信州大学長野キャンパスの向かい、406号線信大前交差点すぐに小さな煉瓦造の教会が建っています。建物は明治31年竣工の赤煉瓦造で、現在も美しいイギリス積みの外壁を見ることができます。尖頭アーチの玄関の上には大きな薔薇窓が設けられ、側壁と隅部にはバットレスをつけ、明治期によく建てらた西洋中世風のゴシック教会建築の様式を今もとどめています。
■長野聖救主教会/長野県長野市西長野6
竣工:明治31年(1898)
設計:J.G.ウォーラー
施工:不詳
構造:煉瓦造平屋建、鉄板葺
撮影:2017/11/26
※国登録有形文化財