まほろば俳句日記

毎日見たこと聞いたこと感じたことを俳句にします。JーPOP論にチャレンジ。その他評論・エッセー、学習ノート。競馬も。

【大人がダメな理由】時の流れに身をまかせ・・定型表現の一回性/J-POP論・POP詩の宇宙

2018-01-26 07:14:48 | J-POP論/POP詩の宇宙
*写真は現代アジアの生んだ不世出の歌姫テレサテン/カバー【定型表現】とは歌うたびの原曲を超える一回性(オリジナリティ)の獲得に尽きる。・・一度の人生それさえ 捨てることもかまわない 時の流れに身をまかせ』より
今夜も始まっている。この大寒波がである。午前5時・・予報ではマイナス3度だが、まだ昨夜のうちの息さえ出来ない、頭がクラクラする【寒さ】は続いている。こんな時は、YOU TUBEの【カラオケバトル】に限る。本当は自分でも歌いたいし、歌えるのだが、この寒さではどうにもならない。その隙間をこれらの天才たちのパーフェクトヴォイスで埋めてしまえば、朝までくらいは何とかなりそうだ。ネット上ではあまり聴かないオトナ・シンガーの一人目はRIRIKAさん。元タカラジェンヌのTOPである。続いて、奄美民謡出身の城南海さん。・・・《続く》
 
【99.985】
RIRIKA カバー 『時の流れに身をまかせ』 2017・1
元ミュージカル・ヒロインだけあって、とてもドラマチックで、年齢相応に彼女自身の人生経験も感じさせる名歌唱である。ただ、そのあまりに上手すぎる歌唱技術の洗練が壁となって、聴く者の人生を盛るまでには至っていない。残酷な言い方だが、彼女には100点ではなく「200点」を目指して欲しい。
 
【100.000】 
城南海(きずきみなみ) 『果てなく続くストーリー
奄美民謡のエッセンスをPOPに昇華させた。先輩元ちとせになかったこの日常に生きる普通感覚を、まるで魔術のように操り、この空がどこまでも続いているかのような幻想を与える。しかし、彼女の足下は依然どす黒い真っ暗闇のままだ。歌唱としてパーフェクトのどの曲を聴いても、奄美の大海原の波音は聞こえて来ない。ただ、この都会の街角を一緒に歩いてゆくぶんには、極上の癒しを得られる。その一瞬の刹那には、もう飽きてしまったのだが・・。
 
 
 
 
 
 
 
 

【言葉にできない】あまりに透明すぎて人間であることを忘れてしまう!/J-POP論・POP詩の宇宙

2018-01-26 00:38:09 | J-POP論/POP詩の宇宙
*カラオケバトルBEST【小豆澤英輝】&原曲付/こころ哀しくて 言葉にできない・・
私は1970年代に大学入学のため上京し、何かを始めようとして何も始められなかった世代である。全てが終わっていたからだ。それから40数年もの歳月が過ぎ去り、依然として何も始められないでいる。全てが白紙のままだ。いまや国民的人気番組となったTHEカラオケバトルの10代の若者たちの《うた》を聴いていて、もしかして彼らは何かを始めようとしているのではないかと感じる。歴史を生き直そうとしているのかもしれない。私たちが出来なかったことを、成し遂げようとしているのではないか・・淡い期待のようなものだ。・・・《続く》  
 
終わる筈のない愛が途絶えた
いのち尽きてゆくように
ちがう きっと ちがう 心が叫んでる
・・・・・ 
 
小豆澤英輝(あいき) カバー 『言葉にできない』(原曲 小田和正)
                                                  *
おまけ】森恵 カバー 『ロマンスの神様』(映像 新垣結衣)※森さんではありませんネ