クラブボクシング@ゴールドジム湘南神奈川

普通、湘南辻堂といえばサーフィンなのにボクシングでひたすら汗を流すオッさん達のうだうだ話!

朴竜の違和感との闘い!17 トレビアン

2020年08月11日 | ちっちゃいおっさん

寝苦しい夜に見た夢


「美味い!美味いよ~!」と叫んだ自分の声で朝方3:13に目が覚めてしまいました。






うつ伏せに寝ていたらしく、枕はヨダレで濡れていました。


何が美味かったのか?


夢の中の私はアメリカ大使館で働く日系アメリカ人のシェフなんです。






五穀米に餅米を混ぜて炊き込み、小豆とうぐいす豆を加えます。巻き簀に胡麻油の香り香ばしい韓国海苔を引き、先のご飯を薄く伸ばして載せ、くるりと巻きます。





一口サイズに切って口に運ぶと、小豆のほんのりした甘さとうぐいす豆のほろり崩れる食感で口腔に幸せが広がります。


餅米と五穀米のバランスは絶妙で噛むごとにエネルギーが湧いてくるよう。






韓国海苔はそれらを寛容に包み込みながら味にアクセントを与えるのです。


それの美味しいこと美味しいこと。


日系アメリカ人シェフの朴竜は思わず、トレビアン、トレビアンと叫んだのでした。






この夢をどう解釈したら良いでしょうか?


トレビアンはフランス語だしねー




写真は本編と全く関係のない藤沢市長久保公園の風景、蚊がうじゃうじゃ飛んでます


朴竜の一人寂しい月曜日のジムトレ

2020年08月10日 | ちっちゃいおっさん

熱中症警戒のアラートが出てるので日中のランは危険だな

じゃあ、ジムに行くしかないな

引地川沿いをテクテク歩くのも危ないが


蜜を求めるクマンバチや
可愛い花などを愛でて向かう道も悪くないけど


予想通りに誰もいないのは


皆んなサーフィンに行ったんだな


ひとり寂しくやりますか


シャドーを3ランウドののち


バッグを15ラウンド


自撮り寂しい


肩こりが酷いので筋肉を緩めながら頑張ります


シングルボールでボディワーク


目慣れの練習


試合がないから目標がなしにつまんない


結局、このあとかわばた鍼灸院でマッサージをして頂き、今日は終わり。

さあ、来週月曜日まで休みなんでゆっくりしよっと



走れ朴竜!17 今日も江ノ島にゃんこ

2020年08月09日 | ちっちゃいおっさん

16:30に走り出した日曜日


この2、3日は体調不良
昨日のジムトレ前の検温は35.8度
恐らく脱水気味だったんだなあ


夕暮れ時の湘南はたくさんの人出で


ちょっと怖くなりました


片瀬橋も


江ノ島へ続く橋も


超混んでいて
走るのは無理


江ノ島もほらこの通り


恐らく4、5日後には感染が広がってるかもしれません

明日から夕暮れ時のランは止めよう


モース跡には


目の見えない子が今日もいて


でもね、今日は友達と


一緒だったからちょっと安心しました


ピアノ売ってちょーだいのタケモト君がいて


浜風が涼しい
時間が止まった場所


混み合う橋を駅に戻り


片瀬江ノ島駅を臨みます


体調も戻ってきました
今日は8キロ程度のリハビリラン

明日は朝から走りたい


走れ朴竜!16 江ノ島にゃんこ

2020年08月07日 | ちっちゃいおっさん

本日も在宅勤務
疲れからか身体が重い


走る気になれず、とはいえ歩くのも緩い気がするので


とりあえず時速7キロで早歩きの夕暮れ


風はないのに波高し


低気圧が近づいてるのかな、上げ潮なのかなぁ


たくさんのサーファーが波を待っています


ゆっくりと江ノ島へ向かいます


18時なのに結構混んでますね
夕涼みの時間帯ですね


飲兵衛師匠のためにマスクなしの女子高生


鳥居前の路地を左に入ると


一昨日と同じ場所に目の不自由な子がいました。蚊がたくさんたかっていたので、払い落としてあげました。飼い猫だったらいいなぁ


睥睨する茶トラ


次の私のアクションを伺うトラ


意外と逃げ足が早いクロ


毛艶の良い料理店の子


一昨日と同じ場所で眠る子を起こしてみました


昭和の佇まい
好きだなぁ


早歩きの約8キロ
走らないと汗かかないだなあ
今夜は早く寝よっと






湘南亭朴竜の拳闘寄席 79 小春日和 完結編

2020年08月07日 | ちっちゃいおっさん

小春さんが会社を辞めた理由。


今となっては知る術もありませんが、強烈な個性による部署内の孤立が原因だと思います。他部署への異動の話もありましたが、小春さんを受け容れる部署から猛烈な反対があったことは後に知りました。


