ニュース考
アメリカ国内ですら、環境問題で反対運動が起きているオスプレイを、人口密集地の普天間基地に配備するのは、いかがなものか。
日本政府は、アメリカ政府に対し対等に物が言えないのか。日本がアメリカの番犬とか、最後の州と、自国民に揶揄されるのは、日本政府にアメリカを親友として正面から対等に話し合う姿勢がないからだ。
民主党政権は、政権をとってから徐々に国民の声に耳を傾けなくなり、その感度も鈍ってきたのではないか。
これは、旧小沢派の主張の問題ではなく、政権交代による、与党ボケのような物で、自民党もかつてそうであった。
政府・与党は、原子力問題も含め、国民の生命財産を守る観点から、環境と安全にもっと敏感に、厳しくするべきであろう。
国民の現政権に対する政策実行力の無さを、このような観点で強く意識していることも、一つの原因ではないか。
ただ、自民党を見ると、インフラの老朽化を口実に、旧来の土建国家を夢見ているのではないかと思わせるところがある。
無論インフラの老朽化対策(橋梁、高速道路、港湾、・・)は必要で、多額の予算が必要なことも確かだが、そのために、継続的メンテナンスによるリフレッシュの技術開発をし、低コストでインフラを効率的に再生させる技術開発の努力が必要だろう。これは、与野党関係なく共通のテーマとして考えるべきものだろう。
7月24日(火)の注目ニューススクラップ
東京電力福島第一原子力発電所の事故で放出された可能性がある放射性物質ストロンチウム90が、茨城や東京など10の都県でも検出されたことが文部科学省の調査で分かりました。
こうしたストロンチウムが文部科学省の調査で検出されたのは、福島、宮城以外では初めてですが、「濃度は非常に低く、健康への影響はほとんどない」ということです(NHK)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120724/k10013823121000.html
24日の東京株式市場は、スペインの国債の利回りが一時、自力での財政再建が危ぶまれる水準を大きく上回ったことなどから、ヨーロッパの信用不安が拡大することへの懸念が強まり、日経平均株価は取引時間中としてはおよそ1か月半ぶりに8500円を割り込みました(NHK)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120724/k10013802581000.html
信用不安が続くユーロ圏では、各国で財政赤字を減らすための緊縮策が続けられているにもかかわらず、公的債務の残高が全体としては増えていることが分かりました(NHK)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120724/k10013800051000.html
ヨーロッパの信用不安が収まらないなか、大手格付け会社のムーディーズは、23日、ユーロ圏各国のうち、格付けが最も上位にあるドイツなど3か国の国債について、中期的な見通しを、これまでの「安定的」から「ネガティブ」へと変更し、将来的な格下げの可能性があると位置づけました(NHK)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120724/k10013801031000.html
23日のヨーロッパの金融市場では、スペインの財政に懸念が強まって10年ものの国債の利回りがユーロ導入以来最も高い水準まで上昇したほか、各国で株価も下落し、スペインやイタリアでは、株式の投機的な取り引きを抑制するため、いわゆる「空売り」を一時的に禁止する措置が取られました(NHK)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120724/k10013800211000.html
アメリカ軍が国内で最新型輸送機「オスプレイ」を使った夜間の低空飛行訓練を計画したところ、地元住民から騒音や環境への悪影響を懸念する声が上がったことから、訓練の開始が遅れる事態となっていることが分かりました。アメリカ空軍は、西部ニューメキシコ州にあるキャノン空軍基地の周辺で、「オスプレイ」と固定翼の輸送機を使った夜間の低空飛行訓練を行うことを新たに計画し、去年、訓練内容や環境への影響に関する情報を住民に公開しました。
ところが、騒音や環境への悪影響に対する懸念から、州内や隣りのコロラド州の住民の一部の間で反対運動が起き、およそ1600件の意見が基地に寄せられました。
このため、空軍はさらなる環境影響評価を行う必要があるとして、訓練の開始を少なくとも来年の初頭以降に遅らせる事態となっていたことが分かりました(NHK)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120724/k10013824912000.html
総務省消防庁は24日、猛暑日があった16~22日に熱中症で救急搬送された人の数(速報値)を発表した。前週の2倍を超える5467人で、死者13人、3週間以上の入院が必要な重症者は137人。65歳以上が全体の45.9%を占めた。(朝日新聞デジタル)
http://www.asahi.com/national/update/0724/TKY201207240264.html
