大阪成蹊大学 マネジメント学部食ビジネスコースで学生さん達に講義をさせて頂きました。
食ビジネスコースの専門演習では、流通の理論だけでなく
実際にスーパーマーケット店頭の売り場提案の予定されており
実務の講座も入っているそうです。
田中浩子教授とは、十数年来の同志。
辻学園のミールプランナー講座で共に学び
MCEI大阪のマーケティングの勉強会のお仲間です。
フィールドは違うものの、食に対する捉え方、スタンスは同じ。
学生達に何を伝えたいか、ツーカーで熱い思いを理解させて貰っています。
私達が続けて来た活動が少しでもお役に立ててうれしいです。
スーパーマーケットのどんな売り場なら買ってしまいたくなるか。
私達の評価の高いスーパーマーケットはどんな売り場作りをしているのか。
スーパーマーケットは消費者にどんな工夫をして便利に買って貰う努力をされているのか。
私達のコンセプトである「企業と消費者の通訳」のスタンスでお話をしました。
設備、商品、サービスまで、店内見取り図を見ながら店内一巡をしたつもりで!
まず、入ってすぐのカートから。
アルミ製で網目が細かく、車輪は小回りが利き可動しやすい。
カートにカゴを乗せ沢山の買い物をする時には
カートの動きも店舗評価のひとつになるのですから。
もちろん、関連販売している、つい買ってしまう心理や
でも突出し陳列をしていたら、結局奥の商品は見えないし、取れないという
陳列技術の大切さなど盛り沢山になってしまいました。
来週の授業では、福島県大阪事務所様、JA全農福島様から福島のお野菜について
レクチャーを頂くそうです。私達も学生さんと同席してお聞きします。
今後、レクチャーを元に、実務の技術を学びながら
売り場コンセプト作り、実際店頭での売り場造りの発表会まで
数回の授業を担当させて頂きます。
今までスーパーマーケットの若い社員さんにセミナーを聞いて頂く事はあったのですが
学生さんは初めて!学生時代から感性を磨いて貰いたいなぁ。