娘が、自信がないと言ってピアノの練習をしなかったらしい。
先日、友達の家で遊んだときにピアノを弾いていて、友達が自分と同じ課題曲を上手に弾いたと聞いてた。
私「今日、ピアノの練習しなかったんか?」
娘は黙って部屋に逃げてしまった。
私「怒ってないから話聞いてや」
そう言って、娘の隣に座った。
私「ピアノ面白くなくなったんか?」
娘は黙って首を横に振る。
私「○○ちゃんのピアノ聞いて自信なくしたんか?」
娘「うん」
私「あんな、自信ってのは、練習と一緒にコツコツやって積み上げていくもんやで。いつも言ってたやろ。できるできる、って言いながら全然できてなかったやろ。今まで、自分はこれだけできるんやと思ってたけど、○○ちゃんのピアノを聞いて、自分は出来てなかったことにようやく気づいたってことやんか。これは良かったんやで」
娘は意外そうに私を見ていた。
私「昔の人でな、孫子って人がいて、敵を知り己を知れば百戦危うからず、って言ったんや。戦いに勝つには敵を知るだけじゃなく、自分のことも判っていたら必ず勝てるってことや。いま、その自分がどれくらいのレベルかやっと気づいたってことやんか。そうやろ」
ちょっと話が難しくなりそうなので、簡単にしてみた。
私「ええか。お菓子の袋を空けたら、いっぱい入ってると思ってたら半分しか入ってなかった。なんやこれ、と思うかもしれんけど、最初から半分しか入ってなかったんやから、別に損した訳やないやろ。いままで、自分の持ってた自信ってのは、本当の自分のレベルじゃなかったんや。でもな、今までやってきて、ここまでできるようになったんや。それが下手になったんと違うやろ。それはなんも変わらへんやん」
私「前に山登りしたやんか。途中で諦めたら頂上には登れへんやろ?○○ちゃんのお陰で、いまやっと頂上が見えたんや。目標が判ったんや。ちゃんと自分のレベルが判ったんやから、これは良いことやねん」
私「山に登るとき、追い越して昇っていく人とか、ゆっくり登ってる人とかいたやろ?どうやって登るのが一番大事やと思う?」
娘「急いで登る」
私「違う。自分のペースで登ることや。休みながらでも頂上を目指して登ることや。そうやって、登ったやんか」
私「そうや。山に登ったとき、しんどかったけど、綺麗な景色見て、神様がプレゼントしてくれたんや。良かったって言ってやんか。ピアノもがんばったらちゃんと神様が見ててくれる。途中で諦めたらもったいないやろ」
娘「うん」
私「最初から自信なんてなかったんや。コツコツやったらそれが自信になるんや。自分で作っていくんやで。最初からなかったもん、なくなったって言うことないんや、お菓子と一緒で、最初からそんなけしかなかったんやから。いままでコツコツやってきて上手になってきたのはパパも判ってるから、○○ちゃんみたいになりたかったら、続けるしかないんやで。そうやって続けてたら、ちゃんとそれが自信になるからな」
娘「うん、判った」
と、こんな感じで説得してみた。まあ、たまには息抜きも必要なんだよね。
明日はあまり口うるさく注意しないように頼んだ。マイペースでやってみて欲しい。
先日、友達の家で遊んだときにピアノを弾いていて、友達が自分と同じ課題曲を上手に弾いたと聞いてた。
私「今日、ピアノの練習しなかったんか?」
娘は黙って部屋に逃げてしまった。
私「怒ってないから話聞いてや」
そう言って、娘の隣に座った。
私「ピアノ面白くなくなったんか?」
娘は黙って首を横に振る。
私「○○ちゃんのピアノ聞いて自信なくしたんか?」
娘「うん」
私「あんな、自信ってのは、練習と一緒にコツコツやって積み上げていくもんやで。いつも言ってたやろ。できるできる、って言いながら全然できてなかったやろ。今まで、自分はこれだけできるんやと思ってたけど、○○ちゃんのピアノを聞いて、自分は出来てなかったことにようやく気づいたってことやんか。これは良かったんやで」
娘は意外そうに私を見ていた。
私「昔の人でな、孫子って人がいて、敵を知り己を知れば百戦危うからず、って言ったんや。戦いに勝つには敵を知るだけじゃなく、自分のことも判っていたら必ず勝てるってことや。いま、その自分がどれくらいのレベルかやっと気づいたってことやんか。そうやろ」
ちょっと話が難しくなりそうなので、簡単にしてみた。
私「ええか。お菓子の袋を空けたら、いっぱい入ってると思ってたら半分しか入ってなかった。なんやこれ、と思うかもしれんけど、最初から半分しか入ってなかったんやから、別に損した訳やないやろ。いままで、自分の持ってた自信ってのは、本当の自分のレベルじゃなかったんや。でもな、今までやってきて、ここまでできるようになったんや。それが下手になったんと違うやろ。それはなんも変わらへんやん」
私「前に山登りしたやんか。途中で諦めたら頂上には登れへんやろ?○○ちゃんのお陰で、いまやっと頂上が見えたんや。目標が判ったんや。ちゃんと自分のレベルが判ったんやから、これは良いことやねん」
私「山に登るとき、追い越して昇っていく人とか、ゆっくり登ってる人とかいたやろ?どうやって登るのが一番大事やと思う?」
娘「急いで登る」
私「違う。自分のペースで登ることや。休みながらでも頂上を目指して登ることや。そうやって、登ったやんか」
私「そうや。山に登ったとき、しんどかったけど、綺麗な景色見て、神様がプレゼントしてくれたんや。良かったって言ってやんか。ピアノもがんばったらちゃんと神様が見ててくれる。途中で諦めたらもったいないやろ」
娘「うん」
私「最初から自信なんてなかったんや。コツコツやったらそれが自信になるんや。自分で作っていくんやで。最初からなかったもん、なくなったって言うことないんや、お菓子と一緒で、最初からそんなけしかなかったんやから。いままでコツコツやってきて上手になってきたのはパパも判ってるから、○○ちゃんみたいになりたかったら、続けるしかないんやで。そうやって続けてたら、ちゃんとそれが自信になるからな」
娘「うん、判った」
と、こんな感じで説得してみた。まあ、たまには息抜きも必要なんだよね。
明日はあまり口うるさく注意しないように頼んだ。マイペースでやってみて欲しい。