・国民が選んだ首相になぜ軽々しく辞めろと言うのか (不満の憂さ晴らしだ。)
・加計学園問題で去年も同じ風景を見た(安倍さんが辞めればその後、誰がいるの?石破さん希望の党?)
・国会も司法も財務省の書き換えを解明せよ。(今問われているのは忖度だ。)
憂さを晴らして国を壊すな。
{「ホウドウキョク」より}
保守系の人は当然こういう言い方をするであろう。こういう人はTVのコメンテーターや解説者にたくさんいる。単に感情的に常軌を逸していると主張するだけでは、フジや読売をよく見ている人一般の人には伝わらないと思う。殆どの民放のコメンテーターに出ている田崎氏も、この問題に関し、政権交代の話やそれにつながる話題に話をすり替え、自民党内の勢力関係や時期総理候補や人物論に話題の中心をすり替えて矮小化し、論点をずらして話しをけむに巻くことも多い。(TV会社の番組制作者の意図が強い?)
我々はこうした話をフジや読売や維新シンパの人達にも、わかりやすり事実と、論理展開を用意する必要があると思う。
例えば総選挙での得票率の話をもっと強調し、政権批判票が多かったことを強調するとか、状況証拠として、組織ぐるみの財務種の公文書改ざんが、役人たちだけで出来ない上からの指示(忖度以上の上からの圧力や未必の故意と同様の圧力)や圧力を構造的な状況証拠として提示するべきと思う。(具体的証拠は出ない可能性が強い。)
もっと根本的な問題では、現政権のそもそも森友学園の小学校建設を支援しようとした意図や目的の重要性を強調する必要がある
。即ち籠池氏や自民党の多くの人が有力メンバーでもある日本会議の思想(例:教育勅語の礼賛)を具現化する小学校を建設しようとし、総理夫人が絡んだことがこの事件の出発点で、その為に行政の信頼を根底から覆す大事件となり、構造的に見れば、権力の私物化(小学校建設も、通常であれば法的に無理なものを、権力者の意向で実現させる。)になっていることが問題なのだ。
更に問題発覚後の過程で責任追及されると、公文書を改ざんし国会に偽造文書と提出し、国会の国政調査権を妨害するという、民主主義・三権分立の基本にかかわる絶対あってはならないことすら組織的にやっている。
こうした事は、組織ぐるみで行った話で、情況的(構造的)に見て担当者や官僚で出来る事ではない。当然、役人にとっては、何のメリットもないことだ。
こうしたことを考えると、組織を動かす権力者の意向による、指示又は強い圧力なしには考えられない。この問題は前川問題も同じ問題点をはらんでいる。(行政に対する自民党文教部会<道徳教育等で日本会議の思想を具現化したい。総理も同じ傾向>の圧力)
以上のような本質的なことを、市民や保守層にもわかりやすく伝える必要がある。
矮小化されたり論点をすり替えたりする議になった場合、間違った意見だ・常軌を逸していると片づけるだけではなく、本質論を平易な言葉で反論し理解を求め、矮小論や論理のすり替えに騙されないよう、問題の本質を指摘することが重要と思う。
追:
宗教思想に基づいた、学校は私立では問題ないし、認められている。(仏教・キリスト教・神道・・・)
しかし、それに対し、税金を使って公的機関や行政が積極的に特定の宗教を支援することはやってはいけないし、大きな問題である。
前川氏の問題も、自民党議員文教部会のメンバーから問い合わせを受けたことから、文部省から学校への問い合わせがあったことから問題となった。
問合せをした議員達は、日本会議のメンバーであり、安倍首相の理想とする教育方針(日本会議の思想傾向=神道系)を推進しようと活動していると聞く。
こうした私的な思想信条に基づいた見方で、公的機関を使い教育機関の教育に介入する(調査・チェック)ことが問題となっている。
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