まほろば俳句日記

毎日見たこと聞いたこと感じたことを俳句にします。JーPOP論にチャレンジ。その他評論・エッセー、学習ノート。競馬も。

誰か告ぐ「夜霧よ今夜もありがとう」 まほろば/新雑句雑感(84)~プロローグ7の始まり

2020-10-06 23:23:30 | 新雑句雑感
死ぬために生きてはみたが捨案山子
また生きてただ死んでゆく新走り
秋日傘恋は詮無きものと知る
枝豆や人間八十年疎ましく
審判の最後に稲を刈り尽くす
帰り道誰も灯さず良夜なり
かの世まで水澄み渡り空深し
二日月人類誕生事足れり
赤き星白さを忘れ秋の暮
秋冷や痴呆の人に言葉吐く
澄む秋のマウンテンバイク空にあり
一枚のスケートボード秋なかば
誰か告ぐ「夜霧よ今夜もありがとう」
秋月光ふと立ち止まる橋の上
秋の月缶蹴りの子ら見上げ過ぐ
暗黒夜月と星とのランデブー(10月6日)



【秋の月】名月の最後の雄姿を見届ける・・どうにもならない儚さを発散!*昼カフェ付/新俳句入門

2020-10-06 14:40:52 | 新俳句入門
トランスのまだ醒めやらぬ秋月光  まほろば 最新作 即興
今日は24度曇りと昨日とさして変わりのない中秋の午後となっています。その昨日の事ですが、10月1日(木曜)の仲秋の名月とその前後の待宵と十六夜の消えて行く最後の寝待を幸運にも昨夜観ることが出来ました。今日と同じように日中雲が多く、あまり期待していなかったのですが運よく夜9時ジャストに近隣のJR駅前の真東の上空に薄っすらと見えて来るのに遭遇しました。以後10時まで雲間から出たり入ったりする姿に釘付けになりました。それから25分ほど歩いて自宅側の公園に辿り着きました。何とそこでも11時ジャストに南東の夜空の雲間に時折り浮き出て来るのを直視することが出来ました。それはまだまだ健在の威の中にももうどうにもならない儚さを発散していました。今年の名月ウイークは偉大な収穫がありました。さて、今日からは10日締切分などの投句に備えて新作の量産に備えたいと思います。・・・《続く》

TUESDAY JAZZ