2025年新年あけましておめでとうございます。自分達の記録も兼ねて、ボチボチ発信していきます。宜しくお願いします。
昨年2024年9月末、北海道に旅したブログを今頃投稿。お許しください。
蒸し暑い大阪から新千歳空港に到着。初秋を感じながら共働学舎新得農場/チーズ工房に寄り、ビブレ美瑛町北瑛小麦の丘(旧北瑛小学校)で宿泊。翌日SHIRO 砂川本店、江別市を経由し札幌へ向かった。
【買い物をしたスーパーマーケット】
EBRI (エブリ)、ラッキー山の手店、北海市場屯田店、スーパーセンタートライアル屯田店、マルコストアー本店、ラッキー 篠路店、マンボウ、ラッキー西山店、コープさっぽろ 新さっぽろ店、ダイイチ すすきの店、ダイイチ平岸店、北海市場山鼻店、コープさっぽろやまはな店、スーパーアークス山鼻店、ラルズマート伏見店、キテネ食品館月寒店、まいばすけっと月寒中央通4丁目店
●EBRI (エブリ)
江別市東野幌町3−3
赤レンガ工場跡(旧ヒダ工場)に個性的なショップが入っている。その中に、食品販売店として「えぶり市場」。赤レンガ造りのレトロ感と市場の風情が合っている。イメージ先行で生鮮食品の質としては魅力的な商品はなかったが、ワインチーズの専門店でワインを購入。
・まちのやおやさん(えぶり市場)
●ラッキー山の手店
札幌市西区山の手1条7丁目1−28
今回札幌は、キッチン付きのホテルで宿泊。色々なお店で食材を購入し調理して食べた。ラッキー山の手店で今晩からの食材購入。カラーコントロールの美しい果物売り場、野菜売り場、高品質食材が並ぶ精肉鮮魚、ドライグロサリーを「やっぱりラッキーやね!」と楽しく買い物。魚のフライは鯵ではなく羅臼産の真ほっけなんだ!と早速北海道を体感。産直野菜のリーキをみつけ、野菜スープを作る。
・真ほっけフライ
・北海道産リーキ
・キッチン付き宿泊施設でリーキ入りスープ
●CiiNA CiiNA屯田店
元イトーヨーカドー屯田店 2024年7月28日に営業を終了
札幌市北区屯田8条3丁目5−1
・11月23日スーパーマーケット「ロピア屯田店」オープン予定。
「CiiNACiiNA(シーナシーナ)は100均ショップ、飲食店など一部先行オープンしていた。施設内のがらんとした吹き抜けの内部を歩くと、キーテナントとなる食品を販売する店は、待ち望まれていることがわかる。しかも、今回北海道1号店として話題のロピア。
●北海市場 屯田店
札幌市北区屯田8条4丁目5−2
CiiNA CiiNAから横断歩道を渡ればすぐ徒歩2分にある。店内は少し暗めで人工観葉植物やぬいぐるみが飾られ、九州にあるスーパーマーケットハローデイを思い出した。小容量パックの鮮魚や丁寧な商品説明POPなどもあるが、鮮魚売り場に2キロ以上のかんぱちなど、丸ものの鮮魚が種類も豊富に並んでいた。しかし「只今鮮魚売り場人手不足の為、鮮魚調理承りを休止させていただきます」の知らせが貼られており、このサイズの鮮魚を家庭で調理できるお客さんは少ないだろうから、勿体ないなと思った。
ネット宅配のロッカーも置かれていた。三重県のスーパーサンシのロッカーに似ているなと思っていたら、スーパーサンシから運営方法を支援してもらっているようだ。
参考リンク】http://news.butsuryujin.org/topics/10957.html
・北海市場 屯田店 入口
・北海市場ネット宅配車
●スーパーセンタートライアル屯田店
札幌市北区屯田9条12丁目1−1
通路も広く、すっきりした店内。お客さんも多く、どのカゴにも生鮮3品、惣菜、握り寿司の大パックと共に衣料品、雑貨も上下満タンに入っている。冬物の衣料品も食品と同時に買うことができるスーパーセンター業態。お客さんのトライアルでの買い物を見ると、生活に密着しているお店なのだと感じた。
●マルコストアー本店
札幌市北区篠路2条5丁目10−1
2024年5月27日リニューアルオープン。
富良野産、江別産など、地元野菜が豊富。「とうきび98円」の前には皮入れの箱。売り場で皮を大胆に剥き何本もまとめ買いしている。地元ならではの買い方。大阪ではとうもろこしの価格は高いし、1本ずつラップに包まれていることが多い。
鮮魚も生ホッケ、ほや、ソイ、フクラギ、ハッカクなど、北海道ならではの魚が丸もので並んでいる。お客さんも鮮魚を目的で来店しているようで真剣に選んでいる。
・外の皮入れの箱
●ラッキー 篠路店
札幌市北区篠路3条4丁目1−34
駐車場を共有する敷地内の専門店数も多い。ラッキーの店内には100円ショップ、薬局。日常の食生活には充分な食材の他、冷凍食品の種類も豊富だし、北海道銘菓などここへ来たら全て揃うのではないだろうか。どこのラッキーにも共通することだが、陳列が美しく、気持ちよく買い物ができる。
・ラッキー 篠路店漬物用品売り場
和日配売り場には糀や味噌を使った漬物が多く並んでいたので、郷土料理として、昔から食べてきたことがよくわかる。今でも家庭で大量に作る食文化が残っているんだ。ここまで漬物用の調味料、容器が一斉に並んでいる売り場は久々に見た。
●マンボウ
札幌市西区西野2条6丁目3
スーパーマーケットではなく訳あり商品が並ぶ食品店。しかし「食品」を購入する場として、朝から駐車場には車がいっぱいで人の出入りも多い。賞味期限が1ヶ月後の味噌、キズあり新物サンマ5尾199円など、手書きで安い理由が書かれているので、納得をして商品を買うお客さんが多いのだろう。
●ラッキー西山店
札幌市西区西野8条8丁目2−46
戸建ての整備された住宅地にある小ぶりの店舗。給茶器のある休憩場も用意されているし、1本売りの長ネギなど、フェイス少なく多くのアイテムが並ぶ。セルフレジのみだがお客は慣れた様子で商品通しも会計もスムーズ。年齢の高そうなお客さんも、セルフレジしかないとなると、スーパーに寄り添い適応するように努めるのだと思う。このエリアには無くてはならないスーパーマーケットであることがわかる。
●コープさっぽろ 新さっぽろ店
札幌市厚別区厚別中央1条6丁目3−3 BiVi新さっぽろ
新さっぽろ駅直結BiVi新さっぽろ1階。商業施設内の配置のためか、居抜きのような変則的な売り場配置で、既存のスーパーでの買い物に慣れているお客さんは、買いにくく感じるかも。しかし、オフィスのランチ需要にも合わせたような、個食対応の惣菜やサラダが並び、店舗デザインもわざとモダンな雰囲気にしているのかもしれない。
●ダイイチ すすきの店
札幌市中央区南4条西4丁目1番地1 COCONO SUSUKINO B2F
地下鉄南北線「すすきの」駅直結、以前は百貨店があった場所に出来た商業施設の地下に出店。階上にはお土産店・飲食店が入っているが、惣菜、生鮮品がここまで沢山並ぶ店は、観光客、通勤客にもありがたいだろう。地下と言っても、開放的な空間になっており、通路も売り場も広い。10年前、旭川のダイイチ旭町店にて「セブンプレミアム商品がお求めいただけるようになりました」のポスターが張られていたことを覚えている。当時よりも多くのセブンプレミアム商品が並んでいた。
●ダイイチ 平岸店
札幌市豊平区平岸1条12丁目1番35号
ダイイチ すすきの店以上に売り場面積が広く、より生鮮品が充実している。10年前に買い物をした旭川のダイイチより洗練された印象。
