていく姿。情報統制で多額の国費を使って国威発揚に躍起になる一方で餓死寸前の国民があふれる現実。信じ込まされる純朴な国民。

今の静岡県とオーバーラップするところが多くて見入ってしまった。
やはり、開かれた情報という環境の重要性が再認識できた。

財団法人日本生産性本部が今日発表した、第20回 2009年度 新入社員意識調査の結果で、「良心に反する手段でも指示通りの仕事をするか?」の設問で、「そう思う」と回答した人が過去最高の40.6%だったという。
また、「法律に反しないことであれば、どんな方法をとっても問題はないと思うか?」の質問でも、「そう思う」と回答した人がこちらも過去最高の22.2%だったそうだ。

そういう意味では誤収用問題を記録がないとして逃げ切った静岡県職員などは最先端を行っているとも言えなくもないが、率先して普及させているという方が適切な表現かもしれない。
トップ自らの発言・行動が手本だから仕方ない。

そのトップももうすぐ消えるが、予想どおり自民・民主ともにいまだその後継者候補の選考が定まらない。
今日の三大紙の地方版でも伝えられているとおり、経済人や大学教授などの民間人を中心にしつつも、国会議員、県議など様々な名前が出るものの双方とも決め手がなく混迷しているらしい。
果ては、民主党幹部の「こちらが立てた候補に他の党が乗ってくることまでは否定しない」との発言に見られるようにそういうシナリオにすべく水面下で相乗り裏工作もあることまで匂わせている。

民間人にこだわる理由として官僚出身の石川知事とは違う「新鮮さ」をいう県議がいるそうだが、その見方は正しい。石川県政踏襲では「古臭い」というか「官僚独特のあうんの腐臭が消えず」厳しい戦いとなるだろう。

ただし、見た目の「新鮮さ」と食べたときの「新鮮か」とは異なる。
現実にどのような政策転換を行うのか、公言ではなく公約をもって示し、必ず実行してもらいたいものだ。

そしてその検証は・・・
よりよき未来のため、この命尽きるまで続けていくつもりである。