よく行く服屋さんからこの春から仕入れているブランドのSALEをやりますよ(^O^)/とメールが来た。
店長のセンスは抜群だし、ファッショントークもなかなかためになるので、ちょっと見せてもらおうとお店に行ってみた。時間があまりなかったので、気になったのを5,6着選び、順に試着させてもらった。
スカーフ生地のような、黒地に花模様の入ったブラウスがとても素敵だった。店長は靴も出してきてくれて一緒に合わせてみたんだけど(つま先がとんがったエナメル素材のスニーカー)、その日自分で履いて行った革靴よりもしっくりくる。まぁ、同じお店の商品だし、なにせ店長がひとりで仕入れてくるんだから当然なんだけど。
店長曰く、「このお洋服にはこの靴、っていうコーディネートがあるの。足元が大事っていうかね、せっかくこのブラウスを着ても、スタン●ミスとかコン●ースになっちゃうと引き立たない・・。このスニーカーは形がキレイでソールが白だから重くないでしょ・・」と、そのエナメルのスニーカーをイチオシなのだ。
わかる・・ような気がする。今の私には新しいブラウスより足元に気をつかうのがよりベストなのだろう。店長はそのことを言いたかったのだと思う。
よく考えてみると、私にとって靴は「道具」に近いポジションなのだと思う。行きたいところへ行くための道具。移動の道具。歩くことが苦にならない。天気が良くて時間が許せば30分だろうと1時間だろうとよく歩く。だから、だいたいスニーカーかペタンコの革靴を履いて外出するのだ。
結局、その時は時間がなくなっちゃって「ごめんなさいっ!もう行かなくちゃ」という感じで切り上げてしまった。でも、靴に関して自分の中で考え方が変わりつつあるのは確かだ。
「道具」ではなくて、コーディネートの一部として、洋服の一枚として考えてみると、ちょっと違う感覚で靴を選ぶようになるかもしれない。
歩くのが好き、華奢でキレイでも痛い靴はイヤ(だから履く機会が減る)。そうなるとやっぱりキレイ目なスニーカーってことになるんだろうか。。
私はどちらかと言えば革靴が好きだ。靴磨きをして革の経年変化を楽しむのが好き。スニーカーは履きつぶしになるので革靴よりは安いけど、高くつくし、毎回買い物しなくちゃいけないから時間も取られる。秋冬なら、コートにあわせたブーツがあれば安心だけど、コートを着ない季節はそうはいかない^^;
お気に入りの洋服を素敵に着こなすための一足。キレイ目だけど痛くない一足。服をたくさん持つより、今ある洋服のコーディネートが楽しくなる靴を選ぶことが大事なんだろうな。