昨日行った、カトリック阿倍野教会で行われている「ルネサンスのア・カペラの響き」は数年ぶりの参加だった。
最初に行ったのは、5-6年前にとある施設に置いてあった、一枚のプリントがきっかけだった。
当時、朝のバロック音楽をいつも聴いていて、古典派から近現代音楽までのクラシク音楽家から、更に幅を広げ、バッハやテレマンその他多くのバロック音楽にも興味を持っていた。
ところが毎朝聴いていたバロック音楽の番組で、たまにルネサンス期の音楽を聴くことが出来たが、聞けるチャンスは少なかった。
そこに、「ルネッサンスのア・カペラの響き」のチラシをみて少し興味を持った。
しかし、入場無料は良いが、合唱曲には余り興味は持ってなかったし、場所を見るとややこしい所にあるし、会場がカトリック教会なので、入信に誘われるのではと、あらぬ心配をした。
合唱曲ということに関しては、バロック期はまだ楽器や木管・金管楽器や鍵盤楽器も発達していなくて、合唱曲の伴奏も多分リュートのような物ではなかったかと思っていた。
その意味で、ルネッサンスのア・カペラは元々当時の音楽のオリジナルの状態に近いのではないかと思った。
そういえば、グレゴリオ聖歌も無伴奏であった。
当時そんなことを考えながら、バロック期の音楽を聴ける機会はほとんどないので行ってみようという気になり、行った。
しかし、初めての場所で、途中道に迷い大変な思いをした。
教会は、こじんまりした教会だった。
教会の内部は、真っ白で、中に背中が机になった長いすが祭壇に向って3列に並んでいて、各列20本近くあったように思う。
天井の照明も左右に1列3-4個ずつ天井からつるされていて、ランプシェードは、4枚の花びらのようになっていておしゃれだ。
玉造駅の北西にある、カトリックのカテドラル大聖堂はクリスマスミサの見学に行ったことはあったが、阿倍野教会は家庭的な感じだった。
古いお寺や神社もそれぞれ、建築に特徴があり美しいが、歴史は浅いが、日本のキリスト教の教会もそれなりに、美的構成を考えていると思っている。
その後、最初の演奏会の時にメールアドレスを登録したので、それ以降演奏会のたびにメールが届くようになり、
何度も行っている。
今回は、コーラスのメンバーが増えたように思う。
男女のパートとも厚みが増して、響きが良くなった感じだ。
演奏は、ヴォーカル・アンサンブル「ラルテ・フィオレンテ」
曲目はアンドレーア・ガブリエーリ作曲 ダヴィデ詩篇(6声)<1~7>(1500年代サンマルコ大聖堂のオルガニストでもあった。)
会場に入る前、受付では、20ページに近いパンフレットが無料で配布されていた。
そこには、作曲者や曲目の解説と、全曲の歌詞のラテン語と日本語が記載されていた。
遅れて入ったときには、日本の歌を3曲歌っていた。
その後本番の演奏に入った。
この時期の音楽は、バロック音楽の基礎になったと言われている。
ここで聴く曲は、いつも始めて聴く曲ばかりなので聴くのに神経を使う。
天正使節団もこのような曲を聴いていたのかなと思いを馳せながら、天使のような音楽を聴いていた。
ただ、曲をよく聴くとただ美しいだけでなく、歌詞に合わせ技法的にも表現にも様々な変化を付けているのがよくわかった。
演奏中、必死でラテン語を目で追ったが、無駄なことだとわかった。
しかし、以前の演奏会の時に何度かその前に演奏されたCDとパンフレットを購入したが、CDを何度か聞きつつパンフレットの歌詞を少し目で追うことが出来るようになった。
歌詞は目で追えなくても、久しぶりに、生の音楽を楽しむことが出来た。
それにしても、帰り道では、阿倍野の町並みは大きく変わりつつあるのを実感した。
最初に行ったのは、5-6年前にとある施設に置いてあった、一枚のプリントがきっかけだった。
当時、朝のバロック音楽をいつも聴いていて、古典派から近現代音楽までのクラシク音楽家から、更に幅を広げ、バッハやテレマンその他多くのバロック音楽にも興味を持っていた。
ところが毎朝聴いていたバロック音楽の番組で、たまにルネサンス期の音楽を聴くことが出来たが、聞けるチャンスは少なかった。
そこに、「ルネッサンスのア・カペラの響き」のチラシをみて少し興味を持った。
しかし、入場無料は良いが、合唱曲には余り興味は持ってなかったし、場所を見るとややこしい所にあるし、会場がカトリック教会なので、入信に誘われるのではと、あらぬ心配をした。
合唱曲ということに関しては、バロック期はまだ楽器や木管・金管楽器や鍵盤楽器も発達していなくて、合唱曲の伴奏も多分リュートのような物ではなかったかと思っていた。
その意味で、ルネッサンスのア・カペラは元々当時の音楽のオリジナルの状態に近いのではないかと思った。
そういえば、グレゴリオ聖歌も無伴奏であった。
当時そんなことを考えながら、バロック期の音楽を聴ける機会はほとんどないので行ってみようという気になり、行った。
しかし、初めての場所で、途中道に迷い大変な思いをした。
教会は、こじんまりした教会だった。
教会の内部は、真っ白で、中に背中が机になった長いすが祭壇に向って3列に並んでいて、各列20本近くあったように思う。
天井の照明も左右に1列3-4個ずつ天井からつるされていて、ランプシェードは、4枚の花びらのようになっていておしゃれだ。
玉造駅の北西にある、カトリックのカテドラル大聖堂はクリスマスミサの見学に行ったことはあったが、阿倍野教会は家庭的な感じだった。
古いお寺や神社もそれぞれ、建築に特徴があり美しいが、歴史は浅いが、日本のキリスト教の教会もそれなりに、美的構成を考えていると思っている。
その後、最初の演奏会の時にメールアドレスを登録したので、それ以降演奏会のたびにメールが届くようになり、
何度も行っている。
今回は、コーラスのメンバーが増えたように思う。
男女のパートとも厚みが増して、響きが良くなった感じだ。
演奏は、ヴォーカル・アンサンブル「ラルテ・フィオレンテ」
曲目はアンドレーア・ガブリエーリ作曲 ダヴィデ詩篇(6声)<1~7>(1500年代サンマルコ大聖堂のオルガニストでもあった。)
会場に入る前、受付では、20ページに近いパンフレットが無料で配布されていた。
そこには、作曲者や曲目の解説と、全曲の歌詞のラテン語と日本語が記載されていた。
遅れて入ったときには、日本の歌を3曲歌っていた。
その後本番の演奏に入った。
この時期の音楽は、バロック音楽の基礎になったと言われている。
ここで聴く曲は、いつも始めて聴く曲ばかりなので聴くのに神経を使う。
天正使節団もこのような曲を聴いていたのかなと思いを馳せながら、天使のような音楽を聴いていた。
ただ、曲をよく聴くとただ美しいだけでなく、歌詞に合わせ技法的にも表現にも様々な変化を付けているのがよくわかった。
演奏中、必死でラテン語を目で追ったが、無駄なことだとわかった。
しかし、以前の演奏会の時に何度かその前に演奏されたCDとパンフレットを購入したが、CDを何度か聞きつつパンフレットの歌詞を少し目で追うことが出来るようになった。
歌詞は目で追えなくても、久しぶりに、生の音楽を楽しむことが出来た。
それにしても、帰り道では、阿倍野の町並みは大きく変わりつつあるのを実感した。