<読書メモ 2012年3月 ①>
カッコ内は、2019年現在の補足コメントです。
『田舎の刑事の闘病記』滝田務雄(たきたみちお)
深夜ドラマで観て、原作を読む。
原作の方がいいな。
ドラマは回を追うごとに酷くなる…。
(ドラマのタイトルは『デカ☆黒川鈴木』で、
主演が板尾創路だったんです。
なんか、回を追うごとに制作が雑になってる感じがして
結局最後まで観なかった気がします。
原作はお嬢様育ちの妻とか良い感じにおもしろいです。
一見すると堅物なのに、腹のなかでは器のちっちゃいことや
くだらないことを考えている(推理力は一応ある)
田舎の刑事・黒川氏の事件簿的な短編集。
この一冊で6篇が収録されています。
そして!!!
シリーズ第1作は、これじゃないんです!!!
また読む順番間違えた!!!)
『白い兎が逃げる』有栖川有栖
(メモなし。
<作家アリスシリーズ>の短編集です。
臨床犯罪学者の火村准教授が探偵のシリーズですね。
4編が収録されています)
『田舎の刑事の趣味とお仕事』滝田務雄
うん、原作の方が良い。
(はい、こちらがシリーズ一冊目です!
お間違いなく!!!
放置せず早々に一冊目を読んだあたり、
当時の私はそれなりにこのシリーズを気に入ったのでしょう。
こちらは短編が5篇収録されています。
表題作が作者のデビュー作で<ミステリーズ!新人賞(2006)>受賞。
シリーズ3作目にして長編の『田舎の刑事の好敵手』も
去年に出版されたようです。
久しぶりに読もうかな)
『楽昌珠』森福都
夢の中の設定がいまいちわかりにくかったのだけど、
まあまあおもしろく読みました。
(作者がお得意の古代中国ファンタジー。
二十歳前にしてすでに人生行き詰まっているような
田舎の男女3人が不思議な桃林で再会。
それぞれが夢に落ちると、唐の都の宮中に存在する人物に
転生(?)していて…
というファンタジーの入れ子か?!という複雑な構造。
で、それぞれが主人公の3連作。
『楽昌珠』『復字布』『雲門簾』
ちなみに導入で絶対に“邯鄲の枕”とか“胡蝶の夢”とか“一炊の夢”とか
連想するじゃないですか。
これは夢オチだな!!って思っちゃうじゃないですか。
ところがどっこい、そういうわかりやすい教訓話でもないので、
なんだかモヤッとするような、考えさせられるような、
軽く一本とられたような、そういう意味でも不思議なお話しです)
カッコ内は、2019年現在の補足コメントです。
『田舎の刑事の闘病記』滝田務雄(たきたみちお)
深夜ドラマで観て、原作を読む。
原作の方がいいな。
ドラマは回を追うごとに酷くなる…。
(ドラマのタイトルは『デカ☆黒川鈴木』で、
主演が板尾創路だったんです。
なんか、回を追うごとに制作が雑になってる感じがして
結局最後まで観なかった気がします。
原作はお嬢様育ちの妻とか良い感じにおもしろいです。
一見すると堅物なのに、腹のなかでは器のちっちゃいことや
くだらないことを考えている(推理力は一応ある)
田舎の刑事・黒川氏の事件簿的な短編集。
この一冊で6篇が収録されています。
そして!!!
シリーズ第1作は、これじゃないんです!!!
また読む順番間違えた!!!)
『白い兎が逃げる』有栖川有栖
(メモなし。
<作家アリスシリーズ>の短編集です。
臨床犯罪学者の火村准教授が探偵のシリーズですね。
4編が収録されています)
『田舎の刑事の趣味とお仕事』滝田務雄
うん、原作の方が良い。
(はい、こちらがシリーズ一冊目です!
お間違いなく!!!
放置せず早々に一冊目を読んだあたり、
当時の私はそれなりにこのシリーズを気に入ったのでしょう。
こちらは短編が5篇収録されています。
表題作が作者のデビュー作で<ミステリーズ!新人賞(2006)>受賞。
シリーズ3作目にして長編の『田舎の刑事の好敵手』も
去年に出版されたようです。
久しぶりに読もうかな)
『楽昌珠』森福都
夢の中の設定がいまいちわかりにくかったのだけど、
まあまあおもしろく読みました。
(作者がお得意の古代中国ファンタジー。
二十歳前にしてすでに人生行き詰まっているような
田舎の男女3人が不思議な桃林で再会。
それぞれが夢に落ちると、唐の都の宮中に存在する人物に
転生(?)していて…
というファンタジーの入れ子か?!という複雑な構造。
で、それぞれが主人公の3連作。
『楽昌珠』『復字布』『雲門簾』
ちなみに導入で絶対に“邯鄲の枕”とか“胡蝶の夢”とか“一炊の夢”とか
連想するじゃないですか。
これは夢オチだな!!って思っちゃうじゃないですか。
ところがどっこい、そういうわかりやすい教訓話でもないので、
なんだかモヤッとするような、考えさせられるような、
軽く一本とられたような、そういう意味でも不思議なお話しです)