素浪人旅日記

2009年3月31日に35年の教師生活を終え、無職の身となって歩む毎日の中で、心に浮かぶさまざまなことを綴っていきたい。

枚方はなぜ暑い!?

2023年08月24日 | 日記
 この夏、全国最高気温を枚方が2回記録した。今までの常連。岐阜県の多治見、群馬の前橋、埼玉の熊谷と肩を並べた。去年までは関西の中で、気温の高いところという感じだったが、一気に全国区に駆け上った。昨日のnhk「ほっと関西」の「なんでやのん?」コーナーで「枚方の暑さ」について取り上げていた。
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 ジムではほとんど出てこなかったが枚方市民の間では「盆地説」が結構浸透していることを知った。
 専門家が指摘していたが枚方が盆地であるというのは無理があるように思う。ジムではむしろ「盆地でないのに」という人が多い。「淀川が西側を流れ、大阪湾に開けているという条件で気温が上がることが不思議だ」というわけだ。

 ジムでよく出ていたのが測定場所のこと。番組でも取り上げられていたが、決定打ではなかった。
 どこで測定しているのか知らなかったが、番組にあった「枚方アメダス」で調べると星丘、桜丘北小学校の裏手にあることがわかった。枚方市の中では高台になるので測定場所の問題ではないことは納得した。

 話の中で、一番説得力があったのが、枚方が大阪湾から約30km離れているため大阪湾からの浜風が十分届かず冷めにくい。という説。暑さの滞留で気温の上昇が引き起こされるのである。さらに西には摂津の山、北は男山、西は交野山にさえぎられるという条件が加わり、盆地ではないが似たような地理条件になるといういくつかの要素がからんだ結果というところで話しは落ちとなった。
 

 週間天気予報を見ても、8月いっぱいは猛暑日を覚悟しなければいけない。日の出の遅さと日の入りが早くなってきたことは実感できるようになってきた。ツクツクボウシの鳴き声が主流となり、夏の終わりが近いことは目や耳からは感じる。


 
コメント
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