井沢式『日本史入門講座』も①②③を読み終わり、④を読んでいる途中である。「怨霊鎮魂の日本史」の巻となっているように、テーマは“怨霊”である。併行して長部日出雄著「阿修羅像の真実」も読んでいる。井沢さんの話を補完するような感じで興味深く読むことができる。
今回の2泊3日の東北の旅では、比叡山延暦寺と平泉中尊寺・宝珠山立石寺がつながった。また、2007年8月から4年間「毎日が発見」という雑誌を毎月定期購読していたのだが、そこに、森村誠一の「おくのほそ道 新紀行」という連載があった。森村さんが芭蕉の歩いた道をたどりながら紀行文に俳句と写真を添えながらというものである。リアル感なく何となく読んでいたのだが、今回のツアーのコースには「奥の細道」に関係の深い土地が多くあった。帰宅してから写真を整理しながら、もう一度読み返してみるとおもしろさが全然違うのである。ついついそちらも読みながらのデジブックづくりとなったので、3日間かかってしまった。
山寺立石寺のいくつかのお堂はきりたった石の中につくられているものがあり、ツアーの参加者どうしで「どうのようにしてつくったのか?」という素朴な疑問も出るし、石段の厳しさに「四国の金比羅さんとどちらがきつい?」というように、それぞれが体験してきた厳しい登りのある寺の話でも盛り上がる。奈良から参加していた夫婦が、三朝温泉にある“投げ入れ堂”への参拝の厳しさを語った。ちょっとおおげさやなと思ったが、たまたま今日「ノジュール」9月号を見ると、東京の夫婦の体験記が載っていた。奈良の夫婦の話していた通りなので、興味が湧いて詳しく調べてみたら、山寺や金比羅さんの比ではないことがわかった。体力のあるうちにトライしたいとリストに加えたのである。
1つのことが終われば減るのではなく、逆に、やりたいことが増えるのである。消化不良にならないように「あせらず・ゆっくり・機が熟するのを待つ」ということを肝に銘じつつ生きる毎日となった。
今回の2泊3日の東北の旅では、比叡山延暦寺と平泉中尊寺・宝珠山立石寺がつながった。また、2007年8月から4年間「毎日が発見」という雑誌を毎月定期購読していたのだが、そこに、森村誠一の「おくのほそ道 新紀行」という連載があった。森村さんが芭蕉の歩いた道をたどりながら紀行文に俳句と写真を添えながらというものである。リアル感なく何となく読んでいたのだが、今回のツアーのコースには「奥の細道」に関係の深い土地が多くあった。帰宅してから写真を整理しながら、もう一度読み返してみるとおもしろさが全然違うのである。ついついそちらも読みながらのデジブックづくりとなったので、3日間かかってしまった。
山寺立石寺のいくつかのお堂はきりたった石の中につくられているものがあり、ツアーの参加者どうしで「どうのようにしてつくったのか?」という素朴な疑問も出るし、石段の厳しさに「四国の金比羅さんとどちらがきつい?」というように、それぞれが体験してきた厳しい登りのある寺の話でも盛り上がる。奈良から参加していた夫婦が、三朝温泉にある“投げ入れ堂”への参拝の厳しさを語った。ちょっとおおげさやなと思ったが、たまたま今日「ノジュール」9月号を見ると、東京の夫婦の体験記が載っていた。奈良の夫婦の話していた通りなので、興味が湧いて詳しく調べてみたら、山寺や金比羅さんの比ではないことがわかった。体力のあるうちにトライしたいとリストに加えたのである。
1つのことが終われば減るのではなく、逆に、やりたいことが増えるのである。消化不良にならないように「あせらず・ゆっくり・機が熟するのを待つ」ということを肝に銘じつつ生きる毎日となった。