shuの花日記

山や近所で見かけたお花をエピソードを添えて掲載しています。お花の説明は主にウィキペディア、花図鑑を参考にしています。

茅ヶ岳で3000m級の山々を展望

2020-02-23 20:16:57 | 山行・旅行

2月20日、「日本百名山」の著者、深田久弥氏の終焉の地として知られる山梨県の茅ヶ岳(1704m)に登った。
この山の麓には、深田記念公園があり、登山道は深田記念公園の駐車場からスタートしている。歩き始めて20分ほどは混合林の中を真っ直ぐ南北に伸びる道を進む。


すると舗装された林道前山・大明神線に出る。この林道を横切り本格的な登山道となる。


登山道は谷筋に沿っていて、初めのうちは傾斜が緩やかで、1時間ほど歩くと垂直な岩壁に出くわす。そこが女岩である。


女岩には水場があるが、崩落の危険があり近づくことができない。写真を撮って引き返し、巻き道を登っていく。この辺りから登山道の傾斜が急になる。
また、針葉樹が無くなり、もっぱら落葉広葉樹の林を歩くので、落葉で足元が見えない。岩や木に記された◎印を頼りに歩く。


女岩から45分ほどで稜線に出て、正面に金峰山(日本百名山、2599m)が見え、振り返ると富士山(日本百名山、3776m)の雄姿が拝めた。


そこから直ぐに深田久弥先生終焉の地に着いた。お花が供えられていた。ザックを下ろしてお参りする。
正面に見える山は金峰山である。


終焉の地から10分ほど歩いて山頂に着いた。
山頂から見える山をご覧いただこう。
先ずは富士山。手前は甲府盆地だ。




続いて八ヶ岳連峰、主峰赤岳(日本百名山、2899m)から横岳に続く稜線がきれいだ。






次は南アルプス(赤石山脈)。


正面に見えたのは甲斐駒ヶ岳(日本百名山、2966m)。


その左には仙丈ケ岳(日本百名山、3003m)。


さらに左奥に見えているのは北岳(日本百名山、3193m)のようだ。


そしてその左に頭を出しているのは間ノ岳(日本百名山、3190m)らしい。


さらに左には農鳥岳(日本百名山、3026m)の山頂が顔を出しているが、アップでは撮ってない、

続いて関東山地(奥秩父山塊)の山々。
代表はやはり金峰山。


瑞牆山(日本百名山、2230m)や国師岳(2592m)、甲武信ケ岳(日本百名山、2475m)の姿も認めたが、見栄えは金峰山には及ばなかった。

山頂に30分ほど佇み、昼食を摂って、下山は尾根道を歩いた。


広葉樹の森ではシラカンバも認められた。また、歩くに連れて植林した針葉樹も現れる。木々を眺めるのも楽しい。
小鳥もいく羽か鳴いていたが、名前が分からず、残念だった。


登り始めたころには凍てついていた地面が泥濘となり、気を付けていても滑る。何とか転倒は免れたが冷や冷やした。
50分ほど歩いて舗装された林道に出た。


下山後は、翌日の山に向けてひたすら車を走らせ、その日の宿は、長野・岐阜県境の平湯温泉と決めた。
そして、いつの間にか日が暮れていった。
コメント (4)
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