ただの備忘記録

忘れないように記録を残します。忘れるから記録に残してます。そして、その記録が役立つといいかな。

映画「ザ・マジックアワー」

2008年06月11日 | 映画

公式サイト: http://www.magic-hour.jp/

久々に、笑いの絶えない面白い映画を観ることが出来ました。
コメディですかた多少強引に話が進みます。でも、そこが不自然に見えないのは、シナリオの良さ、演出の良さだけではなく、役者の演技力あってことだと感じられます。
役者を役として演じるのは難しいと思います。佐藤浩市のなんとも間抜けな役者っぷりが最高です。
きっと誰が見ても笑える映画に間違いありません。最後のドキドキする展開も笑いなしでは見られないので、スカッとするには今最高のエンターテイメントだと言えるでしょう。
シアターを出てからも笑いがしばらくあったのが印象的でした。


オンライン付箋サービス lino

2008年06月08日 | 日記

http://linoit.com/

ブラウザの画面内に付箋を貼るというサービスです。
オンラインでどこでも見られるというだけでなく、友達や一般に公開して、画面そのものを共有できるという点が非常に面白そうです。
自分専用のキャンバス(画面のこと)を持つだけでなく、SNSのように友達(友達リストへの登録が必要)や一般公開のためのキャンバスも作ることができます。
基本的にはURLを教えない限りは、例え友達リストに登録があってもキャンバスにアクセスすることはできません。逆に、公開リストへの掲載を許可するとそこから誰でもアクセスできるようになります。

付箋には文字だけでなく、写真や動画を貼ることもできます。また、カレンダーで期限を設定することもできますので、スケジュール管理にも使えます。
家族や職場、友達同士の連絡盤として使ったり、アイデアを書き留めたり集めたりするとか、写真を持ち寄っても楽しそうです。

携帯電話、RSS、メールからの投稿、メールへ投稿の通知などにも対応しています。

↓こちら、だれでも書けるお試しキャンバスを用意しました。登録なしで付箋を貼れるようにしてあります。
http://linoit.com/canvas/shurey/%E3%81%8A%E8%A9%A6%E3%81%97%E3%83%9C%E3%83%BC%E3%83%89
誰が貼ったのか名前っぽいものを書いておいてください。誰かわからないものは、どんどん削除します。


音楽発表会

2008年06月07日 | 娘小2
娘の小学校で音楽発表会があった。
せっかく休みを取ったので、10分前に家を出た。出番は2番目だから余裕はあるはずだった。
信号が赤になったので、少し遠回りしたら、校庭の体育館側に出るからいいやと思ってたら、校庭に入れなくて、ぐるっと反対側に戻る。そうこうして体育館に着いたら、丁度2年生の出番が終わったところだった。
間に合わなかったよ。

落ち込む娘

2008年06月05日 | 娘小2
娘が、自信がないと言ってピアノの練習をしなかったらしい。
先日、友達の家で遊んだときにピアノを弾いていて、友達が自分と同じ課題曲を上手に弾いたと聞いてた。

私「今日、ピアノの練習しなかったんか?」
娘は黙って部屋に逃げてしまった。
私「怒ってないから話聞いてや」
そう言って、娘の隣に座った。
私「ピアノ面白くなくなったんか?」
娘は黙って首を横に振る。
私「○○ちゃんのピアノ聞いて自信なくしたんか?」
娘「うん」
私「あんな、自信ってのは、練習と一緒にコツコツやって積み上げていくもんやで。いつも言ってたやろ。できるできる、って言いながら全然できてなかったやろ。今まで、自分はこれだけできるんやと思ってたけど、○○ちゃんのピアノを聞いて、自分は出来てなかったことにようやく気づいたってことやんか。これは良かったんやで」
娘は意外そうに私を見ていた。
私「昔の人でな、孫子って人がいて、敵を知り己を知れば百戦危うからず、って言ったんや。戦いに勝つには敵を知るだけじゃなく、自分のことも判っていたら必ず勝てるってことや。いま、その自分がどれくらいのレベルかやっと気づいたってことやんか。そうやろ」
ちょっと話が難しくなりそうなので、簡単にしてみた。
私「ええか。お菓子の袋を空けたら、いっぱい入ってると思ってたら半分しか入ってなかった。なんやこれ、と思うかもしれんけど、最初から半分しか入ってなかったんやから、別に損した訳やないやろ。いままで、自分の持ってた自信ってのは、本当の自分のレベルじゃなかったんや。でもな、今までやってきて、ここまでできるようになったんや。それが下手になったんと違うやろ。それはなんも変わらへんやん」
私「前に山登りしたやんか。途中で諦めたら頂上には登れへんやろ?○○ちゃんのお陰で、いまやっと頂上が見えたんや。目標が判ったんや。ちゃんと自分のレベルが判ったんやから、これは良いことやねん」
私「山に登るとき、追い越して昇っていく人とか、ゆっくり登ってる人とかいたやろ?どうやって登るのが一番大事やと思う?」
娘「急いで登る」
私「違う。自分のペースで登ることや。休みながらでも頂上を目指して登ることや。そうやって、登ったやんか」
私「そうや。山に登ったとき、しんどかったけど、綺麗な景色見て、神様がプレゼントしてくれたんや。良かったって言ってやんか。ピアノもがんばったらちゃんと神様が見ててくれる。途中で諦めたらもったいないやろ」
娘「うん」
私「最初から自信なんてなかったんや。コツコツやったらそれが自信になるんや。自分で作っていくんやで。最初からなかったもん、なくなったって言うことないんや、お菓子と一緒で、最初からそんなけしかなかったんやから。いままでコツコツやってきて上手になってきたのはパパも判ってるから、○○ちゃんみたいになりたかったら、続けるしかないんやで。そうやって続けてたら、ちゃんとそれが自信になるからな」
娘「うん、判った」