●北海市場 山鼻店
札幌市中央区南22条西7丁目1−23 アクロスプラザ南22条
北海市場 屯田店と同様、売り場は暗いトーンで天井には造花のツタが張り巡らせているから、これが北海市場の共通デザインなのね。肉、魚だけでなく、ドライグロサリー売り場は、カルディとジュピターと成城石井が混じったような珍しい商品がぎっしり並ぶ。
●コープさっぽろ やまはな店
札幌市中央区南22条西10丁目1−1
2階に「無印良品」の店舗があり、来店動機に繋がるだろう。
焼き鮭の入ったお弁当は580円。低価格をウリにしているお弁当を見慣れていただけに、高く思えるがご飯の量は160gという手頃な分量で、鮭の切り身の厚みと副菜の品質、品数は、食べたら納得できる価格なのではないか。
・魚屋の脂ののった焼き鮭弁当
・コープさっぽろ製氷機の氷を入れるビニール袋
保冷のため付ける氷の袋はペラペラの場合が多いが、この店ではしっかりしたビニール袋を用意されていた。このような部分が生協への信頼に繋がる。
●スーパーアークス 山鼻店
札幌市中央区南12条西11丁目2−10
本部店舗。牛肉も、握り寿司も、アイテム数も多く買って帰りたくなるクオリティの商品が揃っている。年季の入った店舗のようだが、陳列も美しく気持ちよく買い物ができる。
●ラルズマート 伏見店
札幌市中央区南18条西17丁目1−1
周辺にはマンションが多く、100円ショップ、クリニック、美容院など、昔から地域の中心となってきたことがわかる。刺身の盛り合わせは品質が良く、盛り付けも美しくお買い得に思える。
●キテネ食品館月寒店(全日食チェーン)
札幌市豊平区月寒東3条4丁目2−6
鮮魚売り場の鮮度が良く地場魚の種類も豊富。お客さんは店員に筋子の買い時など相談をしていたので、鮮魚を買うならここと決めている様子。訳あり人参袋に詰め放題108円、白ねぎの先の部分だけを一抱えもあるような大束で30円、下の部分を100円などなど、業務用客も多いのではと思われる品揃え。
●まいばすけっと月寒中央通4丁目店
札幌市豊平区月寒中央通4丁目4−30
大阪には無い「まいばすけっと」北海道にはあるのね!と買い物をした。若い世代がコンビニ代わりに使っていた。東京ではひとつの商店街に何軒も出店しているし、マンションの1階のテナントがまいばすけっとになっているのを見て、1日どれぐらいのお客さんが来店したら成り立つ業態なんだろうと思ったものだ。大阪にも生鮮コンビニ業態はあるが、やはりまいばすけっとの充実度には及ばない。高齢社会にはまいばすけっとが必需品になるだろう。
昨今、東京、大阪など都心部のスーパーマーケットは、惣菜の種類や価格が話題になることも多く、惣菜合戦が繰り広げられている。札幌のスーパーマーケットは、むしろ鮮魚、野菜が充実しているスーパーマーケットに来店客も多く賑わっていた。生産地が近く、素材をシンプルに茹でる、焼く、煮るという簡単調理をするだけで美味しいことが認識されているから鮮度重視になるのだろう。
久々の札幌では、話題となっているスーパーマーケットでも買い物をした。消費者は、お買い得な品を求めて、プロの料理人が業務用食材を仕入れていたような店にまで、車で買い込みに行くようになった。不景気だからマスコミで取り上げられる目立つスーパーマーケットはインパクトがある。
しかし、地域の食を支えてきた、昔からのスーパーマーケットは、基本の売り場ができており、品質と価格のバランスが取れた安定した買い物ができる。地味なようではあるが、それがスーパーマーケットの姿ではないかとしみじみ思った。