大リーグ、マリナーズのイチロー外野手(38)=本名、鈴木一朗=が23日(日本時間24日)、2投手との交換トレードでヤンキースに移籍した。背番号は「31」。早速、ヤンキースのユニホーム姿で、古巣となったシアトルでのマリナーズ戦に8番右翼で先発出場。第1打席に中前安打を放ち、盗塁も決めた。(朝日新聞デジタル)
http://www.asahi.com/sports/update/0724/TKY201207240105.html
以下その他の7月24日(火)のニューススクラップ
東京電力・福島第一原子力発電所で収束作業を請け負った会社の役員が、作業員に対して被ばく線量を少なく装うよう指示した問題で、厚生労働省は放射線量が高い現場で作業するすべての業者について同じような行為が行われていないか調査することになりました(NHK)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120724/k10013808212000.html
野田総理大臣は、参議院予算委員会の集中審議で、アメリカ軍の最新型輸送機「オスプレイ」について、安全性に対する国民の懸念を重く受け止めるとしたうえで、事故原因に関する調査チームを今週中にも立ち上げ、日本側として機体の安全性を確認するまでは、飛行させない方針を改めて強調しました(NHK)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120724/k10013820501000.html
H2Bロケットによって21日打ち上げられた無人補給船こうのとり(HTV)には、国際宇宙ステーション(ISS)への物資補給が終了してISSから切り離された後、地球の大気圏に再突入して自らの機体が壊れ、燃える様子をとらえる観測機器が載っている。観測データを詳しく分析することで、日本独自の有人宇宙船の開発に必要な技術を得るのが究極の目標だ。(朝日新聞デジタル)
http://www.asahi.com/science/update/0721/TKY201207210123.html
電機大手のシャープが、同社で初めての大規模な人員削減の検討に入ったことが明らかになった。これまでは配置転換などで雇用を守る経営を掲げてきたが、2012年3月期決算が過去最悪の赤字となり、4~6月期も主力の液晶やテレビ事業の不振が続いたため方針転換に踏み切る。 (朝日新聞デジタル)
http://www.asahi.com/business/update/0724/OSK201207240031.html
アメリカ国内ですら、環境問題で反対運動が起きているオスプレイを、人口密集地の普天間基地に配備するのは、いかがなものか。
日本政府は、アメリカ政府に対し対等に物が言えないのか。日本がアメリカの番犬とか、最後の州と、自国民に揶揄されるのは、日本政府にアメリカを親友として正面から対等に話し合う姿勢がないからだ。
民主党政権は、政権をとってから徐々に国民の声に耳を傾けなくなり、その感度も鈍ってきたのではないか。
これは、旧小沢派の主張の問題ではなく、政権交代による、与党ボケのような物で、自民党もかつてそうであった。
政府・与党は、原子力問題も含め、国民の生命財産を守る観点から、環境と安全にもっと敏感に、厳しくするべきであろう。
国民の現政権に対する政策実行力の無さを、このような観点で強く意識していることも、一つの原因ではないか。
ただ、自民党を見ると、インフラの老朽化を口実に、旧来の土建国家を夢見ているのではないかと思わせるところがある。
無論インフラの老朽化対策(橋梁、高速道路、港湾、・・)は必要で、多額の予算が必要なことも確かだが、そのために、継続的メンテナンスによるリフレッシュの技術開発をし、低コストでインフラを効率的に再生させる技術開発の努力が必要だろう。これは、与野党関係なく共通のテーマとして考えるべきものだろう。
7月24日(火)の注目ニューススクラップ
東京電力福島第一原子力発電所の事故で放出された可能性がある放射性物質ストロンチウム90が、茨城や東京など10の都県でも検出されたことが文部科学省の調査で分かりました。
こうしたストロンチウムが文部科学省の調査で検出されたのは、福島、宮城以外では初めてですが、「濃度は非常に低く、健康への影響はほとんどない」ということです(NHK)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120724/k10013823121000.html
24日の東京株式市場は、スペインの国債の利回りが一時、自力での財政再建が危ぶまれる水準を大きく上回ったことなどから、ヨーロッパの信用不安が拡大することへの懸念が強まり、日経平均株価は取引時間中としてはおよそ1か月半ぶりに8500円を割り込みました(NHK)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120724/k10013802581000.html
信用不安が続くユーロ圏では、各国で財政赤字を減らすための緊縮策が続けられているにもかかわらず、公的債務の残高が全体としては増えていることが分かりました(NHK)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120724/k10013800051000.html
