最近、全国的に昔ながらの町の「床屋さん」の数が減っているらしい。若者の床屋離れや、低料金のチェーン店の進出に加え、後継者不足が深刻で、閉店する理容店が増えているのが原因らしい。
ところで床屋さんと言えばお約束の漫画本である。子どものころ通った近所の床屋もご他聞にもれず、少年漫画が各種揃えてあり、待ち時間に読むのが楽しみだった。特に長編コミックは散髪に行く度に少しずつ読んで、全巻読破したものである。その床屋も現在は取り壊され、駐車場になってしまった。
子供の頃に通ったような昔ながらの床屋さんが、街角から姿を消す日もそう遠くないのかもしれない。
■昭和40年代の雰囲気が漂う町の床屋さん。この店も今のオヤジの代で廃業してしまうのであろうか。
愛知県碧南市
■ドアも窓も木製の超レトロな床屋さん
愛知県一宮市
■ドアに美粧院とあるが、美容院のことであろうか?
それにしても店全体から尋常ではない昭和のオーラが漂っている。
岐阜県各務原市
■理容の文字が薄れ、「山口」だけになってもがんばっています。
愛知県安城市
■博物館級の昭和の理容院
愛知県碧南市