久しぶりに長野の旧友を訪ねたついでに、善光寺にお詣りしました。参道には多くの商店や土産物屋が軒を連ねていますが、再生活用されたレトロな外観の戦前の近代建築がいたるところに残っていて、建築ファンの目を楽しませてくれます。
参道の善光寺交差点から大門の交差点までの短い間をちょっと歩いただけで、数件の洋館造りの近代建築を見つけることができました。
■善光寺参道~奥に仁王門があります(右手の大きな洋館は旧藤屋旅館)
■善光寺の信号の角にあるレトロな外観のワイン屋さん。
もとは大正12年築の洋品店ですが、木造ながら本格的な洋館造りの建物です。
大正期に流行ったセセッション風の外観がとても雰囲気があり、参道の伝統的景観に一役買っています。
■ファサード上部のレリーフが大正モダンな雰囲気を醸し出しています
■サンクゼールワイナリー門前店(旧深沢洋品店)/長野県長野市大門町84
竣工:大正12年(1923)
設計:店主
施工:神田政治(大工)
構造:木造3階建
撮影:2017/11/26
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