プーシキンの「スペードの女王」を読みながら、チャイコフスキーの組曲「スペードの女王」を聴きました。
あ、逆ですね。聴きながら読む の方が感覚としては正しいですね。
読んでいる途中、あれ?スペードの女王なんて出てこないじゃない?と思いましたが、これが大どんでん返しになるわけです。
短編で一気に読めますので、興味をもたれた方はぜひ読んでみてください。もしかしたら、青空文庫で読めるかも。
音楽の方はどうかといいますと、有名な「くるみ割り人形」や「白鳥の湖」にはインパクトや工夫が及ばないものの、物語の筋がわかって聴くとなるほど、この場面ね。と思えます。
でも、やっぱりちょっと物足りない気がしました。
チャイコフスキーに皮肉は似合わないのかもしれません。