「弘前 スーパーマーケット編」
「弘前 たびすけ西谷 雷佐氏セミナー編」
に続き
「弘前 オステリアエノテカ ダ・サスィーノ編」
ワイン好きの私達。
地方にはその土地ならではの食材がある。
それを活かしたレストランは無いかしらと
常々調べて予約を取ってから出向く。
4年前真室川の甚五右衛門芋収穫祭に行った時は
山形県鶴岡市「アル・ケッチァーノ」へ。
庄内の食材をこうして活かしているレストランが
あるのだと感激した事を覚えている。
弘前の地に ありました!!
「オステリアエノテカ ダ・サスィーノ」
笹森シェフは、自ら畑を耕し、収穫した野菜・果物で料理を作り
肉類も青森県産の食材を自ら加工して出して下さる。
●1皿目
ブッラータチーズは自家製。
ドライトマト・長ねぎロースト。
オリーブオイルをかけて。
●お料理
モルタデッラソーセージ・弘前高杉産馬肉のブレザオラなど
加工肉はお店で作られ、添えられているあんぽ柿も自家製。
パイ包みの中には、イタリア産の黒トリフと
馬肉を包んだ熱々のラビオリが入っている。
仔豚のお皿の時に「これは?」とお聞きしたら
「スペイン産の仔豚ですみません」と。
いえいえ。弘前でスペイン産の仔豚を弘前産の
菊芋、雪中人参のクミン風味で頂けるなんて
贅沢な事。何が何でも地元産に拘っていない。
その時期に獲れる、採れる食材で
無理のないメニューを頂く事ができる、
なんと楽しい、至福の時。
●自家製白ワイン
10年近く前から自宅近くの畑で
ワイン用のぶどうを栽培し
ワイン造りも始められた自家製ワイン。
酒税法の関係など難題もクリアし
お店で提供されている。
今まで国産ワインは応援価格を承知で
甘め評価で少々目を瞑って飲む事も多かったのだが
このワインは、お料理と合わせて
楽しめる大満足のワイン。
●岩木産ネッビオーロの自家製赤ワイン
●チーズの盛り合わせ
コースに入っていなかったけれど
是非食べたかったチーズ達。
弘前土手町にある「ピッツェリア ダ サスィーノ」
の2階にある工房で作られているそうだ。
特にモッツァレッラの美味しい事!
今回は、たびすけ西谷さんのセミナー
【着地型観光とインバウンドに取り組む旅行会社。津軽の魅力をガイド目線で満喫する】
受講目的の弘前だった。セミナーの中で着地型観光は
「今だけ」「ここだけ」「あなただけ」が
キーワードになると例えに出された。
筋の通ったコンセプトのあるレストランは
シェフの挑戦を感じる事が出来て楽しい。
オステリアエノテカ ダ・サスィーノには
わざわざでも、違う季節に再訪したいと思った。
時間、空間、食材、味わいを体感しに来たいと。
着地型観光の弘前にハマってしまったな。