と、こんな感じで説得してみた。まあ、たまには息抜きも必要なんだよね。
明日はあまり口うるさく注意しないように頼んだ。マイペースでやってみて欲しい。

映画「アフタースクール」

2008年06月04日 | 映画
公式サイト:http://www.after-school.jp/

内田けんじ監督の「アフタースクール」を見てきました。
途中までこんなつまらない展開で大丈夫かと、別の意味でハラハラ。しかし、話は後半になって突然ガラリと様子が変わります。
ネタバレなので何も言えないのが辛いですが、それまで整然としていたパズルのピースがバラバラになったと思ったら複雑に絡み始めます。
いくつもの複線があったことが分かりますが、登場人物と一緒に観客全員が騙されていたことに気づかされ、そこからまた意外な展開が待ち受けています。そして、最後はすっきりハッピーエンドを迎えます。この辺がさすがだなと思います。
前作「運命じゃない人」でもそうでしたが、最後までうやむやで残るピースはありません。
エンディングを見ながら、あの人は結局どういう役割だったんだろう?と思ってたら、エンドロールの最後に登場します。
この監督の映画は最後までみないと損をしますよ。

少しネタバレを・・・

話は3人の同級生の平穏な生活から始まります。しかし、私たちはもうそこから騙されていました。
善人は善人、悪人は悪人とはっきり決着が付くのもすっきりします。ときどき、良い台詞もあります。
「おまえは、こんなこと(友達を助けたこと)してどんな得があるんだよ。警察の犬みたいなことして」
「あんたみたいな生徒、どのクラスにもいるんだよ。全部わかったような顔して勝手にひねくれて、学校がつまんねぇだのどうだの。あのな、学校なんてどうでもいいんだよ。おまえがつまんないのは、おまえのせいなんだよ」

爆笑レッドカーペット

2008年06月03日 | 娘小2
娘は、エド・はるみ、バカリズムが好きですが、最近、天津木村も好きなようです。
エロ詩吟のネタを聞いて笑っています。
天津「ミニスカートの女性が電車で座っていると、念力で膝を動かそうとする」
天津「あると思います!」
娘「あると思います!」
私「いやいや!」

映画「運命じゃない人」

2008年06月01日 | 映画

まもなく内田けんじ監督の映画「アフタースクール」が上映されるので、前から気になっていた同監督の初映画「運命じゃない人」を借りてきました。
カンヌ批評家週間で4つの賞を取った作品として数年前に紹介されていて、ブックマークを残していました。

公式サイト:http://www.pia.co.jp/pff/unmei/index.html

最初は地味に始まります。一人の女性が大きな荷物を抱えてアパートを出ると、持っていた鍵をポストに入れます。そして、婚約指輪を質屋に持ち込み、喫茶店に入ります。そこで、次なる二人の登場人物と出会います。
次に優しい男をカメラはクローズアップします。話は少し時間を戻します。そうすると、先の映像と同じ部分が出てくるのに、見えていなかった部分が見えてきます。
まだ、この時点では話の展開が静かに行われます。
次に優しい男の友人にカメラが移動します。また時間が少し巻き戻され、これまで静かだった話の裏で、かなりの事件が起こっていることが判ります。それまでのみんなの行動に別の意味が隠されていたことが明らかになって、面白くなってきます。
そして、更に別の人物の目線に切り替わり、また時間が巻き戻され、全てが明らかになり、違和感のあった部分が何もかも明らかになります。この手法は見事でした。
そして、最後にまた最初の女にカメラが戻ります。そして、また地味にエンディング・・・と思ったら、うやむやのまま終わったりはしませんでした。
最後に少しだけハッピーな予感が待ち受けています。

見終わってちょっと得した気分になれる映画です。時間を巻き戻し、同じシーンを別の視点で見ることで、別の意味が出てくるところはとても面白かった。無駄なシーンがあるなと思っていたら、それらが全て必要なピースだったという発見が、にやりとさせてくれるのです。
映画という映像作品だからこそ面白い作品として、映画の楽しさを再発見させてくれました。