善光寺の参道から続く中央通りの西側の通り、西町交差点を南に入ったすぐのところに、なかなか良さげな洋風建築を偶然見つけました。通りに面したファサードだけが洋風の造りになった、いわゆる「看板建築」風の建物で、以前は商店として使われていたようです。2階部分の三連アーチ窓や、当時のままの木製玄関扉や窓枠、その上の狛犬の装飾など細部の見どころがいっぱいです。
善光寺界隈が近代化した大正末~昭和初頃に建てられた商店建築のひとつではないかと思われますが、観光客でにぎわう参道から一本入った裏通りで、ひっそりとたたずむその姿は誠に愛らしく、これからもずっとこのままで時を刻んでほしいものです。
■小さな商店建築ですが、細部意匠にこだわった造りは見どころ満載!
■木製のドア、ショーウィンドー、窓枠、照明など当時のままの姿なのが嬉しいところです
■縦長の窓の上部のアーチ部分はドイツ壁風
■玄関上部の木製の狛犬は見事な細工が施されています
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