天気:晴 32.9 24.8℃ 67% 1.4m 西
昨日午前中の作業は、11時過ぎまでかかった。
そのため、特別な事情が無い限り自炊しているので午後の工程が大幅にずれこむことになって慌てふためいた。
昨日は、三条界隈のギャラリーを廻ってから、祇園祭の宵山を見に行こうと予定を組んでいたのだ。
とりあえず、昼食の準備をしながら、昨日記を書き汚れた作業着を洗濯した。
昼食も無事済ませ片付けも済ませ、廻るコースを考えた。
今まで祇園祭は、阪急烏の四条烏丸で下車し、山鉾のある地域の南か北の端まで行ってから、順に山や鉾を見て廻った。
今回ギャラリー廻りをするので、東山から烏丸通り界隈まで歩くだけで、かなりの距離がある。
そこで徹底的に地下鉄を利用し時間を短縮し歩く距離を減らすことにした。
ギャラリーは7時で終わるので、その後宵山に行くことにした。
しかしこれでは、宵山を見て回る時間が少なくなると思ったが、今まで四条烏丸から御池通近くまで歩いていた時間を地下鉄で置き換える、とその分時間も距離も地下鉄に置き換えることが出来ることに気付いた。
結局大急ぎで家を出て、5時過ぎに地下鉄蹴上駅に着いた。
そこから三条通り界隈にある現代美術系の画廊を訪れた。
ギャラリーすずき:アートスペース虹:モーニング:KUNST ARZT:ギャラリー16
と巡ったところで、7時近くになった。
それぞれのギャラリーには、作家が居たので、それぞれの作品に関連した話をゆっくりと聞いたりすることが出来て非常に良かった。(ギャラリー16はグループ展で話せなかった。)
いずれの展覧会も、興味深い作品が多かった。
祇園祭宵山へ行くために、地下鉄東山駅に向かった。
時間があれば更に三条河原町や寺町界隈の現代系画廊に行くのだが、その余裕は全く無かった。
地下鉄で東山駅から烏丸御池駅に向かった。
烏丸御池駅は、初めて利用する。
地図で、計画したところに出ることが出来た。
昨年苦労して四条烏丸から必死に歩いてたどり着いた「鈴鹿山」は、地下鉄を出てすぐ近くにあった。
それから、9時半頃まで必死に歩き、多くの山や鉾を見た。
路地の奥に祭ってある会所を見るため、行列に並ぶため、早く廻れないのだ。
更に、一方通行の規制がかかっていrため、目的の山を見るのに遠回りしたり、同じ道を往復したりして、かなりの距離を歩く羽目になる。
多分三分の一程度しか見ていないだろう。
見るのは、山鉾だけでなく、町家の飾りもすごいものがある。
前回まで海北友松の絵だと思っていた江戸初期の祇園祭の絵が、海北友雪の作品とわかって少しがっかりしたが、海北友雪のことを調べてはじめて知った。
海北友松は私の好きな絵師であるが、直接目にした作品は、あるが思い出せない。
今年も旧家?で展示されていた、池大雅による、光琳の写し絵(落款・銘入り)は非常に珍しく、見事であった。
毎年現代絵画を展示している旧家では、今年も全く違う大きな平面作品を展示していた。
二階にも同じ作家の連作を展示していて伝統的日本家屋の黒い背景に映える現代絵画は美しかった。
黒主山?では、山に飾られるタペストリや飾りの解説を今年もやっていた。
すべてのタペストリや飾りには、技術的、工芸的、物語、伝統・作法・・・様々な側面から語られる要素があり、一日中話しても語りきれないという。
小さな山の飾りについても、それだけ洗練され、美術工芸的に日本で最高のものを使っているのである。
しかも単に古いだけでなく、現代のトップの日本画家達の作品が、寄贈されたりタペストリに作品を残しているし、民家の飾りとして飾られている。
各山鉾ごとに違う祇園ばやしの美しさ演奏のうまさは言うまでもない。
祇園祭は、美術や音楽等、芸術芸能について、目が肥えれば肥えるほど楽しめる祭りだと感じた。
ある意味、伝統的な美術・工芸・音楽に無関心な人にとってはつまらないかもしれない。
それは、世界に誇る日本文化の文楽や歌舞伎や能・狂言にもいえることであろう。
