まほろば俳句日記

毎日見たこと聞いたこと感じたことを俳句にします。JーPOP論にチャレンジ。その他評論・エッセー、学習ノート。競馬も。

真白き恋/新雑句雑感(276)~プロローグ5の終わり

2018-01-06 20:59:40 | 新雑句雑感

*カラオケバトルBEST集(藤井舞乃空)付

フライパンごしごし擦る寒の入り  あの世までつづく幽さ寒の入り  山を出て空撃ちつづく寒の入  騒音がだんだん言葉に寒の入  まう起てぬ空見上げをり寒の入  自転車の灯さず寒に紛れ込む  ティーバック捨てる他なく寒に入る  着ぐるみの誰とは言はず寒の入  小寒の明日とは違ふ白さもつ  小寒の夜は闇となり明けぬはず  小寒の空のどこかの流れをり  小寒の亡母の形見は捨ててゆく  小寒の真直ぐ去りぬ人もまた  小寒さの多行俳句の波の音  小寒の真白き恋もありました  ふるさとの初恋通り寒の入(村下孝蔵モニュメント)  父亡くて何の自由ぞ寒に入る  窓開けてすぐ閉むべきか寒の入  行商の半額でいいよ寒の入  

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藤井舞乃空(まのあ) 『初恋』 カバー 

https://youtu.be/NWCMefYuTh8?t=37