原題は「August Rush」です。
生まれて直ぐに親と離ればなれになった子どもが、両親との再会を信じて苦難に耐えながら、音楽に触れることでその夢へと近づくという物語です。
父はロッカー、母はチェリストで、一夜限りの出会いで、二人も離ればなれになってしまいます。
子どもは生まれてからずっと11年も施設で暮らしています。彼には自然の音が全て音楽に感じられ、ある日、音を求めて施設を飛び出します。
(ネタバレ注意)
非常に王道な感じの展開でした。しかし、ギリギリの展開というのではなく、なんとなくハッピーエンドに向かって順調に進んでいるなという感じでした。
施設でいじめられるシーンも1カットだけだし、あまり苦労をしているところは、実は描かれていません。そのため、才能を見出されるとあまりにも順調に話が進んでしまいます。
それでも多少の波乱があるものの、そういうシーンは短くて、困難な場面とはなりません。緊張感がほとんどなかったと思います。
子どもはほとんど苦労せず、天才の一言で才能がどんどん認められて大舞台へと上がってしまいます。
展開としては、安直としか言いようがないと思います。
(更にネタバレ注意)
最後は期待通りのハッピーエンド?
だと思うんですが、お互い相手のことを思っていて10年ぶりに出会った男女が、微笑みを交わしただけで終わるでしょうか。
もっと溢れる感情があり、それをどう押し留めて良いか判らなくなると思うのに、二人で静かにステージを見上げています。
父親は子どもがいることすら知りません。母親は子どもが生きていると知らされたばかりで、顔写真だけを頼りに、子どもの背中だけを見つめています。
一番盛り上がるはずのシーンが、あまりにも穏やかで拍子抜けしてしまいました。
生まれて直ぐに親と離ればなれになった子どもが、両親との再会を信じて苦難に耐えながら、音楽に触れることでその夢へと近づくという物語です。
父はロッカー、母はチェリストで、一夜限りの出会いで、二人も離ればなれになってしまいます。
子どもは生まれてからずっと11年も施設で暮らしています。彼には自然の音が全て音楽に感じられ、ある日、音を求めて施設を飛び出します。
(ネタバレ注意)
非常に王道な感じの展開でした。しかし、ギリギリの展開というのではなく、なんとなくハッピーエンドに向かって順調に進んでいるなという感じでした。
施設でいじめられるシーンも1カットだけだし、あまり苦労をしているところは、実は描かれていません。そのため、才能を見出されるとあまりにも順調に話が進んでしまいます。
それでも多少の波乱があるものの、そういうシーンは短くて、困難な場面とはなりません。緊張感がほとんどなかったと思います。
子どもはほとんど苦労せず、天才の一言で才能がどんどん認められて大舞台へと上がってしまいます。
展開としては、安直としか言いようがないと思います。
(更にネタバレ注意)
最後は期待通りのハッピーエンド?
だと思うんですが、お互い相手のことを思っていて10年ぶりに出会った男女が、微笑みを交わしただけで終わるでしょうか。
もっと溢れる感情があり、それをどう押し留めて良いか判らなくなると思うのに、二人で静かにステージを見上げています。
父親は子どもがいることすら知りません。母親は子どもが生きていると知らされたばかりで、顔写真だけを頼りに、子どもの背中だけを見つめています。
一番盛り上がるはずのシーンが、あまりにも穏やかで拍子抜けしてしまいました。