「政府・民主党は9日、沖縄県・尖閣諸島沖で中国漁船が海上保安庁巡視船に衝突した様子を撮影したビデオ映像について、全面公開を見送る方針を固めた。」(時事通信)と報じられた。
誰もが予想のとおり、最後の拘束者の解放との交換条件とみていいだろう。
最近は国交が正常化に向かいつつあると喜ぶ論調もあるが、明らかに錯覚だ。
4人の人質で船長解放ばかりかビデオ非公開まで得た中国に対し、日本はどうか。
元々、今回の悪化を招いた原因は相手の不法行為にある。
それを不問にし、外交の弱さを見せ、国家としての自尊を捨てた上、日中交流が元に戻りつつあるといって何の喜びがあろう。
しかも、問題の根源は残ったままだ。
同じことが間もなく起こる。
明日から知事が第3回目のふじのくに3776友好訪中団を率いて訪中する。
尖閣問題の影響で相手方要人との会談や交流協定の調印式出席などが中国側に問い合わせても未定のままとのことだが、それが外交というものだ。
向うに行ってから、さも尽力の上の実現としてアピールすれば、馬鹿な日本人政治家は喜び、借りと思って御帰国なさるだろうと分かっているからだ。
尖閣問題がなければ当たり前のように思われたものが、価値あるものに変質する錯覚が起ることを計算しているということだ。
外交音痴の日本人と後ろ指さされるようなことのないふるまいを期待したいが、・・・無理だろう。
誰もが予想のとおり、最後の拘束者の解放との交換条件とみていいだろう。
最近は国交が正常化に向かいつつあると喜ぶ論調もあるが、明らかに錯覚だ。
4人の人質で船長解放ばかりかビデオ非公開まで得た中国に対し、日本はどうか。
元々、今回の悪化を招いた原因は相手の不法行為にある。
それを不問にし、外交の弱さを見せ、国家としての自尊を捨てた上、日中交流が元に戻りつつあるといって何の喜びがあろう。
しかも、問題の根源は残ったままだ。
同じことが間もなく起こる。
明日から知事が第3回目のふじのくに3776友好訪中団を率いて訪中する。
尖閣問題の影響で相手方要人との会談や交流協定の調印式出席などが中国側に問い合わせても未定のままとのことだが、それが外交というものだ。
向うに行ってから、さも尽力の上の実現としてアピールすれば、馬鹿な日本人政治家は喜び、借りと思って御帰国なさるだろうと分かっているからだ。
尖閣問題がなければ当たり前のように思われたものが、価値あるものに変質する錯覚が起ることを計算しているということだ。
外交音痴の日本人と後ろ指さされるようなことのないふるまいを期待したいが、・・・無理だろう。