いつものように、スーパーマーケット巡りをしようと思い、高知県大豊ICを下りて山間の道を走っていましたら
サンシャイン本山店が見えてきたので入ってみました。
年季の入ったお店でも店内は清潔に保たれ、決して広い店内ではないのですが
選びやすく買いやすい商品が並び、とても気持ちよく買い物が出来ました。
高知特産の「土佐赤牛」の部位も数多く、カットも美しく並び、今日帰るなら買って帰りたいと思いました。
高知の産直コーナーの商品が皆正面を向いて並び
どれも美味しそう。その中でひときわ目を惹いたのは
「ぽっちり堂」のお菓子。ポスターのイラストもきれい!
お店の案内パンフレットを手に取ったら、なんと、ここから近いじゃないですか。
サンシャイン本山でも数種のクッキーを購入した後
「ぽっちり堂」に向かいました。
本当にこの車のナビは正しいのか・・と不安になる道を走っていたら
案内版もみつかり、無事たどり着く。
ぽっちり堂 高知県土佐郡土佐町田井2679
外には、テラス席もあり
山から流れ落ちる水が気持ちのいい風景。
築100年の古民家を受け継がれて、おばあちゃん達の
暮らしを受け入れながらも、若い世代ならではのアカデミックな
生活をされているご様子です。
上品で華奢なけいこ奥様ですが、なんと、大阪のしかも岸和田ご出身。
同じ大阪南部に住んでいる者としては、芯はきっとバイタリティーがおありなんだろうな!と
嬉しくなりました。
このカワイイ缶の中のクッキーの素朴で美味しい事!
中身は一緒だけど、蓋の柄は色々あります。
どれも可愛くて迷いに迷って、2缶お土産に選びました。
カフェからお山を歩きながら、子供の頃に戻ったような
幸せな気持ちになっていました。
そういえば、マーケティング的観点で時代の流れを知るには
参考になる・・と皆様にお勧めしている本
「 第四の消費 つながりを生み出す社会へ (朝日新書)」三浦展
三浦氏と山崎亮氏とのインタビュー対談の中で、山崎さんが
山間部でもインターネットの整備により、昔とは一味違う田舎暮らしが楽しめると
お話されていた事を思い出しながら帰途についたのでした。
戻ってから第四の消費の本を開いたらP220にご紹介されていたのは
「ぽっちり堂」の川村さんご夫妻の生活を書かれていたのでした。
そうか!この空間だったのね。
山崎さんが語られていた通り、情報という意味において都会と遜色なく
繋がっているからこそ、お野菜を持って来てくれるご近所のおばあちゃん達とも
面白ろがりながらのんびりと、付き合って行ける。
ネットの繋がり、人と人との点での交わり。
そして、正確な日本の物流システムの恩恵があってこそ、この田舎ならではの
気持ちのいい生活があるのでしょうね。
偶然入ったスーパーマーケットから繋がった、面白い体験でした。
さて、こんな私達は第〇の消費をしているのかしら。
中身のクッキーも美味しいのですね♪
こんなお土産を頂いたら嬉しいですね~。
中身のクッキーの写真載せていなかったわね。公式サイトで拝見して下さいね。
クッキーも甘味控えめで美味しかったし、缶のデザインも素敵でしょう。
お店のあるロケーションと全てが合っていました。
お土産に持って行った先で、一緒に頂いたのですが、喜ばれましたよ。