素浪人旅日記

2009年3月31日に35年の教師生活を終え、無職の身となって歩む毎日の中で、心に浮かぶさまざまなことを綴っていきたい。

「足の痛さは動いて治せ」の巻

2010年09月12日 | 日記
 今朝も相変わらずの痛さであったが、怪我ではないので動くことにした。
 交野フィルの定期演奏会のチケットをもらったので、朝の用事がすんだら自転車で枚方市民会館まで行き、会館の駐輪場に自転車を置いておいて、枚方市駅から京阪電車の特急で淀屋橋まで行き中之島、北浜界隈に残っている明治、大正、昭和初期に建てられた近代建築を巡り、2時までに枚方市民会館に戻ってくるというハードなスケジュールを急きょつくった。

 レトロな建築のいくつかはテレビでも取り上げられたので、下調べだけはしてあった。機が熟するというが、「今や!」と思い立った時が吉日と実行にうつした。「大阪まちあるき」の会のつくった“中之島タイムトラベルコース”にしたがって巡ったが、そこに載っていないものも発見し、帰ってから調べてみると興味深いエピソードなどを知り、認識を新たにした。

 特に、大阪市立愛珠幼稚園の建物に出会ったことが今日の1番の収穫であった。適塾の裏にあたるのだが、もう電車に乗らないといけない時間になってきたので、淀屋橋の駅を目指して適当に道を選んで歩いていた時「何?これは?」という感じで出会ったのである。家に帰って詳しく調べてみると、なかなかの歴史を持っていることがわかり、再び感慨にふけったのである。

 暑さは覚悟して行ったのだが、高いビルが多いので、ビルの陰を上手に歩けば、ビルの間を抜ける風もけっこうあり、涼しさを感じながら歩くことができた。2時からの演奏会も涼しい中、気分良く聴くことができた。おかげで帰りの自転車も気分良くペダルを踏むことができた。足も回復に向かっていることが実感できる。


デジブック 『レトロ浪漫大阪町歩き』
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする