正月休みの間、だらだら呑んだくれる際のおともに
『檀流クッキング』を読んでいました。
おいしそう、とか、やってみたい、とか以前に
「無頼っつか、自由だな!檀一雄!!」
と思います。
うらやましいです!
『檀流クッキング』は昭和44年の1年間
サンケイ新聞に連載された原稿を一冊にまとめたもの。
一回分が3ページくらい?
週2くらいのペースですかね?
まえがきでも9歳で母親が出奔して、
やむなく毎日台所に立ち…という
ハードモードな料理事情を書いていますが。
出てくる料理も珍しいものから定番ものまで幅広く、
つくりかたの略し方や旬の食材の扱いも、
長年料理している人だからこその描写だなあって感じです。
にしても、このペースで料理のことを書き続けるって
凄いなと感心してしまいます。
で、内容ですが。
相変わらずの読者のツッコミ待ちかな?的な
檀流トーク炸裂です。
超たのしい。
“どんなご家庭でも簡単にできる”とか言いながら、
肉屋に行って「タン(舌)ハツ(心臓)のつながっているもの」を買いなさいとか、
竹林に行って採れたてのタケノコを焼けとか、無茶言うな。
自由すぎである。
読んでいて惚れ惚れする。
私は料理がぜんぜんダメなので真似できないけど、
檀先生なら軽やかにおいしくつくるんだろうなあ、
とワクワクする中国やロシアの地方料理もたくさん出てきます。
檀ふみの「料理一等兵として手伝った記憶」的な
エッセイも思い出されて、さらに良い感じです。
『檀流クッキング』を読んでいました。
おいしそう、とか、やってみたい、とか以前に
「無頼っつか、自由だな!檀一雄!!」
と思います。
うらやましいです!
『檀流クッキング』は昭和44年の1年間
サンケイ新聞に連載された原稿を一冊にまとめたもの。
一回分が3ページくらい?
週2くらいのペースですかね?
まえがきでも9歳で母親が出奔して、
やむなく毎日台所に立ち…という
ハードモードな料理事情を書いていますが。
出てくる料理も珍しいものから定番ものまで幅広く、
つくりかたの略し方や旬の食材の扱いも、
長年料理している人だからこその描写だなあって感じです。
にしても、このペースで料理のことを書き続けるって
凄いなと感心してしまいます。
で、内容ですが。
相変わらずの読者のツッコミ待ちかな?的な
檀流トーク炸裂です。
超たのしい。
“どんなご家庭でも簡単にできる”とか言いながら、
肉屋に行って「タン(舌)ハツ(心臓)のつながっているもの」を買いなさいとか、
竹林に行って採れたてのタケノコを焼けとか、無茶言うな。
自由すぎである。
読んでいて惚れ惚れする。
私は料理がぜんぜんダメなので真似できないけど、
檀先生なら軽やかにおいしくつくるんだろうなあ、
とワクワクする中国やロシアの地方料理もたくさん出てきます。
檀ふみの「料理一等兵として手伝った記憶」的な
エッセイも思い出されて、さらに良い感じです。