shuの花日記

山や近所で見かけたお花をエピソードを添えて掲載しています。お花の説明は主にウィキペディア、花図鑑を参考にしています。

ツユクサ - 我が家の庭(千葉県白井市)

2018-06-12 08:53:19 | みんなの花図鑑
ツユクサ(露草)は、ツユクサ科ツユクサ属の一年生植物です。

ツユクサは、「露草」で「梅雨草」ではありません。今が咲き始めで、秋口までお花が楽しめます。
俳句においても、露草、月草、蛍草などの名で、秋の季語です。
その、ツユクサが咲き始めました。

1.5 - 2cmほどの青い花はけなげで、3枚の花弁のうち、上の2枚は青く大きいですが、下の1枚は白く小さくて目立ちません。
雌しべが1本、雄しべが6本。早朝に咲いたお花は午後にはしぼんでしまいます。

我が家の庭にひっそりと、でも、けなげに咲くツユクサ。この季節、アジサイやバラより、ツユクサが似合うように思います。

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アジサイ - 我が家の庭(千葉県白井市)

2018-06-09 10:12:52 | みんなの花図鑑
アジサイ(紫陽花)は、アジサイ科アジサイ属の落葉低木です。

我が家に2株のアジサイが植えてあります。10数年前に鉢植えで購入し、その後庭に植え替えました。
花色は、1つが青色で、もう1つは赤紫色です。地力と陽当りの違いで青色の方は人の背丈ほどに成長しましたが、赤紫色の方は未だに腰くらいしかありません。

昨夜降っていた雨が今朝早くには上がり、水滴がまだ残っているアジサイを撮ってみました。

今日は梅雨の中休みで、明日からまた降り続くようです。貴重な晴れ間を活かして、外に出ようと思います。

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ナンテン - 我が家の庭(千葉県白井市)

2018-06-08 05:04:36 | みんなの花図鑑
ナンテン(南天)は、メギ科ナンテン属の常緑低木です。

中国原産で、日本では西日本、四国、九州に自生していますが、古くに渡来した栽培種が野生化したものと考えられています。

音が「難転」即ち「難を転ずる」に通ずることから、縁起の良い木とされ、鬼門または裏鬼門に植えると良いとされています。
我が家では、当初北東の鬼門の方角に植えていましたが、今はそれに加えて南西の裏鬼門の方角にも植えています。南西の方が日当たりが良く、よく成長しています。

我が家のナンテンは、毎年冬に赤い実をたくさんつけます。そしてヒヨドリに食べられます。

これとは別に、オタフクナンテンも植えていますが、こちらは花も咲かず実も付きません。






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ハルリンドウ - 坊ガツル

2018-06-07 13:13:31 | みんなの花図鑑
ハルリンドウ(春竜胆)は、リンドウ科リンドウ属の冬型一年草(秋に芽を出し翌年に枯れる。越年草ともいう)です。
普通のリンドウやミヤマリンドウが多年草なのに対し、ハルリンドウは冬型一年草で、フデリンドウ、コケリンドウも同様に冬型一年草です。

本州、四国、九州の日当たりの良いやや湿った山野や湿地に生育します。

花冠は長さ2-3cmの漏斗状で、朝、日光を受けると開花し、夕方に閉じます。

坊ガツルでは、毎年野焼きが行われ、今年は3月31日に行われました。
秋に芽を出し、ロゼットで冬を越すハルリンドウですが、野焼きの火にも耐えるのですね。

この時季、坊ガツルで見るお花の種類は多くありません。木道脇にハルリンドウを見つけ、嬉しくなりました。

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ウマノアシガタ - 坊ガツル

2018-06-07 13:13:14 | みんなの花図鑑
ウマノアシガタ(馬の足形)は、キンポウゲ科キンポウゲ属の多年草です。

日本では北海道〜南西諸島まで広く分布します。

花期は春、花は直径1.5-2cmで、花弁は5枚で広倒卵形、長さ10〜12mm、色は光沢のある黄色です。
キンポウゲ科に多い有毒植物のひとつで、これを食べた牛が中毒を起こしたことが知られています。

