昔ながらの煙草屋さんには必ずあるショーウィンドウ、基本形は同じでも店によって細部のデザインが微妙に違っていて、色々なバリエーションが楽しめます。
下に紹介するのはシンプルな縦長のタイプで、年代的には一番古く、戦前~昭和30年代頃までに多く設置されたようで、タイル貼りの土台と木製の枠が特徴です。
■廃業しているのは残念ですが、名古屋市内に残る懐かしい昔ながらの煙草屋(上の写真:中区橘)
店舗の古さとタイルの『コバタ』から貴重な戦前物件と思われます
■タバコの表示が英字(筆記体)タイプ。土台の化粧タイルは渋めの煉瓦調(愛知県小牧市)
■上と同じタイプのショーウインドウですが、こちらはブロック体タイプ(愛知県江南市)
■木製枠からアルミ製に変更したタイプ(岐阜県可児市)
■廃業後かなり年数が経っているようですが、グリーン系の豆タイルが今も鮮やかです(愛知県犬山市)