ところが、今も昔の同僚、頼りない好人物の先輩や苛められた女子社員(今は大手証券の幹部クラス)と飲むと、小春さんの辞めた原因はこの私だという話になるのです。






つまり、小春さんは私に失恋して会社を辞めたんだとなるのです。


それは、八重樫東より低い身長にも関わらず村田諒太の階級に属する小春さんは、月を追うごとにその階級をひとつひとつと上げていくのがわかりました。


その都度、総務部で新しいサイズの制服を申請しなければなりません。


普通は退職者が出て制服が不要になると、そのサイズに合う社員が綺麗にクリーニングされた後に譲り受けるのですが、小春さんにはかなり小さいのでムリなのです。






結局、会社としては小春さんの階級に合わせて都度制服も階級を上げざるを得ないのです。


そう、小春さんはコストがめちゃくちゃかかるんです。


ある日、頼りない好人物の先輩が小春さんに


「小春さん!今から体重を20㎏落としたら、朴が付き合うって言ってたよ~。」と揶揄い半分で言ってたそうなんですが、それは後で知ったこと。






それからの小春さん、コピーを頼むと階上にある総務部のコピー機まで階段をのっしのっしと上がっては下り、のっしのっしと上がっては下りを嬉々として続けます。


どか食いしていた社食でのランチも雀の食事程度の量に落としていきました。


その理由を知らないのは私だけです。「ありゃ健康診断で引っかかたんだな?」程度の認識しかありません。


そうして少しずつ痩せていくのですが、1階級落とした程度ではその違いはよく分かりません。


それでも他の同僚は「小春さん痩せたじゃん!可愛くなったじゃん!」と茶化すと、満更でもない小春さんは「テヘッ!」と素直に笑うようになりました。






結局20㎏は落とせなかったにせよ。その半分は達成したのだと思います。20㎏達成する前に私は結婚したんですね。


余談ですが、私、最初のオヤジファイト参戦時、2週間で6㎏落としましたね。しんどかったです。


また、振り返れば私、小春さんに好意を持たれることをしたことがありました。


小春さんの眼鏡は指紋や髪の脂なんかでレンズがギトギトだったもんだから、「小春さん!眼鏡綺麗にしたら?」と嫌がる小春さんの眼鏡を毟り取り洗ってあげたことがありました。


よくドラマとかで眼鏡を外した女性が実は凄く美人だったとありますが、小春さんに限りそれはなく、照れて真っ赤な顔をして「テヘッ!」と笑っていました。






同僚曰く、あれで私に恋したのだと。


あれから32年。

小春さんは何処で誰に「テヘッ!」をしているのでしょう。




写真は本編と全く関係のない、私が愛する石川町リセンヌ小路



湘南亭朴竜の拳闘寄席 78 小春日和 中編

2020年08月06日 | ちっちゃいおっさん

小春さんの自宅は都下のある街で大きな自動車修理工場を経営していました。


小春さんはいわゆるお嬢様なのです。


それを知ったのは10名程度の部内旅行に何台かの自家用車に分乗して出かける際に、小春さんは父君の「初代ソアラ」を使わせてくれたからでした。






自家用車がない私達若手(32年前の朴竜)チームは小春さんのソアラに乗らざるを得ない苦しい状況にありました。


小春さんの無茶苦茶で風貌通りの押しの強い往路の運転に大きな危機感を抱いた私達。


復路は私が運転してソアラを小春さんの自宅までお返しに行ったのです。


車が何十台も停められる敷地に車を付けて早々に帰るつもりの私でしたが、車を停めるなりまるで恋人のような風情で助手席にどっかりと座っていた小春さんが、シートを壊す勢いで跳ね上がり、ドアが捥げそうな腕力で和紙の如く軽く開け


