
17日から留守にしておりましたが、昨日、無事帰国しました。
さて、出国前に記しておいた(http://navy.ap.teacup.com/hikaritoyami/556.html)うちの2~4に状況変化がありましたのでまずは報告を。
2については、皆様すでにご存じのとおり「原告の請求棄却」という予想どおりのお粗末な判決でした。
判決の全文を見たわけではなく報道の限りですが、需要予測は国土交通省の最新モデルに基づいている、開港後の現実と齟齬が生ずる部分があるものの認定当時の予測としては合理性が認められる、などと静岡地裁の川口代志子裁判長は判断したとのことですが、もちろん単純な利用者総数の齟齬なら景気やインフルエンザも理由にできるでしょうが、静岡空港需要予測の問題の本質は訴訟でも主張したとおりモデルそのものではなくデータの改ざんにあります。その証拠が需要予測上の3路線(札幌、福岡、沖縄)の予測と実績の構成比です。(http://navy.ap.teacup.com/hikaritoyami/547.html)
この改ざんの概要はhttp://www.s-jichiroren.com/juyo36.htmlのとおり、悪天候補正として北海道便だけを水増ししたからです。
結論としては、この国で裁判所は正しい判断をするという幻想は捨てるべきです。
しょせんは役所です。
次に3ですが、私の出国に合わせたように監査委員の意見書が発送され届いてました。
1月4日に異議申し立てを行ってから2か月以上もかけて作った意見書にしては不出来な上に、異議申立人には2か月も猶予を与えてくれず実質2週間で反論せよとのことです。
とはいえ、想定していたとおりというか、注文どおりに罠にはまってくれましたので週明けには提出できそうです。
小が大の敵を喰うには罠は非常に有効です。
最後に4ですが、今日、仕事から帰って早速平成16年度以降の「県民だより」と「静岡県議会だより」の会計書類(契約執行伺、支出負担行為伺、支出票)等を公文書開示請求しました。
4月と出納整理期間後の6月にも空港関係の公文書開示請求(http://navy.ap.teacup.com/hikaritoyami/495.html)(http://navy.ap.teacup.com/hikaritoyami/487.html)の下半期部分を請求の予定です。
なお、自所にも開示請求する可能性もあるため今年は活動をよりオープンにし、役人とは一線を画していきますのでいわゆる不意打ちはなくなるものと思います。より緊張感をもって仕事をしていただけるものとも期待しております。
記念に最後にもう一枚貼ってとりあえず今日は早く寝ます。眠い・・・
