雪国植物園では、2週間前に観られなかったいくつかの花が観られたのが嬉しかった。
シュンランもそのうちの一つだが、シラネアオイもやはりそのうちの一つだ。シラネアオイは複数の場所で群落が観られた。
・シラネアオイ(白根葵、Glaucidium palmatum、キンポウゲ科シラネアオイ属の多年草)
ホクリクネコノメは2週間前にも観られたが、開いている花の数が増えていた。
・ホクリクネコノメ(北陸猫の目、Chrysosplenium fauriei、ユキノシタ科ネコノメソウ属の多年草)
次はスゲの仲間だ。スゲの仲間の中で早くに開花するカンスゲが候補だが自信がない。高内山でも観られた。
・スゲの仲間
ショウジョウバカマがたくさん咲いていた。この花は高内山でじっくり撮ったので、あまり撮らなかった。
・ショウジョウバカマ(猩々袴、Heloniopsis orientalis、メランチウム科ショウジョウバカマ属の多年草)
ニリンソウの群落も観たが、やはりあまり撮らなかった。
・ニリンソウ(二輪草、Anemone flaccida、キンポウゲ科イチリンソウ属の多年草)
続いては黄色いスミレの群落だ。スミレはこの他にタチツボスミレ、ナガハシスミレを観た。
雪国植物園で観られる黄色いスミレは、すべてオオバキスミレとのことである。
・オオバキスミレ(大葉黄菫、Viola brevistipulata subsp. brevistipulata var. brevistipulata 、スミレ科スミレ属の多年草)
ミズバショウの花数が2週間前と比べてずいぶん増えていた。
・ミズバショウ(水芭蕉、Lysichiton camtschatcensis、サトイモ科ミズバショウ属の多年草)
続いては鳥だが、鳥撮り用のカメラではないので、小さくしか写っていない。
えっ! (まだジョウビタキがいる)と思って二度見した。
こちらはお馴染みのシジュウカラ。よく地面に下りてきていた。他にはヤマガラの姿も観られた。
展望台からは雪を被った山並みが観られた。標高はさほど高くない山々だが、4月に入っても白いのは豪雪地帯ならではである。
・粟ヶ岳(日本三百名山、標高1292m)
・守門岳(日本二百名山、標高1537m)
守門岳の右に昨秋登った浅草山(日本三百名山、標高1586m)も見えていた。
撮影:2024/04/05
2024年4月初旬日本海花紀行(その5)いざ秋田県へ に続く。
シュンランもそのうちの一つだが、シラネアオイもやはりそのうちの一つだ。シラネアオイは複数の場所で群落が観られた。
・シラネアオイ(白根葵、Glaucidium palmatum、キンポウゲ科シラネアオイ属の多年草)
ホクリクネコノメは2週間前にも観られたが、開いている花の数が増えていた。
・ホクリクネコノメ(北陸猫の目、Chrysosplenium fauriei、ユキノシタ科ネコノメソウ属の多年草)
次はスゲの仲間だ。スゲの仲間の中で早くに開花するカンスゲが候補だが自信がない。高内山でも観られた。
・スゲの仲間
ショウジョウバカマがたくさん咲いていた。この花は高内山でじっくり撮ったので、あまり撮らなかった。
・ショウジョウバカマ(猩々袴、Heloniopsis orientalis、メランチウム科ショウジョウバカマ属の多年草)
ニリンソウの群落も観たが、やはりあまり撮らなかった。
・ニリンソウ(二輪草、Anemone flaccida、キンポウゲ科イチリンソウ属の多年草)
続いては黄色いスミレの群落だ。スミレはこの他にタチツボスミレ、ナガハシスミレを観た。
雪国植物園で観られる黄色いスミレは、すべてオオバキスミレとのことである。
・オオバキスミレ(大葉黄菫、Viola brevistipulata subsp. brevistipulata var. brevistipulata 、スミレ科スミレ属の多年草)
ミズバショウの花数が2週間前と比べてずいぶん増えていた。
・ミズバショウ(水芭蕉、Lysichiton camtschatcensis、サトイモ科ミズバショウ属の多年草)
続いては鳥だが、鳥撮り用のカメラではないので、小さくしか写っていない。
えっ! (まだジョウビタキがいる)と思って二度見した。
こちらはお馴染みのシジュウカラ。よく地面に下りてきていた。他にはヤマガラの姿も観られた。
展望台からは雪を被った山並みが観られた。標高はさほど高くない山々だが、4月に入っても白いのは豪雪地帯ならではである。
・粟ヶ岳(日本三百名山、標高1292m)
・守門岳(日本二百名山、標高1537m)
守門岳の右に昨秋登った浅草山(日本三百名山、標高1586m)も見えていた。
撮影:2024/04/05
2024年4月初旬日本海花紀行(その5)いざ秋田県へ に続く。
私も日曜日、かたくりの里にもう一度行き、
楽しんできましたよ^^
新潟と同じ時期に咲くんですね
ホクリクネコノメ
ネコノメの名前が付く花がたくさんあることを
皆様の投稿をみて知ります。
個性的な花でもありますよね^^;
浅草山
麓の雪は溶けても、山ではまだ積雪、
もうしばらく白い姿をみせてくれるんでしょうね^^
シラネアオイは北海道から本州中北部の日本海側にかけての山地帯と亜高山帯で観られる植物です。
名前は日光白根山に由来していますが、シカの食害のため日光白根山一帯では数が激減しています。
太平洋側で観たことはないのですが、神奈川県でも観られるのですね。
あるいは植栽されたものでしょうか?
