「県政オンブズマン静岡(静岡県庁の光と闇)~よりよき未来のために~」管理人のブログ

注)teacupブログから移転の2022年5月以前の投稿には、文字コードの違いから多くの文字化けがあります。

(無題)

2010-10-04 23:28:00 | 日記
昨日のからっとした天気とは一転、秋らしくない蒸し暑い一日でした。
雨の降り方も異常です。
ここまでくると地球温暖化などの環境問題が注目されているとはいっても、その進行が遅いか早いかの違いしかないように思います。
週末に稲刈りがやっと片付きましたが生育が悪いのか丈が短く米の付きも悪いように感じます。
これからは気候の変化に合わせた農業も考えていく時代になるのでしょう。

今日は特段論ずべきことはありません。
左サイドのリンク集にもあります掲示板(http://8160.teacup.com/hikari21c/bbs)も運用中ですのでたまには覗いてください。
また、今日は以前紹介の措置要求書(http://navy.ap.teacup.com/hikaritoyami/642.html)の受理決定通知が来ました。本年度の第1号事案のようです。一応報告まで。

静岡空港利用者の推移

2010-10-03 22:34:00 | 静岡空港
静岡空港利用者数(搭乗者数)の推移

(注)このグラフは先日示した開港初年の上海便推計データを加味した上で開港初年の実績と2年目を比較したグラフです。

<コメント>
国際線は上海万博を機とした補助金漬けの効果もあって対前年比で増加が認められるものの、それを上回る国内線の大幅な減少により全体としても減少している。

10月31日からは札幌線が霧でダイバートの多い松本経由となるなど利便性は低下し、さらに1福岡線を減便、来年3月には小松路線の撤退も待っており、厳しい状況が続くと見込まれる。

深まる税金漬け、利用者低迷の静岡空港

2010-10-02 23:16:00 | 静岡空港
昨日発表した静岡空港の9月期利用者実績は昨年同期比で1割以上も低下した。
にもかかわらず、県空港利用政策課の「9月のキャンペーン利用者は8月の3倍。上海線利用者の3分の1近くが利用した計算で、搭乗率向上に寄与したと思う。」(静岡新聞)とのコメントは、税金投入による割引キャンペーン政策がうまくいったということらしいが、利用者人数が減って税金依存者が増えたということは裏を返せば静岡空港利用者の税金依存体質が深刻化したことに他ならない。

失敗は認めない、良くいえばャWティブ志向、より的確には能天気な役人思考の産物だ。

税金漬けは麻薬と同じで税金切れの需要低迷という恐浮ニ禁断症状に耐えられず、延々と続く税金漬けと、効き目が弱くなったときのさらに強力な税金漬けが繰り返されるという悪循環に陥るだろう。JALの二の舞のパターンだ。
しかし役人は自分の金でない税金の出血に何の痛みも感じないで相変わらずの能天気だ。

さて、9月期の利用者実績を以下に紹介しよう。
路線:搭乗者数対前年比(H22.9/H21.9):搭乗率[H22.9;H21.9]

札幌線:69.1%(8,842人/12,796人):[73.8%;79.0%]
福岡線:49.3%(6,997人/14,196人):[49.4%;62.9%]
沖縄線:109.0%(5,784人/5,305人):[80.3%;73.7%]
小松線:42.6%(1,103人/2,591人):[23.5%;28.4%]
熊本線:108.3%(1,986人/1,834人):[43.2%;40.2%]
鹿児島線:105.9%(2,341人/2,210人):[51.0%;48.5%]

国内定期便計:69.5%(27,053人/38,932人):[57.3%;60.6%]

ソウル線:122.7%(14,736人/12,011人):[68.2%;55.9%]
上海線:不明(3,226人/不明):[62.9%;48.9%]
(なお、不明について、昨年の便数と搭乗率からの概算推計では1,550人程度と見込まれる)

国際線定期便計:推計147.2%(19,962人/12,011+推計1550):[67.2%;不明(不明除く55.9%)]

国際線チャーター便計:165.0%(2,203人/1,335人):[85.9%;65.1%]

全路線計:推計87.7%(47,218人/52,278+推計1550):[61.7%;不明(不明除く59.6%)]
(昨年実績不明の上海除く全路線計:84.2%(43,992人/52,278人):[61.6%;59.6%])


(注):上海便の昨年度実績の推計は公表されたデータである平成21年6月4日の開港から1年間の提供座席数38,898と利用者数19630及び毎月の搭乗率(6月40.3%,7月52.7,8月42.2,9月48.9,10月49.2,11月62.5,12月49.3,1月50.5,2月54.1,3月75.3,4月49.8,5月37.9)から概算推計(6月1300,7月1700,8月1350,9月1550,10月1600,11月2000,12月1600,1月1600,2月1750,3月2400,4月1600,5月1200)したものである。

3776友好訪中の中に他空港利用者や東京都民も含めるごまかしを平然と行う静岡県

2010-10-01 23:19:00 | 静岡空港
今日の読売新聞の記事にはびっくり。

県のホームページで、「3776人のひとりになる条件」に静岡空港の利用を挙げている県だが、中部国際空港を利用した県民も含めたり、はては羽田空港を利用した東京都民も計上して達成をしたと公表していたことが30日の県議会企画文化観光委員会で判明したのである。

しかも参加者には後日の県産品や航空券などの抽選のために証明書を発行しているが、そういう人には証明書を発行していないという。つまり、本人が知らないまま計上されている人もいるわけである。

実際の3776訪中者は30日現在でまだ3391人にとどまっているらしい。
静岡県庁国際課の岩城徹雄課長は読売新聞の取材に「静岡空港を使ってほしかったので、積極的には周知しなかった。隠していたわけではない」と話したとのことだが、またこんな幼稚な言い訳かと呆れるばかりだ。

需要予測のでたらめといい、どうしてこんなことがずっと繰り返されるのか。
それは、ばれても誰も責任を取らなくていいという静岡県庁の体質が不変と知っているからだ。
組織利益の防衛のための犯罪なら寛容どころかプラスに評価されることは裏金事件の時の被処分者のその後の大躍進で明らかだ。http://navy.ap.teacup.com/hikaritoyami/249.html

これからも、こういったごまかしが(http://navy.ap.teacup.com/hikaritoyami/54.html)ずっと続くことは間違いないだろう。
そういう意味でも、県発表の数字というのはまずは疑って、算出根拠に当たるべきだ。