「ママ~! パパ~!」と咆哮をあげるのです。「ママだってよ~!ママねぇ。」「おっかあ~!でいいじゃん。」車に残された若手は容赦ありません。


程なく「ママ」と「パパ」が挨拶に出てきて下さいました。






「あらまあ、申し訳ありませんねぇ。こんなところまで来て下さって!」予想に反してママは結構美人です。


「いつも小春がお世話になってます。我が儘な奴でしてすみませんね。」


と結構美人なママの横には小春さん生き写しのパパが愛想よく笑っています。


「ありゃあ、小春さんはパパ似なのね~」私の耳元で女性社員が容赦なく囁きます。






「あのね~パパ、こちらがお世話になっている朴さん。」


「お~ 貴方が朴さんですかあ~ いやいや、娘がいつもお世話になっています。いつも朴さんの話をしてるんですよ~。そうですかそうですか~ 貴方が朴さんですかあ。いやこれからもよろしくお願いしますよ。」


「嫌だあパパ、テヘッ!」


(テヘッじゃないだろうに、テヘッじゃ)との言葉を飲み込みながら、眩暈を感じる私。






一体、私をどのように話しているんでしょう?不安でなりません。


さて、小春さんの自宅から駅まで歩く若手チーム。


「朴さんはやっぱりモテるなあ~」

「あんなに金持ちなんだから養子に入っちゃえ!」



など、今でも昔の同僚と飲むと小春話で盛り上がったりして。




写真は本編とは全く関係がない、ランチ時の死ぬほど暑い溜池山王辺りです




湘南亭朴竜の拳闘寄席 77 小春日和 前編

2020年08月06日 | ちっちゃいおっさん
えー
湘南亭朴竜でございます。
本日も拳闘寄席にお越し頂き誠にありがとうございます。

私、昔々、証券会社に勤めていましてね。

入社3年目の頃、強烈な個性を持った女性の後輩が配属されてきたんですよ。


この後輩、名前は小春(仮称)さんと言います。


小春さんの身長は八重樫東よりやや低いものの村田諒太と同じ階級と思われる立派な体躯。


肩幅や上腕囲はタイソンのように隆々とし、顔は「逸ノ城」と言えます。


おさげ髪は岸田劉生の「麗子像」にも似てるかもしれません。


最近まで学生でしたから、お化粧も上手ではなく、浜田剛史の眉毛、テカテカの丸い鼻に指紋がたくさんついた眼鏡をかけていました。






そんな小春さんはまず仕事を覚えるのが遅い上によく間違うのです。


先輩女性社員が仕事を教えて上げようとすると。「それは私のやり方と違う。そうは思わない!」と新人ながらその風貌通りに押しの強さは天下一品です。


単純な諸用も元々人の話をよく聞かず、勝手に解釈するのでよく間違えるのです。


それを先輩女性社員が注意すると「そうは聞こえなかった!さっきと違うことを言ってる!」と言うものですから、直ぐに部署から孤立するようになりました。


それとは反対に段々と際立ってきたキャラを一目見ようと社内のギャラリーが増えて行くようになりました。


そんな小春さんですが私の言うことは聞くんですね。


「小春さん、今のは君が悪い!先輩に謝るべきだと思うけど!」と諭すと、短い首をもっと埋めて不承不承「テヘッ!」と舌をチロリと見せて謝るのですが、全く可愛くなく寧ろほんのり不愉快な気持ちにさせてくれるのです。






そんな小春さんも一年経つと先輩になりました。部署にまた女性の新卒が配属されてきたのです。


この新卒女性は頭も良く回転も早く何しろ素直で明るいのです。率先して諸用も引き受けてくれますので、文句を言いながらミスが絶えない小春さんに仕事を頼む部員が段々といなくなってきました。


そうなると小春さんは新卒の女性社員にツラく当たるようになったのです。


出向者である部長、副部長は波風が立つのを嫌います。私の先輩は少しだけ頼りない好人物、調整するのが苦手です。


結局、私が間に入りふたりの言い分を聞くのですが、非は小春さんにあるのです。で、注意すると「テヘッ!」ですが、眼には暗い光が宿っています。なぜ分かってくれないのオーラが広い肩から立ち登ります。


私がその新卒の女性社員とメシでも食う約束を何処からか聞いて、私たちの後を付いてくることもありました。私たちは不穏な空気に気づいて振り返ると、電信柱の陰に身を隠すんですがはみ出てますって!






