早朝5時から始まる大阪東部中央卸売市場東果大阪株式会社のセリ見学に参加してきました。
積雪と気温が低い影響で、例年より商品は少ない。
しかし朝5時のサイレンと共にセリ開始。
ベルトコンベヤーの上をみかん、りんごが流れて行きます。
果物の上には、暗号のような用紙が載せられ、謡うような声かけと
手で合図を送り、セリ人と仲卸業者との掛け合いが始まります。
どこで、いつセリ落とされたのか、 必死で見ていても不明・・・。
しばらくすると、セリ人が交代。
産地ごとに、担当者さんが違うのです。
産地では、セリ担当者を招き産地の青果物の特性について
また、扱う数量についての会議も開催されているそうです。
スーパーマーケット万代で見かけるECOみらいたまねぎも積まれていました。
JA大阪泉州 松波きゃべつ・彩音きゃべつ
箱詰めは生産者ごとにされています。箱には生産者の名前入り。
今年は、気温が低いため1箱10玉入りが多いとか。
毎年なら8玉入りが主流なのに。
近郷セリ
大阪近隣から届く野菜。青ネギ、春菊などが多い。
スーパーマーケットサンプラザで並んでいる八尾堆肥研究会の
八尾特産の若ごぼうもありました。
八尾の若ごぼう、昨日スーパーマーケットサンプラザで買ったところです!
市場には、色々な産地から、工夫を凝らしたデザインの箱に入った野菜・果物が
積まれていました。商品の特性を伝える努力をされているネーミングも付いています。
しかし、私達消費者が店頭で買う時には「産地」「野菜名」しかわからない場合が多い現状は残念です。
せっかくの産地の努力が、店頭で消費者にダイレクトに伝わる方法は無いものだろうか。
あまりに大量な日本全国からの野菜・果物の箱を見上げながら考えました。