ただの備忘記録

忘れないように記録を残します。忘れるから記録に残してます。そして、その記録が役立つといいかな。

本「探偵ガリレオ」

2008年06月22日 | 日記

久しぶりに文庫本を読んでみた。「ガリレオ」の原作となる小説、東野圭吾の「探偵ガリレオ」だ。
TVと比べると登場人物が多かったり、逆に少なくなっていたりすることもあるけど、話の大筋は同じ。
若干、TVの方が余計なことをしている気がする。DVDを見ていて、「このシーンって長撮りする必要ないよな」ってところが少々気になっていた。
回によっては尺を縮めるために登場人物を削っているのに、柴崎コウのため泣くシーンに時間を掛けてたりしていた。

さて、本のほうだけど、厚みの割には数時間で読み終える。
目線はほとんど草薙刑事になっている。TVでは最初と最後くらいしか出番のない人物だ。
湯川も、草薙とは学友なので気さくな人物と感じられる。出番は意外と少ないと思った。
文章そのものに大きな特徴があるとは思えなかった。トリックのアイデアはTVと全く同じだったので、そこがこの本の最大の面白味なのだろうということは判った。

なんとしても、映画の前に原作を読み切ってしまおうと目論んでいる。

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