<読書メモ 2010年9月>
カッコ内は、2019年現在の補足コメントです。
当時、仕事がめちゃくちゃ立て込んでいて、
逃避するように読書をしていました。
疲れてたのかな、いつもよりライトな本も入ってますね。
そして、メモが全然ない。一切ない。
どんだけ忙しかったんだよ…。怖いわ。
『峠』(上中下巻)司馬遼太郎
(メモなし。
言わずと知れた(?)長岡藩家老・河井継之助と言えば『峠』
世の読者が史実と小説を混同する作品の代表作と言えば『峠』
の、あの『峠』です。
そういう前提を知った上で読んでも、私の脳内日本史は
だいぶ『峠』に引っ張られています。
「桜飯」と言えば大根の味噌漬けを入れたたきこみごはんだよね!
長岡名物だよね!と言うくらいには引っ張られています。
実際には、「桜飯」にまつわる資料は発見されていないし、
郷土料理としても存在確認されていないようです。
司馬史観の恐るべきパワーここに極まれり、です)
『奇想と微笑-太宰治傑作選』森見登美彦 編/太宰治
(メモなし。
太宰治の生誕100年の際に出版された短編集。
有名作というよりは、森見登美彦氏の好みで選ばれた
「ヘンテコ」「愉快」な19編で構成される一冊です。
個人的には「カチカチ山」の太宰的解釈のお話しが、
こういう見方もあるのか~と、印象的でした。
当時は気づかなかったけど、『太宰治の辞書』(北村薫)を読んだ際に
太宰は本歌取りというか新釈というか、そういうのが
本当に上手いし、凄い人なんだなあと、ちょっと印象が変わりました)
『ダーティー・ワーク』絲山秋子
(メモなし。
『小説すばる』に隔月連載された連作短編集。
ローリング・ストーンズの曲がそれぞれのタイトルになっています。
連作としてしっかり構成されていて、
登場人物がそれぞれ繋がっているので順を追って読むのを
おススメします)
『ほんたにちゃん』本谷有希子
(メモなし。
執筆当時は19歳だったそうです。すごいなあ。
上京したてのイタすぎて尖りすぎて自意識過剰で
他人事じゃない恥ずかしさなのに面白くて電車では読めない一冊。
松尾スズキが監修している雑誌『hon-nin(本人)』に連載された
作家本人を題材とした「本人本」というシリーズの一冊のようです。
まるっきりの私小説ではなさそうですが。
作者の名前は「もとやゆきこ」ですが、この本の影響で
未だに「ほんたにゆきこ」と読んでしまう)
『西原理恵子の人生画力対決』西原理恵子
(メモなし。
スペリオールに連載されていた画力対決漫画ですね。
ロフトプラスワンで公開ライブイベントとして実施して、
その内容を元に漫画化。コンテンツとしてちゃんとしてますよね。
ゲストが大御所ばっかりで、めちゃくちゃディスっているのに
ちゃんとウケてて、サイバラさんすごいわ)
カッコ内は、2019年現在の補足コメントです。
当時、仕事がめちゃくちゃ立て込んでいて、
逃避するように読書をしていました。
疲れてたのかな、いつもよりライトな本も入ってますね。
そして、メモが全然ない。一切ない。
どんだけ忙しかったんだよ…。怖いわ。
『峠』(上中下巻)司馬遼太郎
(メモなし。
言わずと知れた(?)長岡藩家老・河井継之助と言えば『峠』
世の読者が史実と小説を混同する作品の代表作と言えば『峠』
の、あの『峠』です。
そういう前提を知った上で読んでも、私の脳内日本史は
だいぶ『峠』に引っ張られています。
「桜飯」と言えば大根の味噌漬けを入れたたきこみごはんだよね!
長岡名物だよね!と言うくらいには引っ張られています。
実際には、「桜飯」にまつわる資料は発見されていないし、
郷土料理としても存在確認されていないようです。
司馬史観の恐るべきパワーここに極まれり、です)
『奇想と微笑-太宰治傑作選』森見登美彦 編/太宰治
(メモなし。
太宰治の生誕100年の際に出版された短編集。
有名作というよりは、森見登美彦氏の好みで選ばれた
「ヘンテコ」「愉快」な19編で構成される一冊です。
個人的には「カチカチ山」の太宰的解釈のお話しが、
こういう見方もあるのか~と、印象的でした。
当時は気づかなかったけど、『太宰治の辞書』(北村薫)を読んだ際に
太宰は本歌取りというか新釈というか、そういうのが
本当に上手いし、凄い人なんだなあと、ちょっと印象が変わりました)
『ダーティー・ワーク』絲山秋子
(メモなし。
『小説すばる』に隔月連載された連作短編集。
ローリング・ストーンズの曲がそれぞれのタイトルになっています。
連作としてしっかり構成されていて、
登場人物がそれぞれ繋がっているので順を追って読むのを
おススメします)
『ほんたにちゃん』本谷有希子
(メモなし。
執筆当時は19歳だったそうです。すごいなあ。
上京したてのイタすぎて尖りすぎて自意識過剰で
他人事じゃない恥ずかしさなのに面白くて電車では読めない一冊。
松尾スズキが監修している雑誌『hon-nin(本人)』に連載された
作家本人を題材とした「本人本」というシリーズの一冊のようです。
まるっきりの私小説ではなさそうですが。
作者の名前は「もとやゆきこ」ですが、この本の影響で
未だに「ほんたにゆきこ」と読んでしまう)
『西原理恵子の人生画力対決』西原理恵子
(メモなし。
スペリオールに連載されていた画力対決漫画ですね。
ロフトプラスワンで公開ライブイベントとして実施して、
その内容を元に漫画化。コンテンツとしてちゃんとしてますよね。
ゲストが大御所ばっかりで、めちゃくちゃディスっているのに
ちゃんとウケてて、サイバラさんすごいわ)