ネコノメソウの仲間は種類が多く、私には同定が難しいです。植物園だからこそ名前が分かります。
越後の山々はまだ雪深いです。今は雪崩が置きやすい季節なので、登山の際は要注意です。
安全登山を心がけたいと思います。
花も山も素晴らしいですね。個人的には栗ヶ岳、守門岳の眺めがいいです。
大昔(約45年前)、サラリーマンになって初めての個人旅行は秋田から北アルプス白馬山麓までの汽車旅行でした。
新潟を過ぎて見えて来た奇麗な白い山が栗ヶ岳、守門岳の二山でした。
その後、もっと高く立派な山々が続々と見えて来ましたが、
最初に目に入ったもののインパクトは大きかったですね。
当時は上越国境や信州の山々が憧れでした。
久しぶりに見ました。ありがとうございました。
おはようございます。
シラネアオイはお山で一度だけ見たことがあります。
こんなにたくさんの花数ではありませんでした。
開田高原もコブシの花が咲き始め、カタクリ、ニリンソウ、アズマイチゲ、キクザキイチゲが咲き始めました。
キンポウゲ科なのにアオイと言うのは、花がアオイ科に似ているからでしょうか。
ネコノメソウ属の花を見ていつも思うのですが、みぃの目に似てるかしら??
もうミズバショウが咲いているのですね。
尾瀬を思い出します。
雪を被った二つに山は標高が1000m代なのに、北国ですから4月になってもこんな真っ白なんですね。
お花も山も素晴らしいです。
いざ秋田県へ、を楽しみにしています。
素敵なショットと解説から様子、雰囲気などが伝わってきました。
見せていただき、とてもsiawase気分です。
ブログ交流で、ちょっと得した気分、いいものですね。
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今回の旅は、もともとモウズイカさんの記事に刺激を受けて、男鹿半島の山へ出かけたいと思ったことが始まりです。
出かけるなら今の時期で、これまで観たことのないスプリング・エフェメラルを観たいと思いました。
明日の記事からはいよいよ秋田県に入ります。最初に寒風山に上がり、その後毛無山へ向かいました。
今回観た山(粟ヶ岳、守門岳)はいずれも登っていません。山名は展望台に絵図があったのでよく分かりました。
これから観ていく秋田県内の山の名前を調べるに当たっては、モウズイカさんの記事が大変参考になりました。
お礼申し上げます。
日本海側の山は積雪が多く、標高以上に山が高く見えますね。
特に今の時期は山に威風を感じます。特にその中でも鳥海山は別格だと思いました。
秋田県の山では、秋田駒ヶ岳、森吉山、和賀岳など登りたい山がたくさんあります。
それというのもモウズイカさんの記事のお陰さまです。
本当にありがとうございます。
シラネアオイは主に日本海側の山でよく観ます。
これまでいちばん大きな群落を観たのは、雨飾山でした。
名前の由来となっている日光白根山ではシカの食害で数が激減し、保護のため数十㎡程度を柵で囲ってありました。
開田高原の春はこれからが本番ですね。
素敵な光景をブログで拝見できますことを期待しております。
シラネアオイはアオイ科ではないですが、タチアオイのような大きな花を咲かせるのが名前の由来になっています。
高山植物の中ではとびきり大きな花です。
ミズバショウはもうあちこちで咲いています。
北海道に住んでいた頃は、大型連休の頃に田んぼの周囲でよく観ました。
その頃はそれほどありがたい花だと思いませんでしたが、尾瀬の初夏の風景には欠かせない花だと思います。
そろそろ尾瀬ヶ原の雪解けも進んで来ていて、今週末から開く山小屋が多いみたいです。
私もテントを背負って出かけたくなりました。
雪国植物園は、とても素敵なところです。
これまで名前は知っていたのですが、訪れたのは今年が最初です。
これから11月まで途切れることなくお花が楽しめます。
すぐにもう一度出かけたくなります。
ホオジロが凜々しいですね。
昨日散歩道でホオジロの囀りを聞きました。
恋の季節なのでしょうね。