ヨーロッパの信用不安が収まらないなか、大手格付け会社のムーディーズは、23日、ユーロ圏各国のうち、格付けが最も上位にあるドイツなど3か国の国債について、中期的な見通しを、これまでの「安定的」から「ネガティブ」へと変更し、将来的な格下げの可能性があると位置づけました(NHK)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120724/k10013801031000.html
23日のヨーロッパの金融市場では、スペインの財政に懸念が強まって10年ものの国債の利回りがユーロ導入以来最も高い水準まで上昇したほか、各国で株価も下落し、スペインやイタリアでは、株式の投機的な取り引きを抑制するため、いわゆる「空売り」を一時的に禁止する措置が取られました(NHK)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120724/k10013800211000.html
アメリカ軍が国内で最新型輸送機「オスプレイ」を使った夜間の低空飛行訓練を計画したところ、地元住民から騒音や環境への悪影響を懸念する声が上がったことから、訓練の開始が遅れる事態となっていることが分かりました。アメリカ空軍は、西部ニューメキシコ州にあるキャノン空軍基地の周辺で、「オスプレイ」と固定翼の輸送機を使った夜間の低空飛行訓練を行うことを新たに計画し、去年、訓練内容や環境への影響に関する情報を住民に公開しました。
ところが、騒音や環境への悪影響に対する懸念から、州内や隣りのコロラド州の住民の一部の間で反対運動が起き、およそ1600件の意見が基地に寄せられました。
このため、空軍はさらなる環境影響評価を行う必要があるとして、訓練の開始を少なくとも来年の初頭以降に遅らせる事態となっていたことが分かりました(NHK)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120724/k10013824912000.html
総務省消防庁は24日、猛暑日があった16~22日に熱中症で救急搬送された人の数(速報値)を発表した。前週の2倍を超える5467人で、死者13人、3週間以上の入院が必要な重症者は137人。65歳以上が全体の45.9%を占めた。(朝日新聞デジタル)
http://www.asahi.com/national/update/0724/TKY201207240264.html
大リーグ、マリナーズのイチロー外野手(38)=本名、鈴木一朗=が23日(日本時間24日)、2投手との交換トレードでヤンキースに移籍した。背番号は「31」。早速、ヤンキースのユニホーム姿で、古巣となったシアトルでのマリナーズ戦に8番右翼で先発出場。第1打席に中前安打を放ち、盗塁も決めた。(朝日新聞デジタル)
http://www.asahi.com/sports/update/0724/TKY201207240105.html
以下その他の7月24日(火)のニューススクラップ
東京電力・福島第一原子力発電所で収束作業を請け負った会社の役員が、作業員に対して被ばく線量を少なく装うよう指示した問題で、厚生労働省は放射線量が高い現場で作業するすべての業者について同じような行為が行われていないか調査することになりました(NHK)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120724/k10013808212000.html
野田総理大臣は、参議院予算委員会の集中審議で、アメリカ軍の最新型輸送機「オスプレイ」について、安全性に対する国民の懸念を重く受け止めるとしたうえで、事故原因に関する調査チームを今週中にも立ち上げ、日本側として機体の安全性を確認するまでは、飛行させない方針を改めて強調しました(NHK)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120724/k10013820501000.html
H2Bロケットによって21日打ち上げられた無人補給船こうのとり(HTV)には、国際宇宙ステーション(ISS)への物資補給が終了してISSから切り離された後、地球の大気圏に再突入して自らの機体が壊れ、燃える様子をとらえる観測機器が載っている。観測データを詳しく分析することで、日本独自の有人宇宙船の開発に必要な技術を得るのが究極の目標だ。(朝日新聞デジタル)
http://www.asahi.com/science/update/0721/TKY201207210123.html
電機大手のシャープが、同社で初めての大規模な人員削減の検討に入ったことが明らかになった。これまでは配置転換などで雇用を守る経営を掲げてきたが、2012年3月期決算が過去最悪の赤字となり、4~6月期も主力の液晶やテレビ事業の不振が続いたため方針転換に踏み切る。 (朝日新聞デジタル)
http://www.asahi.com/business/update/0724/OSK201207240031.html