それからさらに半年が過ぎた頃、小春さんは部員には何の話もなく退職してしまいました。


今でも当時の同僚と会うと必ず小春さんの話になります。後にも先にもあれ程立ったキャラはそう会えはしないんだと。本当に不思議な不思議な後輩でした。


続く




写真は本編とは全く関係ない江ノ島水族館



走れ朴竜!15 江ノ島にゃんこ

2020年08月05日 | ちっちゃいおっさん
暑い
とにかく暑い



在宅勤務の今日、室温は20度の設定


17:00に走り出した今日の主役は


本鵠沼の向日葵でなく


8月の海に沈む夕陽でもなく


煌く光の道でもなく


凪いだ海でもなく


女子高生でもなくて


手を近づけても反応がない目の悪いニャンコ


可愛い飼い猫


死んだように眠るにゃんこ


警戒心あらわのにゃんこ


お、なんやねん?
と言いたげなニャンコ


黒目がちょい寄った愛敬のあるニャンコ


御飯時のにゃんこ


もう!
ついて来んなよ!ニャンコ


お、なんやなんや⁈にゃんこ


これ以上来んといてえなニャンコ


てな感じでにゃんこまみれの約8キロのランでした


しかし、暑すぎるー

朴竜、セミに学ぶ 其の1

2020年08月05日 | ちっちゃいおっさん
今朝、網戸にセミが休んでおりました。
足を引っ掛けて休憩するには楽なんでしょうね。



おっさんボクサーがセミについて考えてみました。

蝉が幼虫時代に地下に蠢いている期間を仮に5年とします。


閏年を一回入れますと、1826日になります。


その後羽化し、夏にリアル蝉を生き抜く日々を10日間と仮定するとしましょう。


その場合、リアル蝉として眩しい夏の陽を浴びながらリングに上がっていた日数は生きていた全期間

10/1,836日)

0.54%となります。


さて、我々おやじボクサーの試合は23Rですね。秒数にして僅か60×2×3360秒です。


この360秒のためにオヤジファイトに臨む場合、2ヶ月前くらいから週45日で練習する訳ですが、小投稿はこれを無視し、あくまでもリングに上がった360秒、2回のインターバルを含む合計480秒数について考えてまいります。






オヤジファイトなりライトスパーリング大会なりにはいきなり出場できるわけではありません。


リングデビューするまで、それはそれは長い長い気の遠くなる期間、基礎レッスンに始まるトレーニングを積まなければなりませんけれど、


おっさんボクサーの480秒の試合、リング上での様子をリアル蝉として眩しく生きたことに置き換えますと、


480×0.54%2.59


だけ、その魂と肉体が瑞々しくも儚く弾ければよいのかと思うのです。


2.59秒で10発は打てるはず!


命を凝縮してその必殺コンビネーションを編み出せばよろしい!


残りの約477秒はへらへら薄ら笑いのアブナイおっさんのふりで恐怖心を与える演技をすればよろし。



蝉に兵法を学ぶ私でございます。


みーん

みーん


一瞬の夏 6

2020年08月04日 | ちっちゃいおっさん
鯛焼き屋の話の憲ちゃんで、ひとつ思い出したことがあります。


憲ちゃんとの帰り道、僕たちの前に小学校低学年の女の子が歩いていました。


僕たちが歩いているところから、女の子の斜め右前に道があって、ライトバンがゆっくりと歩くくらいの速さで僕たちの歩いている道に交差するところが見えました。


女の子もライトバンもこのままだと丁度交差点でぶつかってしまう速度です。






でも、見通しの悪くないところですからぶつかるなんて絶対ありえないのです。


あ、あ? 


