ただの備忘記録

忘れないように記録を残します。忘れるから記録に残してます。そして、その記録が役立つといいかな。

初音ミク

2008年03月10日 | IT全般

●前置き(DTMと技術的な説明)
20数年前、コンピュータで音楽を作る作業は、音符をまず文字列に直すことから始めました。
N88BASICの頃は「sound "L4CDER4CDER4"」という命令文で「四分音符ドレミ四分休符ドレミ四分休符」を表し、これでパソコンが楽器として音を出していました。
現在では、打ち込みも進化し、マウスで画面上の五線譜に音符や休符を並べたり、鍵盤を叩くことでそのまま音階と長さを記録させることができます。
このような楽譜のデータと、シンセサイザーのもつ楽器の音とを組み合わせて、様々な楽器の音を作り出します。
例え楽器が弾けなくとも、作曲をし、音楽を奏でることが可能になったのです。

Wikipedia:DTM
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%87%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%83%88%E3%83%83%E3%83%97%E3%83%9F%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%83%83%E3%82%AF

そして、ここにまた1つの進化がありました。それが、VOCALOIDです。
コンピュータに声を出させる音声合成システムというのも、コンピュータ音楽と同じくらい古くからあります。しかし、単調な日本語の50音の音を並べただけのもので、言葉としては聞きづらいものでした。
もちろん、音声合成の技術も日進月歩で、コンピュータに文書を自然な声で読み上げさせることができるようになってきました。
そんな、音声合成の技術と、DTMの技術を融合させたのが、歌うソフトウェアの技術なのです。

「初音ミク」という製品は、VOLCALOID2という、シリーズの1作品目となります。
これを使って、自分の作曲した曲を歌わせることができるようになったのです。
更にこれによって作られた歌に合わせて、様々な映像作品が作られて、目でも楽しめるようになりました。
インターネットが普及し、Youtubeが流行した今、時代にマッチした登場だったと言えます。

●製作会社公式HP
クリプトン・フューチャー・メディア

●アニメーション作品
[PV]みっくみくにしてあげる/初音ミク Miku Hatsune(画質・音質修正)
VOCALOID2 初音ミクに「Ievan Polkka」を歌わせてみた(完成版)
【勝手にアニメPV】WhiteLetter【完成版】 (STEREO)(高画質)
初音のみくぴったん
初音ミクでドナドナ
代弁させていた初音ミクにちょっと本音で歌ってもらった
【初音ミク】なんでミクはネギ好きなのか?【ネギ】
ARToolKitで初音ミクも『ウッーウッーウマウマ(゜∀゜) 』

●工作動画
初音ミク ニコニコ動画で見つけた神動画!
ラクガキ王国で初音ミクを作ってみた。ロイツマ (STEREO)
はちゅねミクをDSで動かしてみた[プロトタイプ]
適当にはちゅねミクを作ってみた
初音ミク(はちゅねミク)実際に作ってみた・何度目だ
ARToolKitで初音ミク
ARToolKitで初音ミク(その2)
ARToolKitで初音ミク(その3)
ARToolKitで初音ミク(その4):解説編
ARToolKitで初音ミク(その5):影をつけてみるテスト
ARToolKitで初音ミク(その6):LIVE

●MP3
オリジナル楽曲へのリンク集

●ツール
MikuMikuDance(モーション(振り付け)作成ツール)

●記事
ITmedia:クリプトン・フューチャー・メディアに聞く
(1) 「音の同人だった」――「初音ミク」生んだクリプトンの軌跡
(2) 「初音ミク」ができるまで
(3) 初音ミクが開く“創造の扉”
(4) JASRACモデルの限界を超えて――「初音ミク」という“創作の実験”
「神ツール」――初音ミク踊らせるソフト「MikuMikuDance」大人気