昨日午前中の作業は、11時過ぎまでかかった。
そのため、特別な事情が無い限り自炊しているので午後の工程が大幅にずれこむことになって慌てふためいた。
昨日は、三条界隈のギャラリーを廻ってから、祇園祭の宵山を見に行こうと予定を組んでいたのだ。
とりあえず、昼食の準備をしながら、昨日記を書き汚れた作業着を洗濯した。
昼食も無事済ませ片付けも済ませ、廻るコースを考えた。
今まで祇園祭は、阪急烏の四条烏丸で下車し、山鉾のある地域の南か北の端まで行ってから、順に山や鉾を見て廻った。
今回ギャラリー廻りをするので、東山から烏丸通り界隈まで歩くだけで、かなりの距離がある。
そこで徹底的に地下鉄を利用し時間を短縮し歩く距離を減らすことにした。
ギャラリーは7時で終わるので、その後宵山に行くことにした。
しかしこれでは、宵山を見て回る時間が少なくなると思ったが、今まで四条烏丸から御池通近くまで歩いていた時間を地下鉄で置き換える、とその分時間も距離も地下鉄に置き換えることが出来ることに気付いた。
結局大急ぎで家を出て、5時過ぎに地下鉄蹴上駅に着いた。
そこから三条通り界隈にある現代美術系の画廊を訪れた。
ギャラリーすずき:アートスペース虹:モーニング:KUNST ARZT:ギャラリー16
と巡ったところで、7時近くになった。
それぞれのギャラリーには、作家が居たので、それぞれの作品に関連した話をゆっくりと聞いたりすることが出来て非常に良かった。(ギャラリー16はグループ展で話せなかった。)
いずれの展覧会も、興味深い作品が多かった。
祇園祭宵山へ行くために、地下鉄東山駅に向かった。
時間があれば更に三条河原町や寺町界隈の現代系画廊に行くのだが、その余裕は全く無かった。
地下鉄で東山駅から烏丸御池駅に向かった。
烏丸御池駅は、初めて利用する。
地図で、計画したところに出ることが出来た。
昨年苦労して四条烏丸から必死に歩いてたどり着いた「鈴鹿山」は、地下鉄を出てすぐ近くにあった。
それから、9時半頃まで必死に歩き、多くの山や鉾を見た。
路地の奥に祭ってある会所を見るため、行列に並ぶため、早く廻れないのだ。
更に、一方通行の規制がかかっていrため、目的の山を見るのに遠回りしたり、同じ道を往復したりして、かなりの距離を歩く羽目になる。
多分三分の一程度しか見ていないだろう。
見るのは、山鉾だけでなく、町家の飾りもすごいものがある。
前回まで海北友松の絵だと思っていた江戸初期の祇園祭の絵が、海北友雪の作品とわかって少しがっかりしたが、海北友雪のことを調べてはじめて知った。
海北友松は私の好きな絵師であるが、直接目にした作品は、あるが思い出せない。
今年も旧家?で展示されていた、池大雅による、光琳の写し絵(落款・銘入り)は非常に珍しく、見事であった。
毎年現代絵画を展示している旧家では、今年も全く違う大きな平面作品を展示していた。
二階にも同じ作家の連作を展示していて伝統的日本家屋の黒い背景に映える現代絵画は美しかった。
黒主山?では、山に飾られるタペストリや飾りの解説を今年もやっていた。
すべてのタペストリや飾りには、技術的、工芸的、物語、伝統・作法・・・様々な側面から語られる要素があり、一日中話しても語りきれないという。
小さな山の飾りについても、それだけ洗練され、美術工芸的に日本で最高のものを使っているのである。
しかも単に古いだけでなく、現代のトップの日本画家達の作品が、寄贈されたりタペストリに作品を残しているし、民家の飾りとして飾られている。
各山鉾ごとに違う祇園ばやしの美しさ演奏のうまさは言うまでもない。
祇園祭は、美術や音楽等、芸術芸能について、目が肥えれば肥えるほど楽しめる祭りだと感じた。
ある意味、伝統的な美術・工芸・音楽に無関心な人にとってはつまらないかもしれない。
それは、世界に誇る日本文化の文楽や歌舞伎や能・狂言にもいえることであろう。