でも、よそ見している女の子とよそ見運転しているライトバンはぶつかってしまったのです。


ぶつかったというか、ライトバンが女の子をはねてしまったのです。


はねるところを僕は見てしまいました。





歩くくらいスピードのライトバンの前面が女の子のランドセルにぶつかり、女の子はうつぶせに倒れてしまいました。


軽くぶつかった感じですからドンという音もしませんでした。






運転手さんは若いお兄さんで慌てて降りてきます。


慌てて駆け寄ってきます。僕たちも駆け寄ります。


女の子は5秒くらい伏せっていましたが、直ぐに立ち上がりました。怪我はないようです。






運転手のお兄さんが僕たち子どもに「女の子が急に飛び出してきたからブブレーキが間に合わなかったよ。」と言い訳を始めます。


憲ちゃんは「女の子は急に飛び出したんじゃなくて普通に歩いていたし、お兄さんはわき見運転していた!僕たちはそれをみていた!」と言い返します。


それは本当のことなので僕も憲ちゃんと一緒に証言しました。


僕は女の子に「大丈夫かい?一応お父さんやお母さんに知らせてくるから、動いちゃいけないよ、救急車呼んであげるから。」


というと、お兄さんは「でも、女の子大丈夫そうだよ。知らせなくてもよさそうだよ。ほら、立っているじゃない!救急車なんて必要ないよ。」と泣きそうです。


女の子が何ともなかったようなので、その場を早く逃げたいのです。






それでも僕らは「いや、これは事故だし、けがはなくても、頭打ったかもしれない。救急車呼ばないと!」と譲りません。


その間に当の本人の女の子はなんでもないように走って帰って行きました。


僕は女の子が心配だったし、誤魔化して逃げようとするお兄さんが許せなかったので、警察を呼んで救急車を呼びたかったのでした。


お兄さんが突然言いだしました。


「僕たち、お小遣いあげるから黙っててよ!」


え?それは卑怯と言うもんです、許せないことです。お兄さんも必死です。女の子をはねたんです。謝ることもなく誤魔化そうとしているんです。


「ほら、5000円あげるから!」


え? 僕は殆ど5000円なんて見たことがありません。びっくりしました。大金です。


憲ちゃんは黙ったままです。しばらく黙っていました。


「分かりました。黙ってるよ。はい5000円ちょうだい!」


え?え~? え~~~?


