'ゆうゆう"と

 岩手の小さな街の山間から、自然やサッカーのこと、思うがままにゆうゆうと。話題を提供していきたいと思います。
 

2014 セーラーカップ サッカー少年団大会 2日目

2014-09-01 23:32:25 | sinbou_san

 今日は、セーラーカップ開会式。どうしても指導者同士は、互いに昨日の結果について話が出てくるが、子供達は昨日のことを忘れたように、元気な振る舞い。ホント、初戦が肝心ですね。どうしても、敗戦の心理状況を引きずったまま試合を重ねていくと、結果がいい方向に導かず苦戦となる。今日は、5年生・6年生とも2試合づつあり、とにかく1勝1点と願う気持ちは強まるばかり。
 思いとは裏腹に、天気はいいんだよね。深酒もできず秋風が漂い、爽やかな朝を迎えることができました。そういえば、APPIフットサル大会も行われていて、ここ安比高原はスポーツの秋で各ホテル各施設も満杯の大盛況でした。

 さて、本日も調子が上がらず「葛巻」は敗戦。いよいよ、予選リーグ最下位が現実として捉えなければならない位置まできてしまったが、最終戦「石鳥谷」は昨秋の新人戦での敗退もあり不安要素があったが、それ以上に子供達の試合前の奮起が目立った。昨日初戦でケガをした子供も、最後までベンチで応援。気分は最高潮で、キックオフとなった。最初から猛攻撃で試合を支配していたが、なかなか点が入らない。

 試合開始5分もすると雷雨になり、試合中断。子供達と雑談をしながら、試合再開を待つ間に、一句。子供達とこの雨を見て考えて出てきたセリフが、「嬉し涙で今までの努力を飾りたい」と副主将から提案。心中を感じる言葉が功を奏したのか、終わってみれば前半3:0。後半1:0で堂々と勝利することが出来た。石鳥谷が他のチームと2引き分けしている現状からも、決して弱いチームではないことを証明した気がする。子供たちのモチベーションの上げ方しだいで、結果は大きく変わる気がしました。

 5年生の最終試合「宮野目」戦は、攻め込まれていたが反撃し先制し前半を終了。試合前に全員出場を掲げていたために、迷いも生じ、そして交替しているうちに「同点」そして「逆転」を許し敗退。試合後の挨拶では、ほとんどの5年生が「勝ちたかった」と涙を流した。
 結局のところ、勝ちに徹するか全員出場か岐路に立たされた試合だったと思う。

やはり、「少年たちの」というところで、いろんな考え方があり、父兄の皆さんと議論して行かなければならない壁なのかもしれませんね。来年は、リーグ戦が始まりますので、その立ち位置・スタンスは、運営していくうえで重要になってくる気がします。

 「教えない指導法」

頑張って行きましょう。