平成と令和を繋ぐ、超大型連休の終わった5月中旬に、いつか行きたいと思っていた、スペインバスク地方サン・セバチャンに行ってきた。緑豊かであるけれど、雨が多いと聞いていたのだが、旅中良い天気に恵まれた。セゴビア、バイヨンヌ、サン・セバチャン、ビルバオと1週間の短い旅の中でも沢山の世界遺産、名所旧跡を案内してもらった。日本、海外、どこへ旅をしても、私達の印象に残るのは、観光地より食であり、なにげない日常生活、買い物をしている風景のようだ。
★サン・セバスティアン(SAN SEBASTIÁN)
●サン・セバチャンの海岸線 ビスケー湾を眺める高台から
●サン・セバチャンの夕焼け
★サラウツ(Zarautz)
・サラウツ海岸
サン・セバスチャンから車で30分ほど南下したサラウツで街歩き。砂浜が続く海岸線が美しい、サーファーが集う街。
・ゴミの分別もオシャレ
●サラウツ商店街
マリンスポーツが盛んで夏には観光客も多く訪れる。5月のこの時期は食品、衣料、雑貨などさまざまな店が営業はしているが、人通りも少なく落ち着いた雰囲気の街。
・駄菓子店。おもちゃも並ぶ
ディスプレイは美しいがキャンディがここまで日に晒されて大丈夫なのだろうか?
・婦人服店
・食品店
●Merkatu Plaza市場
商店街の一画には近年改装されたのだろうな、と見受けられる清潔な市場。アートが飾られ、鮮魚店も精肉店もあるのだが、床がドライで匂いがしない。軽食の店もあり、街中にこのような市場が活気付いていると楽しいなぁ。
★ゲタリア
●タライ・ベリ チャコリナ(Talai Berri Txakolina)
バスク語でワインは「チャコリ」日当たりの良い石灰質の丘陵地で育ったぶどうで作られたチャコリは爽快なミネラル感と、微発泡で口あたりが良い。日本の料理にも合いそうと思ったら、今はアメリカが買占めに来ているそう!後を継がれた五代目の娘さんが醸造所を案内して下さった。
●ゲタリア高台から眺める街並み
サラウツの海辺から遠くに見えていた半島の港町
●エル・カノ(EL KANO)
名物の鮮魚の炭火焼き。もちろん、チャコリで。お料理に合います!
屋外で炭火焼き
大きなヒラメの焼き上がり
取り分けて下さる
★サン・セバスティアン(SAN SEBASTIÁN)
●スーパー アマラ(SUPER AMARA)
1階に専門店が並び地下1階にはスーパーマーケット
買い物カゴの下には車輪が付いている。欧米で大型カートはよく見たけれど、床を直接ひいて買い物をするカゴは初めてみた。その後、他の都市のスーパーでも見かけたからスタンダードらしい。
こういうスタイルになる
ワイン売り場でリオハのワインを買おうと眺めていたのだが、あまりに沢山あって選びきれず・・・。
箱積みされて、きっとお買い得品であろうと想像した、売り場で一番安いリオハを買って飲んでみた。
チェッカーさんは座ってレジ機の前。お客がベルトコンベヤーの上に自ら商品を並べて清算を待つ。これは、数年前と変わらない形。
レジ前エンドには衝動買いしちゃいたくなる商品が並ぶ棚。世界中どこでも人間の心理は共通!
連日の外食に胃も疲れ気味。朝市で買った野菜を、トランクに入れて来た調理ポットであっさりスープを作り、回復。リオハワインは4.25€で充分美味しかった!