越谷まで深夜の「シン・ゴジラ」上映を見に行ってきました。
怪獣映画というよりも元々のパニック映画のコンセプトに戻って、もっと国家の危機対応を細かく描いていて社会ドラマっぽくなっていた。
そして日本の国力を上げて対応するのだけど、それは決して武力の勝利ではなく、技術立国らしい科学の勝利だった。
ストーリーは強引に進んで行くところはほとんどなく、スムーズに受け入れられる内容だった。慌ただしく時間が足りないくらいに色々と詰め込まれていたとは思うけど、そこは緊張感が続いていて良かった。
巨大なゴジラがビルをなぎ直して進むシーンがかなりリアルで緻密に描かれているのもすばらしい。それも遠景で大きな景色の中にゴジラを立たせて、ゴジラが吐いた炎が街を焼き尽くす様も、規模が大きくて圧巻の映像だった。
背中からレーザービームを出して何もかも切り裂いて、ビルも切り裂き崩れていく。本当にリアルだった。映像に誤魔化しがない感じがとても良かった。
JRの各路線の電車が並列で突撃していく様とか、ゴジラにストローで飲み物を与えるようなシーンとか、ちょっと笑える絵面でした。
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