憲ちゃんは嬉しそうにお札を受け取り、お兄さんは逃げるようにライトバンに飛び乗り凄いスピードで走って行きました。


憲ちゃんは5000円をポケットにしまい込み走って帰っていきました。


僕は口止め料が欲しいなんて思いません。そりゃ卑怯ってもんです。


お兄さんも憲ちゃんも相当にマヌケな奴らです。憲ちゃんはやっぱり憲ちゃんなのでした。




写真は本編と全く関係ありませんが、子供心に狂った出来ごとだったと今でも苦笑い



2020/08/03

2020年08月03日 | 哀しき酔客

先月久しぶりにブックオフで小説を買ったんだ。

伊坂幸太郎著「首折男のための協奏曲」



で、先週末に読み始めようとしたんだ。

1行読んで気づいたよ。

「あっ、これ読んだわ。」

本棚を見た。「あっ、あるわ。」



仕方ないから、週末には映画を観たよ。

「人間失格 太宰治と3人の女たち」

感想は特にない。

それで察してほしい。

二階堂ふみが頑張ってたよ。



大河ドラマの再開だけが待ち遠しい。



細川バレンタイン選手のYouTubeが面白い。

エドウィン・バレロについて語ってるんだ。細川選手のことはよく知らないけど、知的な感じで聴きやすい。バレロのことホントに好きなんだなぁ。

「殺気」と形容できるボクサーはバレロ以外いないみたいなこと言ってたな。確かにな。

初めて知ったけど、バレロの自殺には他の説があるらしいっすよ。



グリーン車でね、グリーンアテンダントが隣の奴に、「あちらの席が空いてます」って勧めてくれたんだ。

隣の奴、うなづくだけで移動しねえの。


こやつわかってねえな。

「密」を避けるためだよ。

グリーンアテンダントはいい仕事をしたのに。

これじゃ感染者は減らんわな。

意識が低いんだよな。

私が感染してても知らんよ。

自分は感染しないなんて思わないことだよ。


いや、ホント動いてくれねえかな。

言ってみるかな。


走れ朴竜 14! 鵠沼海岸から境川

2020年08月03日 | ちっちゃいおっさん
本日、在宅勤務
17時過ぎからのジムトレは徒歩往復時間やアップなど考慮すると時間的に難しいので


まだまだ蒸し暑さが残りますが、とりあえず走り出しました。

お昼、そうめんのみはお腹が減りますなぁ


まずは引地川沿いから


鵠沼橋を辺り


鵠沼海岸へ出るコース


夕陽が美しい


海岸には沢山のカップル、家族連れ、女子グループ


海や空を撮影しているのだよ、ワタシは変態オヤジではないのだよアピールをしながら注意深く振る舞うのが大切


134を片瀬江ノ島駅方面に渡り


境川沿いに藤沢方面へ走ります。


気持ちよさそうだなぁ
やってみたいなぁ


境川沿い途中から鵠沼駅を抜け


線路沿いを走り


いつもの蓮池なのですが


子供らがいない


家族がいないぞー


一体どうしたというのだ
もしかしたら、家族は別居していて


この子は東出昌大くんではなかろうか


てな感じで今日は10キロくらいかな
いやはや蒸し暑い夕方でした


一瞬の夏 5

2020年08月03日 | ちっちゃいおっさん

先月の帰省時のこと


時間つぶしに地元シャッター通りを感慨深く歩いていると、小学校の時によく買い食いした「鯛焼き屋さん」を見つけました。






昭和40年代から50年代半ばまで大いに栄えた輪西町は、鉄冷えと共に閉店する商店が続出。その中で「鯛焼き屋さん」だけは細々と商いを続けていたのです。


素晴らしいことです。やはり「粉モノ」は儲かるんだなぁ。


懐かしくて一個買ってみました。小学生時には一個30円だったかな。 


うん、やはり東京で食べるタイ焼きの方が数倍美味い!でも、懐かしい味だから許しちゃうもんね。






この懐かしいタイ焼きを食べながら、「憲ちゃん鯛焼き屋事件」を思い出しました。


憲ちゃんは近所に住む処世術に長けたたくましくエグい幼なじみです。


タイ焼きって必ず「耳」というのか「縁(ふち)」っていうのが出ますよね。


溶いた粉を型に流し込むとどうしても粉が溢れてしまいますが、そのまま焼くとタイ焼きのシェイプの外まで焼けてしまいます。


それだと売る時に格好が悪いので、はみ出て焼けた部分を切り取ったり、そぎ落としたり。それが「耳」なんですよ。






ある時、憲ちゃんはその「耳」を大量にビニール袋に入れて学校に持ってきました。


私は「耳」はその時初めて見たので、それがタイ焼きから出た屑とは知らなかったのです。 甘く香ばしいいい匂いがします。


「憲ちゃん、それな~に?」 


「あ、これ、タイ焼きの耳。欲しい?」


「うん、ちょっとだけちょーだい!」


「え~、勿体ないなあ。せっかく買ったのになあ。どうしようかなぁ。」


勿体ぶるところや勿体なさそうに振る舞うのはいつもの手です。






「じゃあ、朴ちゃん、あげないけど100円で売ってやるよ。」 


「え~、買わなきゃならないならいらないや。」憲ちゃん少し焦ります。


「朴ちゃん、これ200円したんだけど、ヒロちゃんだから特別100円にしてあげるんだよ。買いなよ!」

としつこいことしつこいこと。


もう面倒なので「耳」を100円で買ってあげました。


そして一週間後の学校帰り、憲ちゃんとは別のクラスメイトと「鯛焼き屋さん」に寄って普通のタイ焼きを買うと、おじさんが






「お、朴君!これ耳だけどたくさんあるから持っていきな!どうせ捨てるもんだからタダだよ!」


「え~、タダなんですか?こんなにたくさんなのに?200円じゃないんですか?」


「ばか!タイ焼きが30円なのに耳だけで200円なんかするわけないっしょ。」


「だって、憲ちゃんがおじさんから200円で買ったって言ってたよ。で、僕はそれを100円で買ったんだよ!」


「え?憲の野郎そんなことをしてたのか? いつも来て鯛焼きも買わずに、なんだかんだ調子のいいことばかり吹いて耳ばっかり持っていきやがって、それを売ってたんだな?そうか、憲の野郎、そうか分かった、今度来たらぶっ飛ばしてやる!」


とおじさん怒りまくりです。






まあ、買い手の無知は良くないけれど、それに付け込んでクラスメイト相手へリスクなしの中抜き商売をやるなんて、憲ちゃん相変わらずエグいんですな。


そのビジネスモデルも調達先を失ったため直ぐに終わりとなりました。


今頃何やってるんだろうかな。


鯛焼き屋になっていたら笑えるんだけどな。