shuの花日記

山や近所で見かけたお花をエピソードを添えて掲載しています。お花の説明は主にウィキペディア、花図鑑を参考にしています。

谷川岳ハイキング

2019-09-07 20:52:57 | 山行・旅行
9月7日に谷川岳(1977m、日本百名山)に登りました。
この日はもともと友人と谷川岳の沢歩きを予定していましたが、急遽友人の都合が悪くなり、一人でロープウェイを使ったハイキングを楽しみました。
ロープウェイ乗り場に7時45分に到着。土日のロープウェイは7時から運行しており、既に朝早くの組は出発していて、ロープウェイは空いていました。このロープウェイに乗るのは3回目ですが、雪のない時期に乗るのは初めてです。


ロープウェイの車窓から谷川岳がよく見えました。


天神平(標高1319m)から、さらに観光用のリフトを利用して天神峠の展望台(標高1502m)に上がりました。
このリフトは名前の通り観光用なので、谷川岳登山にはあまり使われないのですが、以前5月の大型連休に登って景色が良かったのを思い出したのです。
ここから見ると谷川岳から西に延びる尾根がきれいに見えます。すでに尾根には雲がかかり始めていました。


8時18分に歩き始めましたが、すぐにウメバチソウやトリカブトが現れ止まってばかりです。




5月の大型連休に来たときは雪があって歩きやすかったですが、夏道は土が露出し滑りやすく気を遣います。尾根道を下って行くとやがて天神平からの登山道と合流しました。
合流後の道はよく整備されていて、とても歩きやすいです。


やがて熊穴沢避難小屋に着きました。この避難小屋は3月に来たときは屋根まですっぽり埋まっていたのを思い出しました。


お花はリンドウやミヤマアキノキリンソウ、そしてヒメシャジンでしょうか、めったに見ないお花にも出逢いました。






こちらはイワオトギリのようですが、ずいぶんお花が小さく思えました。


この道は雪のある時と比べると起伏が激しく、鎖やロープがあることにも驚きました(めったに使うことはないのでしょうが、老若男女が登る山なので設置されているのでしょう)。
空はガスに覆われたままですが、時折雲に穴が開いたようにして山頂付近が見えていました。
肩の小屋を目前にして、少し大きな雲の切れ目が見えたので、写真を撮りました。お天気は目まぐるしく変わりました。


10時直前に肩の小屋に到着。途中おにぎりを食べたりして休憩したわりに、予定より30分早く着きました。
この小屋は3月に来た時の最高登頂点でした。その際は風が強く山頂へ向かうのを諦めたのです。




小屋周辺にもお花がたくさん咲いていました。中でもヤマハハコの群落は見事でしたし、セリ科のお花もたくさん咲いていました。




さて、肩の小屋から山頂へ向かいます。10分足らずの道のりです。
下の2つの写真は、1分足らずの間に撮ったものです。雲の流れと天気の変化の速さが分かると思います。




そして双耳峰の一つトマの耳(1963m)に到着です。


トマの耳からもう一つの山頂で谷川岳の最高地点のオキの耳を見ても雲に隠れて見えませんでした。


しかし、必ずガスは晴れると信じ十数分ほど待つと、山頂が完全に晴れました。


そして、晴れはしばらく続き、オキの耳に向かう道を気持ちよく歩くことができました。




10時48分、オキの耳(標高1977m)登頂です。


帰路、オキの耳方向からトマの耳を撮りました。ガスがかかる中、山頂のシルエットが神々しく見えました。


下山時は日が射して、途中、天狗の溜まり場と呼ばれる岩場で、景色を楽しみながら残ったおにぎりを食べました。


天神平には13時前に到着。帰路のロープウェイから谷川岳を拝んで、ハイキングを無事に閉めることができました。


今日もご覧いただき、ありがとうございました。
コメント (8)
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