坊ガツルでは、木道の脇にウマノアシガタが咲いていました。春のお花なので、盛りは過ぎていたように思いました。

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サワオグルマ - 坊ガツル

2018-06-07 13:12:55 | みんなの花図鑑
サワオグルマ(沢小車)は、キク科キオン属の多年草です。

本州、四国、九州、沖縄に分布し、日当たりのいい山野の湿原、水辺、耕作放棄水田、水田脇などに自生します。

この時季、坊ガツルで最も目につきやすいお花かもしれませんね。

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ツクシドウダン - くじゅう連山

2018-06-06 08:43:01 | みんなの花図鑑
ツクシドウダン(筑紫満天星)は、ツツジ科ドウダンツツジ属の落葉低木です。

分布は、大分県、宮崎県、鹿児島県の高山に限られ、山頂帯や尾根の岩場に生育します。
サラサドウダンの亜種で、花冠が深く5つに裂け広がっているのが特徴です。花の長さは、1~1.5cmあり、花色は紅色または淡紅色です。

今回のくじゅう連山のハイキングでは、鉾立峠から白口岳への登山道脇と、坊ガツルから三俣山南峰へ向かう登山道脇の、いずれも日当たりの良い岩場の斜面で見かけました。
近くでは、白色のドウダンツツジも咲いていましたが、既に散っているものがほとんどでした。

ツクシドウダンは、ミヤマキリシマのような派手さはありませんが、かえって見かけたときの嬉しさは格別です。
急登を苦労して登るなか、写真を撮りながら休んだひと時を、思い出しました。

見出し画像は、6月3日に三俣山登山道で撮影しました。次の2葉も同様です。背景の山はミヤマキリシマがきれいな平治岳です。




次の2葉は、6月2日に白口岳登山道で撮影しました。花色が淡いものはサラサドウダンかもしれません。




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ミヤマキリシマ - くじゅう連山

2018-06-05 08:34:47 | みんなの花図鑑
ミヤマキリシマ(深山霧島)は、ツツジ科ツツジ属の常緑低木です。

1909年に霧島へ新婚旅行に訪れた牧野富太郎氏がミヤマキリシマと命名したそうです。その霧島山・えびの高原のほか、阿蘇山、くじゅう山、雲仙岳、鶴見岳など九州各地の火山性高山に分布しています。
ミヤマキリシマは抵抗性が強く、火山活動により生態系が撹乱された山肌で優占種として生存でき、火山活動が平穏になるなど影響が小さくなるにつれて、ヤシャブシやノリウツギ、アセビ等が混入、伸長し、ミヤマキリシマの生長を抑制するようになり、優占種として生存できなくなります。

花期はおおむね5月下旬から6月中旬で、枝先に2-3個ずつ紫紅色の花をつけます。花色は紫紅色のほか、桃色、薄紅色も見られます。
今年、九州各地のミヤマキリシマは、例年より1週間早く花期を迎えました。

6月1日から4日にかけて、くじゅう連山を歩いてきました。ミヤマキリシマの最盛期にあたり、また3日が山開きにあたり、多くのハイカーで賑わっていました。

2001~2年にも、くじゅう連山を訪れています。その頃は害虫のキシタエダシャクが大発生し、お花の数は僅かでした。そのような記憶もあって、今年のミヤマキリシマは想像以上、そして期待以上でした。

見出し画像は、北大船山(1706m)付近で撮ったものです。お花の密度が高かったです。

稲星山(1774m)の斜面に咲くミヤマキリシマです。桃色のミヤマキリシマの群落が一面に広がっていました。


北大船山から観た大船山(1787m)です。紫紅色の帯が広がっていました。



くじゅう連山最高峰の中岳(1791m)から観た平治岳(1643m)と手前に広がる坊ガツル湿原です。平治岳の山頂付近は赤く染まって見えました。


以下は、坊ガツル付近で撮ったミヤマキリシマです。









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